今日は伊勢崎市・玉村町へ、高橋たもつ群馬県選挙区予定候補と街頭演説や「つどい」にまわりました。初めての町でもあたたかい激励や、石巻市出身という方もいて、とても励まされました。
高橋たもつさんは前回の参院選・昨年の衆院2区でも候補を務め、先日では電車内で高校生から「高橋さんですか」と声もかけられたとのこと。群馬の日本共産党を代表する、頼れる高橋さんなのです。教員を務めた経験などを生かし、うたや落語を通した活動も。今日も、みずからの演奏で歌い、会場を盛り上げてくれました。もちろん訴えも力強く、大軍拡をやめることが日本の平和に重要と強調されました。
街頭演説では足を止めて聞く方も。「いいこと言ってるのに、共産党という名前で損をしてる」と話され、多くの方に中身を見てもらいたいですね、との話に。最後には「がんばってね」と、激励をいただきました。「つどい」でも「共産党への誤解や偏見を持つ方に、何と話したら」との質問が。正面から「めざすのは自由な社会。だから中国や旧ソ連にもモノ言ってきた」など語ることや、見るなら中国ではなく「地域に根ざした日本共産党の姿を見てほしい」と、いつも私は答えています。
昭和3年生まれという方が話されたのは日本学術会議についてでした。「昔も少しずつ言いにくい社会へと進み、戦争になった。同じことを学術会議問題から感じる。でもマスコミも報じていない」。
学問の自由や真理の探求に政治が介入した歴史として、滝川事件を思い出しました。同じことを繰り返してはなりません。国会では能動的サイバー法案やラピダス支援法が、相次いで可決されています。サイバー法案は国民監視や先制攻撃となりかねない問題があるし、ラピダス製造の半導体は軍事転用の恐れがあります。
これらの問題を詳しく報じていないという、マスコミの現状も危うい。戦争の時代を体験された方の発言の重みを、しっかり私も受け止めて力を尽くさねばと痛感しました。
【今日の句】危うさを サイバー・ラピダス 直視して