2025年4月11日金曜日

昭和3年生まれの方の警告

 今日は伊勢崎市・玉村町へ、高橋たもつ群馬県選挙区予定候補と街頭演説や「つどい」にまわりました。初めての町でもあたたかい激励や、石巻市出身という方もいて、とても励まされました。

 高橋たもつさんは前回の参院選・昨年の衆院2区でも候補を務め、先日では電車内で高校生から「高橋さんですか」と声もかけられたとのこと。群馬の日本共産党を代表する、頼れる高橋さんなのです。

 教員を務めた経験などを生かし、うたや落語を通した活動も。今日も、みずからの演奏で歌い、会場を盛り上げてくれました。もちろん訴えも力強く、大軍拡をやめることが日本の平和に重要と強調されました。

 街頭演説では足を止めて聞く方も。「いいこと言ってるのに、共産党という名前で損をしてる」と話され、多くの方に中身を見てもらいたいですね、との話に。最後には「がんばってね」と、激励をいただきました。

 「つどい」でも「共産党への誤解や偏見を持つ方に、何と話したら」との質問が。正面から「めざすのは自由な社会。だから中国や旧ソ連にもモノ言ってきた」など語ることや、見るなら中国ではなく「地域に根ざした日本共産党の姿を見てほしい」と、いつも私は答えています。

 昭和3年生まれという方が話されたのは日本学術会議についてでした。「昔も少しずつ言いにくい社会へと進み、戦争になった。同じことを学術会議問題から感じる。でもマスコミも報じていない」。

 学問の自由や真理の探求に政治が介入した歴史として、滝川事件を思い出しました。同じことを繰り返してはなりません。

 国会では能動的サイバー法案やラピダス支援法が、相次いで可決されています。サイバー法案は国民監視や先制攻撃となりかねない問題があるし、ラピダス製造の半導体は軍事転用の恐れがあります。

 これらの問題を詳しく報じていないという、マスコミの現状も危うい。戦争の時代を体験された方の発言の重みを、しっかり私も受け止めて力を尽くさねばと痛感しました。

 【今日の句】危うさを サイバー・ラピダス 直視して 

2025年4月10日木曜日

食べることさえ困っている

 今日は茨城県へ。高橋誠一郎・県選挙区予定候補と4市をまわり、市議補欠選挙を3日後に迎える筑西市では石嶋いわお前市議とも街頭演説。各市で車から手を振る方、自転車を止めて聞いてくださる方など反応も良く、私も訴えに力が入りました。

 江尻かな県議がアナウンサーを務めていただき、水戸市では土田きよみ・なかにわ由美子の両市議、笠間市では石井さかえ・林田由美子の両市議、筑西市では三浦ゆずる市議、結城市では平陽子市議といっしょに、赤塚千夏・八千代町議も駆けつけてくださいました。

 どこでも話題は物価高。農業が盛んな地域をまわったので、とりわけ米価高騰への関心も高いのです。米づくり10年の石嶋いわおさんからも「農機具メーカーでも、農家が減少すると続けられないと悲鳴が上がっている」と、切実な声が紹介されました。

 備蓄米が放出されても、なかなか値段は下がりません。今年の夏の米不足が心配され、民間など在庫に米があがっても市場にまわらない、という問題があるのでは。やっぱり生産量がギリギリ、または足りないという状況を解決しなければいけないと思います。

 たくさん米をつくっていただくには、国が価格保障・所得補償を拡充して、安心して農業に励める状況をつくらなければなりません。豊作になったら備蓄米として国が買い取るなど、需給を市場まかせにせず、責任を果たす必要もあります。

 筑西市での「つどい」では、他にも「茨城県が全国一不登校が多いのはなぜ」「女川原発や東海第2原発など、動かすこと自体がおかしい」などの意見が。不安の大きさも、ひしひし伝わります。

 補選に向けた政策にオーガニック給食を進めることも掲げてますが、合わせて「そもそも給食のない長期休暇に、食べることさえ困っている家庭がある」との声があると紹介され、移動キッチンカーなどもできないかとの提案も。

 本気のくらし応援へ、やれることはたくさんあるはずです。しっかり語り合いながら、反映していきたい。

 【今日の句】子どもらが わびしい思いを しないよう

2025年4月9日水曜日

本気のくらし応援を

 新人候補が13人も出て4人はみ出しという、まさに大激戦の佐野市議選。日本共産党2候補(つるみ義明・滝田よう子)を必ず議会へと応援に駆けつけました。

 問われているのはズバリ「本気のくらし応援」。日本共産党のチラシでも大きく打ち出しました。これまでのアンケートでも多く寄せられたのは、物価高と生活不安だったとのことです。

 これまでも市民の願いを、しっかり届けてきた2候補。●18歳までの医療費無料化、●帯状疱疹予防接種の助成、●小中・義務教育学校での生理用品設置、などを実現できました。

 今度は「学校給食費の無償化」「国保税の均等割ゼロ」「介護保険料の負担軽減」「高齢難聴者の補聴器購入助成」をと訴えています。本気のくらし応援に、欠かせない2候補なのです。

 つるみ義明候補は、葛生町議から通算7期。市民の実態をよく知るだけでなく、市議会では業者との癒着や不正を追及する先頭に立ってきました。税金のムダ使いをただすにも、どうしても必要な議席です。

 滝田よう子候補は介護職の経験を生かし、子どもにも高齢者にもあたたかい佐野市をと大奮闘。市議会でただ1人の女性議員として、ジェンダー平等を前へ進めるためにも重要な役割を担ってきました。

 親しみやすい2人に寄せられた生活相談は、この4年で400件。市議会で取り上げなければならない声は、まだまだたくさんあるのです。必ず2人を市議会へと、私も力を込めました。

 車から手を振る方がいたり、「もう入れたよ」と激励の声もあったり。小学生は手でハートマークを作ってくれました。一方で「2人ともがんばっているから大丈夫」との声もあるとのこと。

 選挙に大丈夫ということは、絶対にありません。佐野市へお知り合いがいる方は、ぜひ支持をお広げください。

 【今日の句】安心の町へ 頼れる議席こそ

2025年4月8日火曜日

住民本位の町へ、欠かせない議席

 中富良野町議選挙の公示日。日本共産党・さとう和三候補の応援に駆けつけ、くらしの守り手・農家の代弁者として必ず押し上げてほしいと訴えました。候補も力強く決意を語り、全町への訴えにまわりました。

 さとう和三候補は町議10期の大ベテラン。新人が多数立候補する3人はみ出しの激戦ですが、物価高に苦しむ住民の確固たる味方となってがんばる、さとう和三候補の議席はなくせません。

 高校卒業までの医療費無料化、介護保険料の引き上げ抑制などの実績とともに、来年度からの学校給食費無償化も発表されました。住民の声と、さとう候補の議会論戦が結実したものです。

 「トランプ関税」が大問題となるなか、日本には取引として軍事費増大や農産物輸入が要請される可能性があります。農業が基幹産業の中富良野町で、さらに農家を苦しめることはさせない議席が必要です。

 農家の息子に生まれて跡を継ぎ、50年にわたり町の農業の実態を知る、さとう和三候補。これまでも圃場排水設備やハウス骨材への補助率回復(引き上げ)を実現するなど、農家の代弁者としての役割は大きいのです。

 多数の新人候補が出るなど、自民党政治が行き詰まっている現れでもあります。住民本位の町づくりを進めるなら、それを貫いてきた日本共産党・さとう和三候補の議席こそ。

 中富良野町に知人・友人がいる方は、ぜひ支持をお広げください。

 【今日の句】いざという時にも 欠かせない議席

2025年4月7日月曜日

街角対話と「トランプ関税」と

 朝の定例宣伝を終え、今日は札幌市中央区へ。宮内しおり道選挙区予定候補の札幌キャラバンに参加し、街頭での要求アンケートにも取り組みました。ようやく札幌も春らしくなってきましたね。

 これから学校へ向かうという20代の学生さんは「暴力が多い世の中になっているのが不安」。戦争はもとより残虐な事件などに胸を痛めているようでした。女性や障害のある方への差別・偏見が広く残されていることも、大きな課題です。

 明日が入学式という新高校生の2人とは、校則の話で盛り上がり。お1人は消費税減税に関心があり「そうなれば、お母さんも助かるでしょ」。もう1人は平和とアジア外交に関心があるとのことでした。

 2人とも、日本共産党にはいいイメージがあるとの話も。ちょっと意外でした。壁をつくらず、もっと対話を広げなきゃいけないなど反省です。

 宮内さんにはテレビ取材もありました。想定される公示日まで3ヵ月を切り、選挙も近づいてきたと否が応でも実感。駆けつけてくれた党員・後援会員さんからも「がんばらなきゃね」とありました。

 私から今日は「トランプ関税」を中心に話しました。グローバル企業を支えるような貿易体制を米国が主導しながら、それ自体を壊してしまう身勝手な「トランプ関税」。これでは米国自身も信頼を失うでしょう。

 国際的な連携・協調と、公正な貿易ルールの話し合いに日本が積極的に関与する時だと思います。米国に「日本だけ除外して」という外交姿勢では、国際協調も進まないのでは。

 米国からは高関税との引き換えに、軍事費増大や農産物輸入が要求されるかもしれません。米国いいなりという政治姿勢も、今こそ見直すときではないでしょうか。

 自動車産業を中心に打撃が心配されますが、しわ寄せは決まって労働者や下請け企業に来たのが過去の歴史。膨大な内部留保を抱える大企業に、身勝手なリストラや下請け切りなどさせないよう、政治の役割が求められます。

 コロナ禍に匹敵すると補正予算も検討しているようですが、大企業ばかりが救済されるのでは、それこそ国民不在。くらしのことも国際政治も、ていねいに語り広げていきたい。

 【今日の句】米国に追従 いつまで続けるか

2025年4月6日日曜日

希望は語り合うなかで

 今日も高橋ちづ子衆院比例予定候補と、郡山市から仙台市へ。JR郡山駅前の対話型演説は足を止めて聞く方や高校生・中学生も来てくれて、20歳の方が入党と嬉しいことも。宮城女性後援会の総会も、選挙ラッシュの今年で躍進・勝利をと盛り上がりました。

 郡山駅前は岩渕友参議・大橋さおり県議が進行を務め、穀田恵二前衆議、高橋さんに小山田ともこ県選挙区予定候補、そして私がゲストという形式。これだけのメンバーが一同に集える日程の調整さえ大変だったでしょうに、加えて音響や会場設営など準備くださったみなさんに感謝です。

 労働者・学生・子育て世代の質問や要望に応える形式でスタート。「バカンスもなく賃上げも進まない日本。どうしたら」「私大に通ってますが学費が高くて、友人もバイト尽くし。まだ学費は上がるのですか」「子ども医療費や学校給食費が、住んでいる町ごとで違う。共産党の子育て政策は」など、実態を交えた話が続きました。

 私は学費と子育てについて、党の政策や考え方を述べました。学ぶことは自分の利益になるのだと、高い学費を押しつける受益者負担主義が当然視されてきました。学びは社会に還元されるし、そもそも権利だという欧州の考えとは違いすぎます。この大元を変えることが必要です。

 子育ても自己責任だと、国は自治体任せにしてきました。医療費も学校給食も無料・無償が広がったいま、どの町でも安心して子育てできるよう国が責任を果たすべき。育児は女性の役割という風潮も残されており、ジェンダー平等を広げることも大事だと述べました。

 会場からも「食べ盛りの子どもたちがいるのに米も野菜も高い」「なぜ自民党は選択夫婦別姓に反対するのか」などのほか、「日本共産党を応援するには何をしたら」という質問もあり、私からズバリ共産党に入ってほしいと呼びかけました。それが20歳の方の入党につながったのなら嬉しいです。

 今年は仙台市長選・市議補選(太白区)、知事選・県議補選(宮城野区)も控える宮城県。女性後援会総会では高橋さんと私からの話の後に、ふなやま由美県議・高見のり子仙台市議の報告、発表されている大内まり県議予定候補・板橋ののか市議予定候補のあいさつには大きな拍手。全員必勝です。

 女川原発再稼働や病院統廃合ストップ、県営住宅を減らすなと県民運動を広げてきただけに、すべての選挙で勝利をと意気高い。さこ道子多賀城市議・阿部律子女川町議・福島かずえ前県議と並んで「がんばろう」。

 高橋さんの動画「動くちづ子通信」も撮り終えて、先ほど北海道に到着。明日も街頭演説にとまわります。

 【今日の句】前向きな 高校生も まぶしいな