2022年5月21日土曜日

ロシア隣接の選挙区だから

 今日は根室市へ、紙智子参議院議員・佐々木とし子比例予定候補と、びっしり集会・街頭演説・懇談に。領土問題未解決による影響を、あらためて今日も痛感。安倍元首相の対ロ外交の検証が絶対に必要です。

 千島歯舞諸島居住者連盟のみなさんとは、これまでも何度も懇談させていただきました。そのたびに「高齢化している元島民に残された時間は少ない」とお聞きし、今年2月、運動の先頭に立ってこられた宮谷内亮一さんも亡くなられました。私が少しでも力になれただとうかと自問しました。

 ましてウクライナ侵略もあり、領土交渉は中断。かろうじてサケ・マスやコンブ漁にかかる
交渉は進んでいるものの、今日も「漁に出ても拿捕などされないか」という不安がつきまといます。これまでもロシア警備隊のヘリが飛ぶなかで漁をするなど、緊張状態が続いてきたのです。2006年には銃撃により亡くなった方もいます。

 日本政府は領土交渉だけでなく、墓参やビザなし交流も止めてしまいました。コロナ禍もあり、この2年間は墓参もかなわず「今年こそは」との思いがあったといいます。状況は理解できるとしつつも墓に手を合わせたいとの強い思いも、ひしひしと感じました。そもそも墓だけでなく家なども置いてきた、これら残地財産の補償は、国が交渉を中断した責任として果たすべきではないのか。元島民にとっては「島」でなく「故郷」なのです。

 これまでの返還交渉に何度も一喜一憂したことを振り返りながら、次の世代の返還運動も話題にのぼりました。かつては企業側の理解もあり、働きながら全国行脚するなどの運動をしてきましたが、経済環境も厳しくなるとともに2世・3世が学ぶ機会も必要となります。そのために職員を置いた拠点づくりに国の力を発揮してほしいとの話にも、合点がいきました。

 そもそも振り返れば、千島諸島と歯舞群島・色丹島は日本が終戦とした8月15日以降に戦闘が起き、奪われていった島々です。ヤルタ協定をはじめとした不公正とともに、この歴史の事実を今こそ広げていかねばと痛感しました。「大学生の孫が『友達は領土問題の歴史もわかっていない』と言っていた」との話を重く受け止めました。私もわかりやすく話していくことに心がけたい。

 根室市の基幹産業である水産業は、領土問題の影響とともに海洋環境の変化や燃油高騰からも苦しんでいます。どうせ燃油代がかかるくらいなら、大消費地・東京などに近い東北地方へ水揚げする船もあるといいます。魚種交代となれば、加工設備も見合った変更・更新をしなければなりません。技能実習生制度が変わったため、いろんな影響が出ていることも再確認。製造・加工業をはじめ医療・介護・福祉など、人口減少からくる働き手不足の深刻さも痛感しました。

 しかし、打開策は現場から見えてもくるもの。北海道はロシアに隣接する選挙区です。しっかり国政へ反映するために、必ず参院選で勝利を。決意を新たにした1日でもありました。

 【今日の句】外交は 地域を守ると 痛感し

2022年5月20日金曜日

「稼げる大学」づくりの危うさ

 大学院生として過ごした釧路市で、お世話になった教授とも久しぶりに会うことができ、恐縮しきりにあいさつさせていただきました。いろんな思い出がよみがえりました。

 居心地が良かったのか、モラトリアムを楽しみたかったのか、修了2年のはずが1年オーバーするほど好き勝手していた私を、あたたかく見守ってくださった恩は忘れません。一方で、まだまだ余裕があった時代だったかもしれません。

 いま政府は大学関連予算を減らしたうえ「稼げる大学」をめざせと、これでは学問環境を劣化させることになりかねません。国会質疑のなかでは、国立大学の授業料の上限とされる値上げも否定しない答弁もありました。

 この法案に反対する署名は、教職員を中心に18000人分が提出されています(こちら)。学問に競争原理を持ち込み、自力で研究資金を手に入れろとなれば、軍事や利益優先のところまで手を伸ばすことになりかねません。学問が歪めかねられないのです。

 私が学んだ教育大学というのは、「稼ぐ」という基準では測れない大学です。それでも政府の意向で巻き込ませようとすることには、きっぱりNOと突きつけたい。恩師に会うことができて、その思いを強めました。

 今日は釧路市で街頭宣伝や「つどい」など、まさに分刻みで夜まで駆けまわりました。この時期は、まだまだ朝晩に暖房を入れる寒さの釧路。同じ市内でも大楽毛地域では風が強くガスもかかり、手袋をしながら支部のみなさんと宣伝に取り組みました。

 ある介護職場での「つどい」では、職員不足の実態などとともに「夫は単身赴任で子どもたちは進学など、4つの釜戸状態。物価高騰は何とかしてほしい」「大人には飲み食いを認めながら、子どもたちには修学旅行などガマン。子どもの時間は取り戻せないことを国会で訴えて」などの要望も。しっかり受け止めます。

 別の会場ではロシアへの懸念が次々と出されました。羅臼町や標津町からは「国後島で軍事演習もしている。本当に心配だ」との声もあると聞きました。漁師だったという方は、若いころはよく択捉まで漁に行ったとのこと。目の前に見える島だけに、同じ道内と比べても釧根地域の不安の度合いは違うのだと実感しました。

 明日は根室市へ、紙智子参議院議員・佐々木とし子比例予定候補とまわります。ロシアに最も近い選挙区の予定候補として、あらためて現地の声をしっかり聞きたい。

 【今日の句】学問を ゆがめる国に 未来なし

2022年5月19日木曜日

ケアに手厚い日本を

 今日も佐々木とし子比例予定候補と、十勝管内を駆けまわりました。岐阜県に匹敵する広さながら保健所が1つだけの十勝管内。命を守ることを最優先に、医療・介護・福祉・保健などケアに手厚い日本にしようと、力を込めて訴えました。ここまで減らした反省が、今の政権にあるのでしょうか。

 新得町では、根室本線が不通のままJR北海道は修復することなく、維持・存続には地方自治体が費用を負担せよと、国・道も責任を放棄してきました。社会保障も公共交通も、基本は国が維持する責任があるはずです。あらためて参院選に向けても訴えていきたい。

 音更町役場前の演説には、小野信次町長さんが顔を出してくださいました。あいさつに行くと、隣にいた神長基子町議を指して「しっかりした質問をされていますよ」と話されます。住民が主人公の立場でがんばる地方議員さんは、やっぱり日本共産党の宝。心ひとつにがんばりたい。

 民医連内後援会のみなさんが仕事の合間に駆けつけてくださったのを始め、差入れや激励のプレゼントを各地でいただき本当にありがたい。フラダンスで使うような手作りレイには、のど飴が付けられていました。心遣いの一つひとつに励まされます。

 報道各社もまわり、今日のうちに釧路市へ。十勝の昼間の暖かさから一変、肌寒さを感じるのも釧路ならでは。大学院生の時にお世話になった町ですし、この肌寒さも私にとっては何だか嬉しい。明日は釧路市内を元気にまわります。

 【今日の句】政治家の 広さも深さも 試される

2022年5月18日水曜日

新たな決意で

 比例予定候補に発表されたばかりの佐々木とし子さんと、明日まで十勝管内をまわります。まさに十勝晴れの1日で、通りすぎる方から手を振っての声援も。元気になります。

 とし子さんとは、十勝地方を連続台風が襲った時に現地を駆けずりまわりました。オスプレイの補給拠点として帯広駐屯地の利用が言われていたときには、周辺に学校などがたくさんある地図を持って道庁まで訴えに行くほど、とし子さんの行動力は折り紙付きです。

 帯広市議を4期つとめ、市民の頼れる相談相手でもあります。街頭宣伝では、とし子さんのお子さんと同級生だったという女性も応援に駆けつけてくれていました。いわぶち友参議院議員はじめ5議席を絶対確保して、さらに上積みして北海道選挙区での勝利と、とし子さんもいっしょに国会へ。私も新たな決意で、訴えに力が入りました。

 写真のような手作り横断幕も各地で掲げてくださいました。帯広駅前では「市民の風とかち」の旗も十勝晴れに映えるように、風になびいていました。このように地域であげる声こそがロシアの侵略を許さない国際世論の一翼ですし、憲法9条をいかした外交を進める力にもなっています。

 浦幌町では「日本が自給できる国にしてほしい」と、声をかけられました。そういえば新型コロナ流行当初は、マスクさえも日本で作っていなかったのかと驚いたもの。日用品はじめ、食料やエネルギーの自給を高める日本を今こそ。私も引き続き訴えます。

 豊頃町・池田町・幕別町とまわり音更町では「党を語るつどい」で、たっぷり日本共産党について話しました。「投票率をあげるには、どうしたらいいですか」という質問や「コスタリカは他国に敵をつくらず、だから軍隊もないし教育もしっかりしている。日本もならってほしい」「ウクライナ情勢に乗じて、原発再稼働をとの声が出されているのが心配です」などの意見も、次々と出されました。

 それだけ日本に矛盾が多い、ということだと思います。だからこそ「どうせ社会は変わらない」となるのか、「力を合わせれば変えられる」となるのかが分かれ道。現実を鋭く浮き彫りにしながら、前向きに変える道を、いっしょに進んでいこうと訴えていきたい。明日も元気に十勝管内をまわります。

 【今日の句】この空を 戦闘機より 鳥たちに

2022年5月17日火曜日

千島問題は自分事となっているか

 私用もあって、今日は一休み。合間に「消えた『四島返還』」(北海道新聞社)を読み進めているのですが、安倍元首相の責任は重いと痛感します。結局、経済援助のみが残っただけでなく、日本の主権に対する考え方を落とし込めてしまった責任も重い。国会で追及した者の1人としても複雑な思いがよぎります。

 岸田首相が外相だった当時、もちろん安倍首相の方針や意向は承知していたはずです。ウクライナ侵略をきっかけに領土交渉は中断していますが、今回も千島諸島についても、その不当性を鮮明にすることが大前提。それでこそ国際世論になると思います。

 ロシア側は「戦争の結果」として認めよと言い張りますが、その根拠としてのヤルタ協定が不公正なものということを引っ込めてはならない。安倍元首相は当時、私の質問にも「そうはいっても1ミリも領土は動かなかった」と答弁しましたが、譲歩したことが今の結果なのではないのか。何よりロシアの根っこには大国主義・覇権主義があるからです。

 同時に、元島民が故郷を奪われた思いを考えると、道理の主張や議論の土俵づくりとともに、墓参やビザなし交流はじめ可能なことを実現できるように私も力を尽くしたい。漁業も制限され続けただけでなく、拿捕や銃撃なども受けてきました。領土が返還されていれば、根室市の経済は間違いなく今より良くなっていたでしょう。尖閣諸島や竹島とも違う、具体的に影響が出ている領土問題は道東地方の課題ではなく、北海道の中心課題であり日本の主権問題です。

 国民・道民の多くも、どれだけ千島問題を自分事ととらえているでしょうか。身近にとらえてもらえるように、私も力を尽くしたい。

 【今日の句】どうしても 遠い故郷 近くへと

2022年5月16日月曜日

平和のバトンを未来につなぐ参院選

 定例の朝宣伝を始めようとしたら、91歳という方が「学術会議に6人が選ばれなかった。こんなことを許したらいけない。がんばってくれ」と激励を受けました。この間は戦争体験者から、みずからの経験とあわせた平和の思いを聞くことが多くあります。この思いに応えたい。

 まさに日本が戦争か平和か、分かれ道にあることを体験者だからこそ肌で感じているのだと思います。戦争を決断するのは、戦場に行かない政治家です。実際に戦争のリアルを知っているのは、体験した方々です。どちらの言葉に今こそ耳を傾けるべきか、はっきりしていると思います。危機をあおるだけの政治ではなく、戦争にならないよう外交努力に向かう政治こそ。朝から力が入りました。

 あるつどいの場でも「もう私の生きる時間も長くないけど、戦争はダメだと話していきたい」と話され、「個人の思いは寿命とともに尽きるけど、政党は途切れることなく続いていく。だから日本共産党が平和を貫いていることが大事なんです」と続けられました。

 日本共産党の100年は、このような思いをつないできた100年。今の時代も揺るがず貫いて、次の世代につなげていこう。この参院選は、未来にバトンを渡す選挙でもあるのです。

 今日は、ある中小企業役員さんとあいさつの時にも、憲法9条が話題になりました。これまでの結びつきを大事にとのお言葉もいただきました。歩くたびに、多くのことに気づかされます。

 全道をまわりきれないため、各地の後援会へのメッセージも撮りました。いろんなものが日本共産党は手作りで、支えてくれるスタッフがいるからこそ、私もたたかうことができます。もちろんサポーター・ボランティアも大募集。もうすぐ(?)サポーター用ホームページもできるとのことで、ぜひご協力お願いします。

 【今日の句】戦争を させない外交 何よりも 

2022年5月15日日曜日

初めて青い空を見た

 今日は札幌北区で連続「つどい」。初めて来たという方から「わかりやすかった。応援します」という嬉しい一言も。感想や質問も出し合って気持ちも通いあえる、こういう場を各地で持ちたいですね。長屋いずみ市議といっしょにまわりました。

 「どうすればロシアの侵略を終らせられるのでしょう」という、もどかしさいっぱいで話された方がいました。終戦のときに5歳だったという方は「父から戦争が終わったと聞いたときに、初めて青い空を見たような気がしました」とも。空には戦闘機が当たり前の、生まれた時から戦争だったという事実の重さが、ずしりと響きました。

 「戦後に日本共産党の演説を感激しながら聞きました。入党したいと思ったけど公務員だったから」とは、帰り際に話してくださった91歳の方。そう思うと1回1回の演説を大切にしなければと、思わず背筋も伸びました。ロシアの侵略を早く終わらせようとの、私の訴えにも力が入りました。

 ロシアだって攻撃は、国民の支持がなければ続きません。勇気をもって反対の声をあげている方がロシアにもいます。世界各国で侵略反対の声をあげ続けることはロシア国内にも届いているし、励みにもなるはずです。私も引き続き声をあげ続けます。

 札幌市の除排雪体制や、冬季五輪招致についての質問も相次ぎました。「東京五輪の検証がされてないまま招致するのか」との意見は、そのとおり。住民投票を求める市民の声もあり、党市議団も準備しています。本来は五輪憲章にもとづく健全な五輪こそ。IOCの商業主義や暴言など正されるべきだし、札幌市は多額の経費負担が大丈夫なのかと警鐘を鳴らしたい。

 ことは冬季五輪だけでなく、新幹線札幌駅の整備や都心再開発、高速道路から市内中心部までのアクセス道路も同時に進めるのです。そんな金が札幌市にあるのなら、今冬の福祉灯油だって実現すべきだったのでは。資材高騰が今でも顕著なのに、これから先の建設費が大きく膨らみはしないのか。国も一体に進めるだけに、しっかり私も訴えていきたい。

 後援会からのプレゼントとして、ハンカチや靴下をいただきました。昨日の業者後援会でも終了後に、「はたやまさんに新しいスーツを」と募金を集めてくださったとの連絡もいただきました。本当にありがたいです。明日もがんばろう。

 【今日の句】ミサイルが 飛ばない空の 美しさ