2012年2月4日土曜日

子どもが安心できる社会へ

  雪の降るなか、女性後援会のみなさんと宣伝! 宣伝カーの音が出ないため急きょハンドマイクを持ってくるハプニングもありましたが、にぎやかな宣伝になりましたよ。

 来週も郵政労働者の雇用問題で要請に行くのですが、不安定雇用に置かれ続けたり、雇い止めに合うのは多くが女性。

 先進資本主義国と言われる日本で、社会の現実として不当な女性差別が続いています。

 民主主義の問題であり、家計安定と消費拡大につながる経済上の問題でもあります。

 元気に訴えた後は、道革新懇主催の「北海道の子どもたちの明日を考えるつどい」に参加。

 親・教員・管理職・幼稚園長という立場からの発言で、子どもたちと教育現場の現状も浮き彫りになりました。

 とにかく管理と評価に苦しめられる学校の現場。

 道教委からの「指導」の不合理も、リアルにわかりました。

 ギスギスした学校のなかで、一番の被害者は子どもたち。

 激しい管理と競争主義で、子どもたちが「いい子」を強制され、子どもたち同士も分断されてしまう現状は、子ども達の息苦しさを生んでいます。

 国連・子どもの権利委員会が「過度に競争主義的な環境」と日本の教育環境を分析し、「学校制度および学力にかんする仕組みを再検討すること」と日本政府に勧告していることからも、今の教育行政に根本的問題があるのは明らかです。

 子どもが安心して「子ども時代」を送れる環境を、つくらなければ。

 解決する希望の道は、おとなたちが今日のような結びつきを強めること。

 おとながバラバラでは、子どもだって救えないんですから!

 【今日の句】 バラバラな 与党もどこかに あったよな

2012年2月3日金曜日

北海道を日米の軍事一体「訓練場」にするな

 日本全国、寒い1日。枝幸町・歌登では-32℃! どこでも厳寒による被害がないか、心配になります。

 苫小牧に米艦船ブルーリッジが入港することで、抗議の行動に朝早く札幌を出ました。

 予報が外れて視界が遮られるほどの雪のなか高速道路を行くと、恵庭付近でも-18℃。

 苫小牧では雪もなく晴れてましたが、それでも-15℃ほどのなかブルーリッジは入港してきました。

 苫小牧地区労連のみなさんとともに、シュプレヒコールは連合のみなさんともおこなうという共闘方式でした。

 「友好・親善」が目的とされますが、入港行動も訓練の一環なのは明白です。

 このブルーリッジは帰りに函館港にも入り、6日にはミサイル駆逐艦「マスティン」が石狩港に入港。

 2月末から3月には、道東の矢臼別演習場で日米共同演習がおこなわれます。

 日米の訓練・軍事一体化が志向されているなかで、この入港が単なる「友好・親善」ではないと理解すべきではないでしょうか。

 1980年から昨年までで、北海道には90隻(回)を超える入港がありました。

 「沖縄の負担軽減」を口実に、矢臼別や千歳での日米共同訓練も相次ぎましたが、実態は「沖縄の訓練と同質・同量」どころか拡大の道を突き進んでいます。

 北海道を、日米の軍事一体「訓練場」化することは認められない。

 さらに今度はこちらのように宇宙技術を軍事転用とは!

 民主党政権のもとでも続く「軍事増強」路線に、歯止めをかけないとなりません。

 ところで、2/5付「しんぶん赤旗」日曜版にて「シリーズ総選挙へ」という連載記事が始まり、1回目は北海道ブロックで私が紹介されています!

 見出しは「議席奪還へ燃える思い」。

 今の政治を立て直すため、私はがんばりますよ!

 【今日の句】 悪政の すべてに豆を ぶつけたい

2012年2月2日木曜日

国民の願いを裏切る政治に未来なし

  道農民連の定期大会に来賓でお邪魔し、あいさつをさせてもらいました。

 あいさつでも触れたんですが、この1年間の道農民連の活動はすばらしい。

 被災地・原発被害地には、牧草や麦ワラ、農産物をくりかえし支援してきました。

 全国で連帯して、原発被害の補償でも先頭に立ってきた。

 TPP反対の運動でも、各地で農民連が先頭に立って共同も広がっています。

 原発でもTPPでも強行突破をはかる野田政権ですが、実際は追い込まれているのは推進側ではないでしょうか。

 国民の願いを裏切り続ける政権に、未来なし。

 運動と論戦と、国会内外の力を合わせて展望の道をつくりたい--その決意を込めて、あいさつしました。

 実は今日は朝4時半に起きて、合宿中の娘の保育園へ。

 保護者が分担で朝食をつくるのですが、事情あって今朝は私になったのですよ。

 クラスのお母さん3人と、きちんと朝食49人分つくりましたよ!

 【今日の句】 暴走は きっと弱さの 裏返し

2012年2月1日水曜日

25年目の国鉄闘争

日が落ちると冷凍庫よりも寒いうえに、風まで吹いたら凍えそう! そんな寒さにも負けず、国鉄「一の日」行動に参加してきました。

 建交労道本部と全動労争議団が中心になり、国鉄闘争の解決に向けて毎月一日に札幌駅前でおこなってきた集まりです。

 写真がぶれているのは、ご容赦を!

 国鉄の分割・民営化、そしてJR発足が1987年4月ですから、国鉄闘争は今年で25年目を迎えることになります。

 和解条件のなかで、いまだ解決の道半ばなのが雇用問題。

 交渉の報告がありましたが、政府は約束履行の立場に立たないし、JRは交渉の窓口も閉ざしがち‥‥いったい何年、苦しめ続ければいいのか!と怒りも湧いてきます。

 そもそも国鉄改革は国鉄の膨大な借金を解消することが、目的とされていました。

 しかし実際は債務が逆に増え続け、しかもJRが利益最優先の経営を進めることで安全・安定輸送がないがしろにされてきたのは、JR西・福知山線事故やJR北海道のこの間の事故などからも明らかだと思います。

 一方で、JR北海道は整備新幹線の札幌延伸を進める予定ですが、そんな大型プロジェクトに取り組む余力があるなら、それに比べてわずかな人件費に過ぎない雇用問題だって解消できるではありませんか。

 こうやって訴え続けない限り、働く人のまともな権利さえ守られない国というのは、あまりに情けない。

 いつも思うことですが「26年目」をつくらないために、私でできることでがんばっていきます。

 【今日の句】 その講話 ぜひ私にも 聞かせてよ

2012年1月31日火曜日

沖縄防衛局で不当調査!

 所用で久しぶりに北海道大学構内を通りました。

 夏の緑葉、秋の紅葉、冬の白雪‥‥季節の断面を、写真から感じ取ってもらえますでしょうか?

 とはいえ、北海道もそうですが全国的に豪雪被害が続くなか、また大雪の予報が出されています。

 各自治体では除雪予算は使い切るでしょうが、特別交付税などで措置するから思い切って除雪を!と国が音頭を取るべきだと思います。

 全国的にも雪害による死者は50人を超えたとか。

 政党助成金を返上して除雪予算に回すとでもしたらいいのでは! いったい誰のための税金か。

 朝の宣伝でも政党助成金には触れましたが、ムダをなくさずに消費税増税とは国民が納得しませんよ。

 戻って国会中継を見ていたら、赤嶺議員が沖縄防衛局の不当調査を暴露!

 北海道電力の「やらせ」告発を党道委員会で受けた時もそうでしたが、内部告発は本当に信頼できるとこにしかいかないもの。

 それにしても、こんな不当調査までして宜野湾市長選挙にも介入しようとするのなら言語道断!

 すべてのウミを出し切った、国民の声が生きる政治と行政機構にしないとなりません。

 【今日の句】 憲法は 国民主権と 書いている

2012年1月30日月曜日

北海道が原発撤退の先頭に!

2~3日前になりますが、稚内市への視察が増えているとテレビニュースが報じていました。

 地方議員や自治体職員の視察先は、太陽光パネルや風車群など自然エネルギー活用施設。

 稚内市は、町全体のエネルギーの70%を自然エネルギーでまかなえています。

 最北の地で太陽光?との疑問もあるようですが、パネルの角度や吸収効率などの研究も進み、じゅうぶん最北の地でも可能であるわけです。

 原発をなくして、そこで働く人の雇用はどうする、と聞かれることがあります。

 廃炉まで長期間かかるわけで、すぐに明日から仕事がなくなるわけでもありません。

 自然エネルギー普及となれば送電網や変電所の整備も必要になるので、新たな技術・管理者育成へと段階的に切り替えていくことも可能ではないでしょうか。

 北海道にはその可能性が大きいのですから、真っ先に原発から撤退を!

 風邪なのか、ふしぶしが痛んで気になりますが、みなさんも体調管理にはお気をつけくださいね。

 【今日の句】 お日様は ずっと地球を 救ってる

2012年1月29日日曜日

教育に必要なのは、子どもと向き合える時間の余裕

  士別市から車に同乗させていただき、今日の「新春のつどい」会場の富良野市へ。途中に通る丘の街・美瑛町では、真っ白の丘陵の美しさ!

  夏の観光スポットとしても有名な美瑛町ですが、ぜひ「冬の丘」もご覧ください。おすすめですよ。

  富良野の「新春のつどい」は、餅つき・手打ちソバとにぎやかなこと!

  子どもたちも多く参加していて、杵を持つ姿を参加者が微笑ましくみていました。

  人間として子どもたちと接することの大事さを、肌で感じます。

  大阪のような強圧的な教育条例で、子どもたちの豊かな成長を保障できるとは到底思えません。

  少人数学級など教育条件の整備が、フィンランドを「学力世界一」にしたことから学べば、教育現場に競争・管理・厳罰だけを強化しても意味がないことは明らかだと思います。

   教育現場には今、「余裕」がなさすぎるのです。

  この解消が、先生と子どもたちが正面から向き合える一番の保障ではないでしょうか。

  さて富良野市では、おぎう和敏・6区予定候補とあいさつしてまわり、惜しみながら中座して赤平市の「新春のつどい」へ。

  80代の女性から「100歳まで生きるから、必ずがんばってね!」。

  炭鉱で働いていたという方からは「もう共産党しかありませんよ」。

  赤飯やビンゴの景品までもいただいて、出張前よりカバンを膨らませて自宅へ戻りました。

  カバンの膨らみは、寄せてくれた期待の数!と思ってがんばります。

  【今日の句】 子どもには 時間と愛情 たっぷりと