日が落ちると冷凍庫よりも寒いうえに、風まで吹いたら凍えそう! そんな寒さにも負けず、国鉄「一の日」行動に参加してきました。
建交労道本部と全動労争議団が中心になり、国鉄闘争の解決に向けて毎月一日に札幌駅前でおこなってきた集まりです。
写真がぶれているのは、ご容赦を!
国鉄の分割・民営化、そしてJR発足が1987年4月ですから、国鉄闘争は今年で25年目を迎えることになります。
和解条件のなかで、いまだ解決の道半ばなのが雇用問題。
交渉の報告がありましたが、政府は約束履行の立場に立たないし、JRは交渉の窓口も閉ざしがち‥‥いったい何年、苦しめ続ければいいのか!と怒りも湧いてきます。
そもそも国鉄改革は国鉄の膨大な借金を解消することが、目的とされていました。
しかし実際は債務が逆に増え続け、しかもJRが利益最優先の経営を進めることで安全・安定輸送がないがしろにされてきたのは、JR西・福知山線事故やJR北海道のこの間の事故などからも明らかだと思います。
一方で、JR北海道は整備新幹線の札幌延伸を進める予定ですが、そんな大型プロジェクトに取り組む余力があるなら、それに比べてわずかな人件費に過ぎない雇用問題だって解消できるではありませんか。
こうやって訴え続けない限り、働く人のまともな権利さえ守られない国というのは、あまりに情けない。
いつも思うことですが「26年目」をつくらないために、私でできることでがんばっていきます。
【今日の句】 その講話 ぜひ私にも 聞かせてよ
( ノ゚Д゚)こんにちは まゆゆこと橋本です。
返信削除今回、pease9sugimotoさん、kuragisutoさんの2名の方が2月1日付のコメントをリツイートして下さいました。
国鉄が解体されてもう25年にもなるのですね。
あの当時は、国労組合員でオンライン関係をやっていましたが、清算事業団行きになりそうなので、退職してしまいまし
た。あの騒然とした職場環境にも耐えられなかったせいもありました。
未だ旧国鉄で頑張っておられる方にささやかながらエールを
送りたいと思います。
まゆゆさん、コメントありがとうございます!
返信削除まゆゆさんも分割・民営化下での当事者ですものね。私が想像する以上の、当時の苦しみはあっただろうと思います。お一人お一人が選ぶ道は様々ですが、このようにすべての労働者に苦しみを押しつけ不当差別までおこなった、当時の政権と経営陣こそ責任が問われなければならない、ということだと思います。
だからこそ、和解条件でもある雇用の確保には、最低限の責任として国とJRは果たしてほしい。力を尽くしたいです。