2017年も残り数時間。政界は激動ともいえる今年でしたが、私の3大ニュースをまとめると--。
1.総選挙で「市民と野党の共闘」前進も、日本共産党は悔しい後退(10月)
結果はご存知のとおりですが、北海道では私も議席に届かず本当に申し訳ない思いでいっぱいでした。
しかし、共闘の前進という確信は揺るがず、次なるたたかいへ教訓を生かすのみ。
私自身は年末に、2019年参院選の北海道選挙区(定数3)から立候補することを発表しました。
比例選挙では、日本共産党は7議席への前進をめざし、北海道を活動地域にするのは4選をめざす紙智子さんです。
参院選の前には統一地方選もあるし、何より年が明けたら憲法9条をめぐるたたかいが激しさを増すでしょう。
新年から元気に飛び出したい!
2.鉄路を守る「提言」発表、道内20自治体をまわる(4月~)
北海道をめぐる今年の重要な政治課題といえば、JR北海道の鉄路「維持困難」発表にかかわってでしょう。
昨年11月にJR北海道が発表した後、党国会議員団として調査に入り、4月には鉄路を守る「提言」として発表しました。
この提言を手に、道内20自治体をまわって懇談や調査、政府への要請などにも取り組んできました。
大きな節目は、党道委員会が9月に開いた「鉄道政策懇談会」で、道内6首長さんなどがご参加されるという画期的な取り組みになりました。
来年に続く活動となりますが、北海道にいる時間を最大限活用して、多くの方との話し合いを広げたいです。
3.衆院予算委員会で連日の質問(2月)
実はこの時期に秘書の移動があって、秘書歴1年半ほどの新人秘書と私との実質2人で、この時期を乗り切ったのでした。
なかなかハードでした。
予算委員会では、総理に対してロシアとの領土交渉、防衛大臣に対して南スーダン「日報」隠ぺい疑惑、財務大臣に対して米国からの武器購入などを質しました。
さらに予算委員会には分科会というのもあって、外務大臣にロシアとの領土交渉の第2弾を、中央公聴会では公述人4人に私が党としての質問者になるなど、目まぐるしい日々。
しかし、これだけの仕事をできたことは私にとって大きな自信になりました。
国会議員も3年目となり、国会の流れも把握し、与野党議員との人間関係も築いてきた時期でもありました。
--こう見ると、やっぱり政治分野の思い出が多く、家族や趣味のことなどなかったのかと(苦笑)自分でも思うほどですが、それだけ国会というのは日々のすべてを注ぐほどの場であるということです。
これだけ活動できたのは、支えてくれた党員・後援会員・支持者のみなさんの力であり、家族の力でもあります。
今年のご支援やご厚意に感謝しつつ、まだまだ成長途上の私を、来年も叱咤激励していただければ幸いです。
今年も1年、ありがとうございました。
【今日の句】 来年は もう一ひねり この一句