2025年1月19日日曜日

くらし応援に本気で

 今日は紙智子参議院議員・宮内しおり道選挙区予定候補と、札幌市内の「新春のつどい」をかけまわり。新芸能集団「乱拍子」の獅子舞に、人生で一番というくらい頭を噛んでもらいました。無病息災でがんばります。

 池田由美市議団長(豊平区)はじめ、佐藤綾(白石区)・長屋いずみ(北区)各市議も各地で参加。保育士さんの後援会でも獅子舞やひょっとこが登場し、激励の横断幕も。合唱・うたごえ、抽選会など各地で盛り上がりました。

 どこでも「地域が広くなって大変だね」「健康にだけは気をつけてね」と、ねぎらいの言葉をいただきます。幸い大病もせず、健康上の不安がないのは私の取り柄。過信はしないで、変わらず元気にまわりますね。

 昨年は、札幌北区・東区の小選挙区2区候補だった宮内さん。北区以外では演説を初めて聞く方ばかりでしたが、しっかりした宮内さんの訴えに大きな拍手。宮内さんの小さいころから知ってるという方は、「こんなに成長するなんて」と大喜びでした。

 紙さんには、どこでも「24年間も本当におつかれさま」と声がかかります。しかし、議員は議席を引き継ぐことも大事な仕事と紙さん。日本共産党が伸びてこそ自民党政治は変えられると、国会報告にも力を込めました。

 いよいよ通常国会が24日から始まります。大軍拡や大企業優遇の一方で、くらしや社会保障、中小企業・農林漁業には相変わらず冷たい予算案に、野党側は何を訴えるのか。ぜひ注目してください。

 国民民主党が、与党と合意した「年収の壁」に関する内容が実行されたら、予算案に賛成すると報じられました。その財源はどうするか、結局は新たな国民負担や社会保障削減とならないか、まだ見通せません。

 くらし応援の財源を本気で生み出すのなら、大軍拡や大企業優遇という大元を切り替えないと。国会論戦だけでなく、私も各地をまわって訴えていきたい。ここにこそ日本共産党の存在意義があります。

 少しあたたかな1日でしたが、夜には冷えてきました。やっぱり健康には気をつけないと。

 【今日の句】スーパーで 迷って迷って 買わぬ日も

2025年1月18日土曜日

この勢い、さらに広げよう

 全道後援会総会から新春のつどいなどに分刻みで駆けつけ、たくさん「今度は必ず国会へ」との激励もいただき胸いっぱい。みんなで力を合わせれば、必ず社会は変えられると実感した1日ともなりました。

 札幌市手稲区・西区のつどいには紙智子参議院議員・宮内しおり道選挙区予定候補と、札幌北部民商の新年祝賀会には太田秀子・長屋いずみ両札幌市議、前道議・宮川潤さん、元札幌市議の平岡だいすけさんといっしょに参加しました。

 平岡さんとは、党道委員会の「ジェンダーのモヤモヤ聞かせて」宣伝・対話にも参加。若い男性からも、いろんな「モヤモヤ」を聞きました。

 各地で合唱・うたごえ、よさこい演舞、手稲区ではモノノケユースケさんのステージもあり聴き入りました。どこでも大盛り上がりです。

 紙さんには「長い間おつかれさま」との声もかかりましたが、これから通常国会が待ち構えています。リアルな国政報告に、参加された方から真剣な眼差しが向けられました。

 平和やジェンダー平等への熱い思いを語った宮内さんには、大きな拍手が寄せられました。エレベーターがいっしょだった元市議の横山博子さんからも、「まだ私もがんばらなきゃね」。

 申込書へのサインは持ち越しになりましたが「入党を断る理由はない」という方や、いま読んでいる赤旗日曜版だけでなく日刊紙の購読を申し込まれた子連れのお母さんも。嬉しいですね。

 西区のつどいには、広島で被爆された金子廣子さんの姿が。先日も小学校で被爆体験を語られたそうです。「戦争も核兵器もダメです」との訴えに、会場いっぱいの拍手が広がりました。

 昨年の総選挙で日本共産党は議席を減らす残念な結果でしたが、参院選は必ず前進をとの思いが広がっているのを実感します。何より私が、その先頭に立ってがんばりたい。

 明日は札幌市白石区・北区・豊平区へ。東北・北関東までまわると、もしかしたら今回が参院選前に会える最後の機会となる地域もあるかもしれません。

 まさに一期一会。明日もよろしくお願いします。

 【今日の句】集まれば 希望も意欲も 膨らむし

2025年1月17日金曜日

あなたの声を聞かせて

  阪神淡路大震災から30年ーー哀悼とともに、今も苦しむ方がいる能登地方を思えば、くらしと生業を支える政治にとの決意を新たにしました。私も参議院で役割を果たせるよう、さらに活動を強めていきたい。

 今日は党道委員会で会議の1日。真下紀子道議が激励のネクタイをくださり、宮内しおり道選挙区予定候補と、旭川市で広め始めたポーズで撮影。腰が曲がった人のように映ってますが、心はまっすぐに参院選へ向かってがんばります。

 先週の第4回中央委員会総会を受けての道委員会総会です。特に議論が集中したのは要求対話・要求アンケートについて。すでに地方選挙などで取り組んでいますが、さらにあらゆる場面で切実な要求を聞き、いっしょに実現へと力をあわせていくものです。

 この活動を通じて、新しい結びつきも広げていきたい。自公が過半数割れという国会で、いろんな要求を実現するチャンスが生まれています。結びつきが広がり強まれば、その力はさらに大きくなるでしょう。

 あわせて、日本共産党の値打ちも知ってもらいたい。要求のうちには、自民党政治のおおもと--「財界・大企業優遇」「米国いいなり」という「2つのゆがみ」--から変えなければ実現できないものもあります。

 そこへ正面から切り込むのが日本共産党。要求を聞くのは単なる御用聞きではなく、いっしょに実現していくスタートともなります。これが全国で日常的に広がれば、参院選に向けても大きな力になります。

 党中央委員会ホームページにもアンケートがあります(こちら)。ぜひ、お答えくださいね。

 【今日の句】草の根で 政治を変える 党だから

2025年1月15日水曜日

核廃絶へ、思い新たに

 今日は5人の参院比例予定候補そろって広島市・名古屋市へ。高見あつみ(広島)・すやま初美(愛知)両県選挙区予定候補と訴え、広島では大平よしのぶ元衆院議員(衆院比例予定候補)が呼び込みをしてくれました。ありがとうございました。

 両市とも冷たい風のなか、熱気とあたたかさがあふれる街頭演説に。名古屋はまさに目の前というほどの距離で、聞いている方の合いの手や掛け声も、熱く伝わってきました。

 5人そろってワンチーム、必ず全員を参議院へ。昨年総選挙の得票では3議席分しかありませんので、全国で比例5議席へと支援をお広げいただきたいのです。

 広島は、やっぱり核兵器廃絶の訴えなしに始まりません。私は昨夜のうちに広島入りし、演説前に原爆ドームへ。偶然にも県被団協・忍岡(おしおか)妙子さんが続けている、平和公園ガイドも聞くことができました。

 なぜ広島が原爆投下地になったのか、どのような計画を米国は進めていたのか、爆心地の当時の状況や誰がなくなったかさえ未だにわからない現状、戦争も核兵器もない世界をとの話を、じっくり聞くこと40分ほど。

 このような語り広げる活動があったからこそ、日本被団協はノーベル平和賞を受賞したのでした。私以外にも10人ほど、立ち止まって話に聞き入りました。

 「米国・ロシアを中心に実戦配備されている核兵器があります。これを止める力は、私たちの世論です」との呼びかけが、あらためて胸に響きます。全員が署名もおこないました。

 比例予定候補の井上さとし参議院議員も被爆二世。核兵器廃絶をとの今日の訴えは、胸に響きました。私もがんばりたい。

 街頭演説は各県で配信してくれています。YouTubeでご覧くださいね。

 広島→https://www.youtube.com/live/asQAZazZauw?si=bSfaooYYmbQpyLfo

 愛知→https://www.youtube.com/live/qxSRyVlFjfc?si=U7gn0dMbNV8P4Mek

 【今日の句】この先も 同じ過ち なきように

2025年1月14日火曜日

責任ある財源論を

 朝の定例宣伝を宮内しおり道選挙区予定候補とおこない、今日のうちに広島へ。明日は11:00 広島市本通り電停前/14:30 JR名古屋駅西口で、比例予定候補5人そろっての街頭演説です。

 広島では高見あつみ県選挙区予定候補・大平よしのぶ元衆院議員、愛知ではすやま初美県選挙区予定候補も訴えます。

 広島と愛知のみなさんには初めての訴えです。天気も良さそうですし、足を運んで訴えをお聞きください。よろしくお願いします。

 通常国会は来週の24日召集と、正式に決まりました。本格的な予算審議ですので、各党の税と財政についての考え方も問われます。

 国民負担を正当化したり、社会保障予算の削減を主張する党があります。それが若い世代と高齢者の分断まで引き起こしています。

 膨れ上がる軍事費や、不要不急の大型開発のムダにメスを入れたらいいではないか。超富裕層や多額の内部留保を抱える大企業への優遇も、今こそ見直すべき。

 「年収の壁」にしても学費軽減にしても、財源が必要です。恒久的な制度にするなら、本来は限定的なものである国債発行に頼るのでなく、税と財政の改革こそ進める時です。

 わかりやすく街頭で伝えるのは難しいのですが、日本共産党は責任ある財源を示していることも、ぜひ多くの方に知ってほしい。

 明日も元気に広島・愛知で訴えます。

 【今日の句】南北に 長い日本の 気温差よ

2025年1月13日月曜日

地域に根づいた党の本領発揮で

 先ほど宮崎県はじめ大きな地震との報道が。大きな被害などがないことを、まずは祈るばかりです。今日は宮城県・大学関係者後援会でのあいさつから始まり、岩渕友参議院議員との街頭演説、衆院比例予定候補・高橋ちづ子さんと「新春のつどい」(塩釜・多賀城・宮城・黒川地区)へ。どこでも参院選勝利へと熱気ある場となりました。

 大学後援会では中嶋れん前県議、街頭演説にはふなやま由美県議・ふるくぼ和子仙台市議に福島かずえ前県議、塩釜地区でも地方議員16人のうち12人が参加。地域に根づいた発言から、学ぶことが多いのです。

 例えば国民健康保険の都道府県単位一元化。国による誘導と村井県政のもとで、標準税率に近づけ、国保税を引き上げる自治体が出ているといいます。

 住民の声の高まりや日本共産党も力を合わせるなか、簡単に議会で通らせていない自治体もあるとか。草の根の党として、まさに本領発揮です。

 街頭演説にも多くの党員・後援会員のみなさんが駆けつけてくださり、通りすがりに手を振る方の姿も。民青のみなさんと協力してのシールアンケートにも、多くの方が応えてくださいました。

 国会情勢や今後の展開・展望を話す岩渕さん・高橋さんにも、相槌や拍手。日本共産党は衆議院で議席を減らしたけど、参院選では必ず増やそうとの熱気が広がっていきました。

 「私は石巻市出身で、夫は北海道出身。何だかうれしいな」という方がいたり、大学で私が学生自治会の活動をしていたのを知っているという同級生が、今は労働組合の役員をしていることもわかりました。

 いろんな結びつきが全国にあるもの。応援の輪が広がるよう、私もがんばります。

 【今日の句】寒さにも 負けず歩いた 歴史あり

2025年1月12日日曜日

コメ農家が抱える不安に応えて

 今日は秋田県へ。大仙市では党仙北地区「新春のつどい」で交流を深め、秋田市雄和「語る会」ではコメ政策や自然環境、高齢者福祉などたっぷり語り合いました。秋田のみなさんのあたたかさも、本当にありがたい。

 仙北地区では、参院選の後に大仙市と美郷町の地方選も控えています。知事選挙もおこなわれますので、まさに選挙イヤー。代表して佐藤文子・大仙市議があいさつされ、泉美和子町議は司会を務めました。

 私からは自公紹介と参院選に向かう決意表明。会場を移しての交流では、いぶりがっこはじめ手作り漬物、おにぎりなど持ち寄って、食事をしながらの大交流会。手品披露や抽選会で盛り上がり、私まで出汁セットをいただきました。

 笑いながら「いい話だったから、拍手をして手が真っ赤になったよ」などの激励に、お弁当や手作りタケノコ煮など、両手がいっぱいに。ありがとうございました。

 秋田市雄和「語る会」は私の話とともに、さとう純子市議の市政報告も。学校給食費無償化などの陳情に他会派が背を向けている状況や、国会・地方議会ともに日本共産党が一貫した態度であることも、よくわかりました。

 意見交換で真っ先に手を上げたのは、コメ農家の方。秋田県では2025年産米から、あきたこまち全量を「あきたこまちR」に切り替える方針にしていることについてでした。

 「あきたこまちR」は、米に含有するカドミウムの基準が海外では厳しいため、国が育成したカドミウム低吸収性品種を交配・育成して、つくられた品種です。その段階で、放射性照射による突然変異を起こしていることから、不安の声が県にも寄せられているのです。

 県などの説明では、品種登録までに何年も経過しているので放射線が残らず、自然放射線と同種類の効果としています。だとしても、全量切り替えまでする必要があるのかは、コメ農家にとっても疑問が残るでしょう。

 農産物輸出の拡大や農業の競争力強化という、国の農業政策が土台にあります。「耕作放棄地も多くある。知事選挙があるが、農業政策は出されていない」との意見も出されました。

 意見交換を通じて伝わる、コメ農家の厳しさ。あわせて農薬による河川汚染やPFAS検出なども話題にのぼりました。秋田県の大事な基幹産業を守ることは、豊かな自然を守ることと一体です。

 いろんな宿題を抱えて、再び宮城県へ。会場をバタバタとまわったため、写真はJR秋田駅のもので。巨大なナマハゲと秋田犬に会えました。

 【今日の句】清流が コメと命を 守ってる

2025年1月11日土曜日

今年は国政も県政も変える年に

 今日は宮城県へ。党と後援会の「新年のつどい」は、会場一体に大盛り上がり。私が石巻市生まれと言っただけでも大きな拍手が寄せられ、最後まで「参院選がんばろう」と力のこもったつどいでした。

 来賓として立憲・鎌田さゆり衆院議員と石垣のりこ参院議員、「市民連合みやぎ」共同代表の多々良哲さん、事務局次長の須藤道子さんが見えられました。ちなみに石垣さんは、私と同じ宮城教育大学卒です(学年は違います)。

 県議は三浦一敏団長はじめ金田もとる・ふなやま由美の両県議、仙台市議団(花木則彰・ふるくぼ和子・高見のり子・すげの直子・高村直也・吉田ごう)は勢ぞろい。

 宮城は今年10月に知事選があり、村井県政の転換をとの思いも熱い。県議補選(宮城野区)をたたかう大内まり前県議も元気にあいさつされ、仙台市議補選(太白区)では板橋ののかさんの擁立が紹介されました。

 総選挙で県5区候補だった中嶋れんさんのあいさつ、高橋千鶴子前衆院議員のメッセージがあり、私は自己紹介と合わせてあいさつと決意表明。何度もいただいた激励の拍手が、ありがたかったです。

 宮城県では、4病院の統廃合や県営住宅の廃止、女川原発再稼働も容認など村井知事の暴走に、県民と日本共産党が立ち向かってきました。国の悪政ともども、今年は変える年にしようと意気高い。

 仙台市各区後援会の活動交流は、歌あり演奏あり紙芝居ありで、とにかく明るく元気が満ち満ちるほど。アコーディオンとともに響く歌声にはしびれました。

 帰り際には「私も宮教大の先輩だよ」「石巻市に住んでいたことがあるよ」などの声をかけていただきました。久しぶりに会えた友人から、赤旗電子版の申込みをしたよとの連絡も嬉しい。

 明日は秋田。よろしくお願いします。

 【今日の句】どの町も 庶民の味方は 共産党

2025年1月10日金曜日

足を運ぼう、思いを聞こう

 今日は党本部で中央委員会総会。党内外を問わず、こちらで田村智子委員長の報告などを聞けます。私も参院比例5議席を必ずと、決意を込めての発言。明日は宮城県の新春のつどいに行きます。よろしくお願いします。

 衆議院で自公の過半数割れという状況の一方で、石破政権を助ける野党なのか、自民党政治の大元から変える野党なのか、さっそく臨時国会でも問われました。通常国会では、さらに政党の立ち位置がはっきりするでしょう。

 くらしや商売には物価高、社会保障は削減して学生たちには高学費を押しつける自民党政治は、もう続けさせるわけにはいかない。ジェンダー平等も、男尊女卑・家父長制に固執する自民党政治では実現できません。

 米軍と自衛隊の一体化を進め、大軍拡と沖縄への基地負担押しつけと性暴力をはじめ県民への被害。核廃絶にも背を向ける、この自民党政治も変えよう。発言で各地の奮闘を聞き、あらためて強く思いました。

 ゆきづまっているからこそ、足を運んで要求や願いを聞こう。その大運動も呼びかけられました。私も、とりわけ若い世代や子育て世代との対話を広げていきたいです。

 昨年末に入党してくれた51歳の方も、誰にも話せなかった長時間労働の実態を打ち明けてくれたところからが始まりでした。「何かおかしい」と考えている方は、きっと多いはずです。

 そして、その「おかしさ」は、財界中心と米国いいなりという自民党政治の「2つのゆがみ」が根っこにあるからだと、わかりやすく広げていきたい。新たな決意で、明日からもがんばります。

 【今日の句】変化への 原動力は 市井から

2025年1月9日木曜日

人情と坂の町はあたたかい

 今日は宮内しおり道選挙区予定候補と小樽市へ。党と後援会の「新春のつどい」は、迫俊哉市長・鈴木喜明市議会議長など来賓はじめ、多くの方のご参加でにぎわいました。最後までいられず残念でしたが、きっと熱気あふれる集いだったはず。

 「地域が広くなって大変だね。体には気をつけて」「私たちもいっしょにがんばるから」などなど、たくさんのお気遣いや激励がありがたい。小樽は人情と坂の町だと、聞いたことを思い出しました。

 迫市長はあいさつで、かつて党市議が就学援助支給を前倒しすべきとの質問に納得し、実行の検討を指示したことがあると話されました。多数・少数を問わず、合理的な提起に耳を傾けますとの話に大きな拍手も。

 宮内さんは、お父さんの生家が小樽市ということもあり、具体的な町名を上げての自己紹介に笑顔と拍手。さっそく多くの激励を受けました。

 私からは東北・北関東でも日本共産党の役割が大きいこと、くらしでも平和でも石破政権に任せられない、参院選で日本共産党の躍進をーーと訴えました。

 鏡開きと乾杯で会場を後にし、明日の会議のために先ほど東京へ到着。各地で悪天候が続いていますが、移動のみならず生活の支障は出てないでしょうか。

 降雪量や強風雪によっては命にかかわるのが雪害。ぜひ、お気をつけください。

 【今日の句】新年は 潮太鼓の 勢いで

2025年1月8日水曜日

米政策の大転換を

 「米 異例の民間輸入」。国産米の不足感が強まっているから、高関税でも輸入だという。生産者の減少や資材高騰など厳しい環境に、何より米の流通自由化が生産基盤を崩す結果になってきたのではないか。食管法廃止から30年、その検証を急ぐべきです。

 今日の日本農業新聞は、この1面記事とともに「論説」で「米の流通自由化30年」を取り上げ、次のように結んでいます。「安値競争を続けていては農業は衰退し、食料安全保障は確保できない」。

 高関税の輸入米が広がるのは、そもそも輸入米の価格が低いため。米国では、実質的に輸出補助金とも言える手厚い保障がされています。一方で日本政府は農業予算を減らし、農家が再生産できる所得確保には後ろ向きでした。

 その結果として「論説」で指摘するような「安値競争」に。農家の手取りが減り、離農が続いたのも当然です。この間は米価が上がりましたが、賃上げや年金増が追いついていません。輸入米への置き換えが進めば、また農家が苦しむ状況となります。

 だから、国の関与が欠かせない。食管法の時代のように国への全量売り渡し義務を課さないのなら、農家が再生産できるだけの価格保障・所得補償を、他国並みに充実させていくことが必要ではないのか。

 江藤農水相は、今年を「農政大転換の年に」と記者会見で述べました。それならば、農政の基本となる米政策こそ大転換を。くりかえし訴えたい。

 【今日の句】主食さえ 守れぬ国で いいものか

2025年1月7日火曜日

早く「人権後進国」の日本を変えよう

 党道委員会の会議で新春の決意を固めあい、夜は自由法曹団道支部の新春の集いへ。道内の労働・人権などをめぐるたたかいを学び、交流も深める大事な会なのです。

 今年は袴田事件を通じての再審法改正に向けた論点について、詳しい報告がありました。団長の佐藤博文弁護士からは、新しい政治状況に触れて自由法曹団としても役割を果たす旨のあいさつも。

 日本共産党からは紙智子参議院議員が連帯あいさつ。参加していた私と宮内しおり道選挙区予定候補、丸山はるみ道議、田中啓介札幌市議、酒井隆裕小樽市議も壇上に並びました。

 自由法曹団の設立は、日本共産党創設の1年前となる1921年。神戸における労働争議の弾圧に対する調査団が契機となり、結成されたとHPに記されています。基本的人権や民主主義を守るたたかいには、自由法曹団の弁護士の姿があります。

 これまでも争議や国賠訴訟の報告から、日常の法律相談やくらしの安心まで話題になってきた、この集い。さまざまな話のなかで「もっと司法について国民的関心を。そのために私たちの活動も」との話も、しっかり受け止めたい。

 市民運動や司法の場、そして国会での連携が強まれば、実現のチャンスが生まれています。その役割を、しっかり私も果たしていきたい。はやく「人権後進国」の日本を変えましょう。

 【今日の句】今年こそ 男尊女卑よ さようなら

2025年1月6日月曜日

巳年は、政治も変化の年に

 紙智子参院議員・宮内しおり道選挙区予定候補と仕事始めにあたっての街頭宣伝に始まり、北農中央会の交礼会などあいさつまわり、道原水協などと核兵器廃絶に向けた街頭宣伝、夜は党道委員会の党旗びらき。あらためて今年は変化の年にしたいと、語り合いました。

 湿った雪の朝でしたがチラシを受け取ってくれる方や、通りすがりに「がんばって」と激励してくださる方など、反応はあたたかい。宮内さんも予定候補と発表されて最初の演説でしたが、元気な第一声を響かせました。

 私からは、昨年末に成立した補正予算は、能登の復旧関連予算より3倍もの軍事費が計上されたことを強調しました。自然災害だけでなく物価高などでも国民生活が苦しいもと、税金の使い道をくらし優先に切りかえなければなりません。

 すでに衆議院では少数与党ですから、今年の参院選は何度強調しても足りないほど、重要な政治戦になります。その時に、自民党政治をおおもとから変える日本共産党が伸びることで、必ず「国民が主人公」の政治へ変わります。

 今年は巳年。脱皮するヘビと重ねて、巳年は「新しいものに生まれ変わる」年と言われます。各地のあいさつでも同じような話題になり、政治も変化の年にしなければ。

 被爆80年の今年こそ、核兵器禁止条約の批准へと進む年にもしたい。道原水協の宣伝には長崎で被爆した宮本須美子さんもマイクを握り、核廃絶への世論を広げるべく、日本被団協で被爆の実相を語り広げていくとスピーチされました。

 ノーベル平和賞の受賞は「被爆の実相を、世界が受け止めてくれた」からと宮本さん。本当は真っ先に受け止めるべき日本政府が、米国の「核の傘」に依存しているのが恥ずかしい限り。党を代表して紙議員が、条約批准へ進めようとスピーチしました。

 道党旗びらきは、清末愛砂・室工大教授と紙智子参議院議員との新春対談という形式で、私が進行役を務めました。昨年の総選挙から臨時国会に至るまでの変化のプロセスを、今年は前に進められるか、ざっくばらんに語り合いました。

 紙議員は「市民の声が政治を動かしている」と、臨時国会で多くの要請行動があったことをリアルに報告。日本共産党も切実な要求実現や政治変革へ力を尽くすと述べました。

 清末先生は、若い世代にあきらめがあるなか「地道な声がけ、対話が大事」と、ご自身の体験も含めた話に会場からは笑いも。憲法にもとづきブレることがない点で、日本共産党を評価くださったことにも励まされました。

 選択的夫婦別姓のように長く運動してきたことが実現できるチャンスがある一方で、軍事大国へまっしぐらという危険性もある政治情勢。清末先生の「いつも防衛の名で軍拡」という一言が、ズバリ本質を言い表しています。

 やっぱり巳年は、政治も変化の年に。私もがんばります。

 【今日の句】新春の 決意を夏に 実らせよう 

2025年1月5日日曜日

三八豪雪を忘れず

 豪雪に襲われている青森県では、雪下ろし中に転落で亡くなる方も。あらためて「雪は災害」との認識で、国も財政・施策の支援を進めてほしい。北国に住む者にとって、雪害は命にかかわるものなのです。

 忘れてならない「三八豪雪」。雪害として初めて災害救助法が適用された、1963(昭和38)年の豪雪です。

 北陸地方を中心にくりかえし雪雲が発達し、全国各地で記録的豪雪になりました。雪崩や住宅倒壊での犠牲や、自衛隊の救援ヘリの墜落事故もありました。

 集落の孤立が相次ぎ、これで大地震などに襲われたら犠牲は広がったに違いありません。当時の教訓が、今の除排雪行政につながってもきました。

 明日には気温も上がるようで、雪崩や融雪被害も心配されます。晴れてからも災害の不安があるのが豪雪なのです。

 青森県はもとより全国的に、人員不足などで体制の困難も強まっています。防災省構想も結構ですが、地方自治体レベルでの実効性こそ。私も声を上げていきたい。

 【今日の句】重き雪 命にかかわる 認識を

2025年1月4日土曜日

この勢いで参院選へ

 党本部での党旗びらきから、埼玉・神奈川へスタートダッシュ。比例予定候補+伊藤岳参院議員(埼玉)・あさか由香(神奈川)の各選挙区予定候補と、そろって街頭演説。寒い風のなか、多くの方が足を運んでくださいました。

 比例予定候補がそろっての動画撮影も先立ってあり、昨日から上京していました。雪はなくても、どこでも冬は寒いものですね。

 党旗びらきは田村智子委員長が、昨年1月に党委員長となってからの実感や体験と重ね合わせた挨拶。党HPから聞けますよ。

 最後に比例予定候補が壇上にそろって「団結がんばろう」。意気高い党旗びらきになりました。

 埼玉県はJR浦和駅前にて。伊藤岳参院議員は小池書記局長曰く、マイナ保険証強制・現行保険証を残せと河野前デジタル相に厳しく迫ってきた「天敵」です。

 比例5議席とともに、何としても無くせない現職・伊藤岳さんの議席。今日もひときわ大きい応援がありました。

 神奈川はJR桜木町駅前で。今度こそ国会へと、あさか由香・選挙区予定候補の訴えも力強い。子を持つ母として、教育費の負担軽減や学校給食費無償化をと訴えました。

 比例予定候補の5人は、それぞれが持ち味を生かしての演説。だんだん熱気を帯びた雰囲気にもなり、この勢いで参院選では躍進を勝ち取りたい。

 「天売診療所の先生には、お世話になったんです」という方も。先生は「しんぶん赤旗」日刊紙に月1回の寄稿をされているのですが、いろんな縁が各地にあるんですね。

 先ほど雪の北海道に到着。やっぱり寒さが違いました。

 【今日の句】元気よく ベストチームで 春を呼ぶ

2025年1月1日水曜日

能登のくらしと生業を支えて

 今年もよろしくお願いします。元日は札幌市内で、紙智子参議院議員と新春宣伝。佐藤綾・吉岡弘子の両市議、伊藤りち子・元市議や地域の後援会のみなさんと元気に、新年のあいさつと今年の決意を述べました。

 雪が時々ちらつくほかは日差しもあって穏やかな日で、寒さが厳しい例年より参拝へ向かう方も多いような。チラシもずいぶんと受け取ってくださいました。

 新年とは言え素直に喜べないのは、大地震と豪雨被害に襲われた能登地方を思うからこそ。まさか元日の大地震だなんて、自然災害は時と場所を選ばないのだと痛感しました。

 復旧・復興の遅れも著しい。自治体職員や作業員はじめ現地のマンパワーは不足しているし、くらしや生業の継続的支援も必要です。なにより住居の確保を最優先に、国が役割を果たしてほしい。

 しかし昨年の補正予算では復旧・復興費の3倍以上も軍事費に費やすなど、向いている方向が違うとしか言いようがない。この寒い冬を避難所などで過ごしている方が、能登地方には多くいるのです。

 石破政権になっても結局、自民党は自民党。財界・大企業の利益が最優先で、だから企業・団体献金の禁止にも背を向けています。裏金事件と被災地置き去りは、根っこでつながっています。

 今年は夏に参院選を迎えます。先立つ東京都議選も、大きな政治的意義を持ちます。自民党政治を変えるなら、やっぱり日本共産党。政策や値打ちを、わかりやすく広げていきたい。

 ぜひ「しんぶん赤旗」も、お読みください。日刊紙は、今日は志位和夫議長のインタビュー、3日付けは田村智子委員長と角田由紀子弁護士の対談と読み応えある記事が並びます。

 4日付けは、5人の参院比例予定候補座談会(昨年末に上京したのは、このためでした)も掲載されます。ご購読されている方は、ぜひお知り合いにお広げくださいね。

 【今日の句】復興の壁に 政治がならないで