昨夜の地震で、住宅被害やケガをされた方がおられます。大規模な後発地震注意情報も出されました。お気をつけください。お困りごとは日本共産党へ、遠慮なくご連絡ください。
北海道から東北地方は、日本海溝・千島海溝での大規模地震が高い確率で起こるとされています。先日も登別市で、避難時の線路横断についての意見が出されたばかりでした。自然災害は止められませんが、防災・減災の手立てや財政措置は急がなければなりません。
今年7月に、国の規制委員会から「新基準」に適合していると「合格」が出されました。しかし、防潮堤も燃料輸送港も未完成。専門家からは、地震などが起きた際の敷地内の液状化なども指摘されています。
鈴木知事は、道民の声を聞くなどして「総合的に判断」としてきましたが、「最終的に判断」と答弁を変えました。しかし、その答弁で「読み間違えた」ということへの動議をめぐり、「今こそ緊急銃猟だ」と悪質なヤジまで飛び出す始末。
真下道議から経過や議会の様子も話され、そもそもの原発の安全性や道民の意見を本当に受け止めているのか、電力需要とエネルギーその考え方、電気料金は本当に下がるのか、「核のごみ」はどうするのか、などなどの問題で語り合いました。
私から、2011年に内部告発が寄せられて発覚した北海道電力の「やらせ」問題を、あらためて指摘しました。当時の内部告発も持参しました。安全神話と「虚構の多数」で進めた原発について、東電が過酷事故を引き起こして今も被害を出している現実を見れば、安易に再稼働など許されません。故郷に帰れない県民が、多くいるのです。
東京電力・福島第一原発事故は今も続いています。同じ事故をくりかえしてはなりません。だから拙速な判断をしてはならないし、慎重で科学的な議論は大前提のはず。世論の力で、拙速な判断をするなと鈴木知事に迫ろうと話を終えました。
10日には「脱原発をめざす女たちの会」「泊原発を再稼働させない・核ごみを持ち込ませない北海道連絡会」が、道民の声を聞けとのスタンディングをおこないます。道庁東門前で11:30~12:30です。こちらにも足をお運びください。
【今日の句】国民を 守るというなら 防災を

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