2014年6月21日土曜日

「集団安保」では、さらに武力行使が拡大

 通常国会が終わる間際に、いきなり出された「集団安全保障」。集団的自衛権との違いは? 国会での論戦を避けるタイミングで出したのか?

 「集団的自衛権」は、他国の防衛のために攻撃に参加すること。

 「集団安全保障」は、国連決議にもとづいて、侵略行為などをおこなった国に制裁を加えること。

 制裁には軍事行動も入りますので、自衛どころか明らかな武力行為。

 どちらにしても憲法9条の骨抜きどころか、完全に有名無実化!

 公明党が「一から議論のやり直しになる」となるのも、それは当然でしょう。

 国民の批判を前に、制限という言葉まで出していながら、一転して拡大へエスカレート。

 イラク戦争のようなタイプに、これで日本が参加できることになります。

 いったい自民党は、日本をどこへ導くつもりなのか。

 狭い視野で、机上の論理・軍の論理だけが突出する危険な状態ではないのか。

 国会が終わり、国民の前に論戦が見えないままで閣議決定するというなら、それこそ卑怯!

 今日は札幌北区で行動して、党の仲間も増えました。

 どの方も共通して「安倍政権は危険だ」と。

 このまま暴走はさせないぞ。

 【今日の句】 夏至の日も ついてゆくのか 下駄の雪

2014年6月20日金曜日

ひとりの勇気からでも政治は変わる

 会議続きの旭川出張でしたが、みなさん前向きで私も励まされました。そう、自分ひとりだけじゃなく、みんなで社会は変えるものなんですよね。

 どんな仕事でも、国会でも地方議会でも、子育てでも介護でも、目の前のことにはもちろん一人で向かわないといけない。

 でも、職場にも仲間がいるし、私でいえば党の仲間もいるし、家族もいる。

 当たり前のことですが、荷を分かち合えばできないことはないわけで。

 一方で社会や政治を変えるには、一人一人の勇気と、つながる力がどうしても必要にもなる。

 それが結ばれれば大きな力になるわけであって、それが恐いから、いつの時代も権力者は「分けて治めよ」と分断するんですよね。

 あきらめなさい、と。

 時にはカネの力で懐柔させたり、と。

 それに負けないできたのが日本共産党だと思うのです。

 明日は札幌市内で、入党のお誘いなとでまわります。

 元気にがんばるぞ~!

 【今日の句】 ヤジ通し 見えるあなたの 情けなさ

2014年6月19日木曜日

この道は、かつて自民党政権の崩壊をもたらした道

 自公の党首会談がどうであっても、ダメなものはダメ! 国政のおおもとの問題を、密室協議を重ねて決めるやり方自体も乱暴なのではないでしょうか。

 党首会談では、国会終了後も協議を続けると決めたとか。

 国会での論戦は止まりますが、運動と世論で認めさせない状況をつくらないと。

 そもそも、戦争か平和かという大事な問題なのに、こんな早急に決めていいのでしょうか。

 政府の見解だって「憲法九条のもとでは集団的自衛権は認められない」だったはず。

 そこには憲法解釈だけでなく、国民の世論が反映していたと思うのです。

 それを憲法解釈を変えて180度違う結果にし、そのうえ国民の世論さえもふまえない。

 党としては集団的自衛権の行使容認は反対ですが、それとは別に安倍政権の進め方に不安を感じている人も多いと思います。

 先日の医療・介護総合法案も、負担増の根拠を大臣が撤回したのに、そのまま採決を強行しました。

 反対討論にたった、小池晃参議院議員。

 「この道はかつて国民から厳しい批判を浴び、自民党政権の崩壊をもたらした道だ」

 そうだ!

 【今日の句】 会談の 名で取り引きは なかったか

2014年6月18日水曜日

まずは健康第一で

 気がつけばこんな時間!ってぐらいまで、事務所で会議の報告文書をつくっていました。もうすぐ日が変わるこの時間に、遅い夕食です。

 さすがにこれでは体に悪い。

 食べ過ぎず、消化できるぐらいに‥‥というのも難しい。

 こんな日が毎日と言うわけではありませんが、最近はけっこう近いかも‥‥と反省。

 それでも昨日の健康診断で、内視鏡で覗いた私の胃は自分でもビックリするくらいキレイでした!

 ストレスをためない楽観的な性格だからか、根詰めて仕事をしていないからか‥‥。

 第一次政権でお腹が痛くなり、辞任した安倍首相。

 病気自体は大変なことと思いますが、実際におこなう政治は別問題。

 「腹黒い」と言われることがないよう、国民の声をしっかり受け止めた政治を!

 【今日の句】 決着は 金目で人生 きたようで

2014年6月17日火曜日

集団的自衛権の陰で‥‥医療・介護の切捨てを強行するな!

 そもそも19の法案を1つにまとめること自体がおかしいのに、切り捨てのオンパレードに答弁不能や根拠撤回も。明日にも本会議採決って、おかしい!

 中身がひどい。

 要支援1・2の方の家事援助や訪問・通所サービスを保険からはずして、市町村まかせにすると。

 特別養護老人ホームも、入所は介護度3以上からにすると。

 年金収入280万円以上の方は、保険の自己負担割合が1割から2割へと。

 この「280万円」という線引きは、厚労省がデータを示して「お金が余って負担能力がある」からとしていました。

 モデル世帯は夫(年金280万円)+妻(基礎年金79万円)=可処分所得307万円。

 収入250万~349万円の世帯は、消費支出の平均は247万円だから約60万円あまるという言い分です。

 しかし政府の家計調査では、収入250万~349万円の世帯の可処分所得の平均は197万円。

 約60万円あまるどころか、預貯金を取り崩して生活しているのです。

 恣意的なデータだと暴いたのが日本共産党・小池晃参議院議員。

 田村厚労相は「この60万円は撤回する」と答弁しました(こちら)。

 負担増の根拠が違っているんだから、2割負担は撤回すべきでは!

 強行に今日は委員会採決、明日には本会議。

 ありえない、国会運営も大暴走です。

 こんな政権、長続きさせちゃいけない!

 【今日の句】 ごまかして ゴメンとうちの 子でも言う

2014年6月16日月曜日

「怒りの行動週間」スタート!

 今日は宣伝カーに乗って、札幌東区を宣伝に回りました。通りがかりの党員の方や、私を知っている市民の方からも声がかかり、冷たい雨でしたが温かい気持ちになりました。

 いよいよ、国会会期末まで1週間。

 集団的自衛権の行使容認に進むのか、最大の山場となりました。

 党道委員会として、全道の党組織に「怒りの行動週間」を呼びかけています。

 その一環で、今日は私も宣伝カーにということ。

 団地でベランダに出てきてくれる方、ビラを受け取った赤ちゃん連れの若いお母さん‥‥何か心に引っかかっていて、耳を傾けてくれているんですね。

 戦地に行くとすれば、きっと若い自衛隊員。

 もちろん決めた明日から行くわけでもないので、今の未成年・子どもたちが成人してからになるでしょう。

 この子どもたちには、選挙権がない。

 彼らの未来のことなのに、彼らに選挙権がない。

 そうであるなら、選挙権を持つ大人が賢明な判断をしなければいけない。

 選挙がないならば、ありとあらゆる(もちろん平和的な)方法で、意思を示し続けなければいけない。

 戦争できる日本か、憲法9条を生かす日本か。

 この分かれ道で、自信を持って子どもたちに向き合える選択をしなければ!

 【今日の句】 希望なら 安定よりも 9条で

2014年6月15日日曜日

演説会ご参加ありがとうございました

 札幌での演説会に2800人! 旭川市や北見市でも党の催しがあり、どこでも「集団的自衛権をやめさせよう」「地方選がんばろう!」と元気の輪が広がりました。

 椅子がロ満席となりロビーなどでお聞きになったみなさんには、たいへん申し訳ありませんでした。

 札幌演説会は、道議・札幌市議・石狩管内の市町村議の予定候補が登壇しました。

 ずらりと並んで17人!

 まだ発表していない地区も順次発表していき、全員当選をめざします。

 候補あいさつは、代表して宮川じゅん道議予定候補(札幌市議)と坂本きょう子札幌市議。

 道議会でも札幌市議会でも、自民・公明・民主が道民・市民の願いにこたえない実態が話されました。

 この3党は、そろって消費税増税を決め、社会保障の改悪を決めた3党ですよね。

 札幌市議会では、1票差で公契約条例が否決され、日本共産党の議席が大きくなる必要性も痛感したばかり。

 こういう政党状況を見れば、地方から安倍政権にNOをぶつけるなら、日本共産党を大きくしていただくのが一番!

 志位委員長は、集団的自衛権・くらしと消費税・原発について、国会論戦や福井地裁の判決を紹介して訴えました。

 私は裏方でバタバタ走り回り落ち着いて聞けなかったのですが、感想を聞くと「わかりやすかった」「原発の話には感激した」などが多かったのですよ。

 演説が終わった後、拍手も長く大きかった!

 明日もがんばるぞ~!

 【今日の句】 週が明け 反対世論は 波となる