2011年11月19日土曜日

自然の凄まじさに、政治は何をなすべきか

昨日は寒い日かと思えば、今日は強い雨。少し積もっていた雪も、札幌は全部とけてしまいましたね。

 徳之島の竜巻被害をニュースで見て、佐呂間町の竜巻を思い出しました。

 ちょうど先日、5周年を迎えたばかりだったはず。

 翌日現場に行きましたが、跡形もなく壊されつくされ、10kmほど離れた場所にまで確か畳が見つかったほどの凄まじさ。

 佐呂間でもそうでしたが徳之島でも亡くなられた方がいて、心からお悔やみを申し上げます。

 東日本大震災、集中豪雨・大雨、そして竜巻と、今年は自然の力の凄まじさを目の当たりにしてきました。

 防災・減災を重視する町が増えてきていますが、肝心の国がどうも良くない。

 こういう時にTPPどころではない。

 復興の議論に、水を差すというか邪魔になるだけではないでしょうか。

 防ぎきれない自然災害がある分、その補償や復興の仕組みを急いで築くこと。

 そして災害を拡大する原発は、撤退の道に進むこと。

 眠い目をこすりながら、今日はもうちょっと勉強です。

 【今日の句】 被災地に 追い討ちかける TPP

2011年11月18日金曜日

レッド・パージ犠牲者の名誉回復・損害賠償を

  寒くなってきましたね。8ヶ月の息子の夜泣きで起きて、あやす時にヒンヤリと‥‥風邪をひかせないように気をつけないと。

  さて今日は打ち合わせの後、北海道レッド・パージ問題懇話会の役員会(私はその一人なのです)に参加。

  1949~1950年にアメリカ占領軍の指揮のもと、日本共産党員や支持者、労働組合活動家らが「企業の破壊者」などと烙印を押されて、職場などから追放されました。

  その数、実に4万人以上。

  戦後の民主主義国・日本になって、こんな事実が起きたこと自体が異常ですが、犠牲者と家族の損害は計り知れないものです。

  このような反共差別は、ずっと民間大企業職場を中心におこなわれてきました。

  日本弁護士連合会は、憲法やポツダム宣言などを踏みにじった人権侵害行為だと、犠牲者の名誉回復や補償を含む救済措置を求めて、勧告を出しています。

  さまざまな考えを持つ弁護士が集まる日弁連でも、このように勧告を出している意義はきわめて大きい。

  しかし日本政府は、まったく反省も救済策も示さないできたわけです。

  今日の会議でも、宣伝資材にDVD作成とか、わかりやすい署名用紙の工夫とか、時間をかけて話し合いました。

  イタリアでは国がレッド・パージの誤りを認め、犠牲者の年金欠如分を補償しています。

  スペインでは、独裁政治の反省として犠牲者や遺族に年金・賠償金が交付されています。

  補償はもちろんですが、ひどい差別を与えた人権侵害を政府が認め、名誉が回復されなければ!

  このような歴史の上に私たちの今の活動があることを、あらためて痛感する1日でした。

  【今日の句】 西の地で 独裁止める 熱き日々

2011年11月17日木曜日

困った時の共産党

目が覚めると外は雪景色! いよいよ冬が本格的に始まりますね。

 明日は気温が上がるようですが、これから雪と寒さとの半年間‥‥冬は嫌いではありませんが、雪ハネがつらい‥‥。

 さて今日は、打ち合わせなどのほか、事務所がかかわってきた携帯電話の鉄塔建設をめぐる問題で解決があったので、ごあいさつにも伺いました。

 あらためて調べると、全国的にも電磁波による体調不良などの例が多いんです。

 国の基準では人体に影響がないとされていますが、系統的に研究・調査が必要です。

 今回は私達のところに相談に来られ、情報も伝えて解決に至りましたが、原因もわからず苦しんでいる人もきっといるはず。

 生活や仕事のことで相談に来られる方も、もちろん少なくありません。

 困ったことがあれば共産党に相談してみる、と思われるような日ごろの活動も力を入れたい。

 遠慮なく、お近くの共産党事務所にお寄りくださいね。

 【今日の句】 首相から 相談持ちかけ られてもなぁ

2011年11月16日水曜日

原発問題で副大臣への要請

 今日は経産省へ、原発問題での要請です。牧野聖修副大臣が対応していただきました。

 党からは大門実紀史・紙智子の両参議院議員、真下紀子道議、古岡ともや道議予定候補(函館市)に私。

 項目は大きく言って、①道民合意なきプルサーマル計画の撤回、②泊原発周辺の活断層調査に国が責任を持つこと、③大間原発の建設中止、④幌延深地層研究所に核廃棄物などを持ち込ませないこと、です。

 牧野副大臣からは「(要請の主旨は)承りました」とのことでしたが、立地・周辺の自治体はじめ道民からは北電の出す情報が信頼されていない、だからこそ国が責任を持った対応を、と私から重ねて求めました。

 わずかな時間でしたが、真下道議・古岡さんからも訴え、両議員からも力を込めた話に緊張感ある要請となりました。

 九州では15,000人もの集会が開かれたそうですが、やっぱり国民の世論で迫っていくのが一番だと今日の要請でも痛感しました。

 北海道は「とめよう! なくそう! 原発 11.23道民集会」があります(午前11時~、札幌大通西8丁目)。

 「やらせ」が判明した九州と北海道で、南と北から「原発から撤退」の大きな声に!

 私も参加しますので、ぜひみなさんも一緒に参加しましょう!

 【今日の句】 やっぱりと 言うべく総理の あいまいさ

2011年11月15日火曜日

国民の世論こそ、やっぱり政治を動かす道

 紙智子参議院議員に立ち会ってもらい、各省との交渉を1日ビッシリとおこないました。

 要請項目も多く、前進回答も不十分回答もありましたが、今日の中身を北海道に戻って伝えたい。

 実態の認識がなかったという課題もありましたし、平行線で変更の気もなしというトンデモナイ回答もありました。


 同時に、各地の運動が反映して、財源上の問題はありながら、官僚の方でも何とか打開したいと願っている課題もあります。

 論戦で納得してもらうというのはもちろんありますが、やっぱり道民・国民の声=運動の盛り上がりも政治を動かす大きな要素だということも痛感しました。
 
 だから泣き寝入りはしてはダメ! 遠慮なく「おかしい」ものは「おかしい」と声を上げること!

 明日まで東京に残り、経産省へ原発問題で政務三役のどなたかに要請する予定です。

 【今日の句】 今頃は 雪の月夜の 北海道

2011年11月14日月曜日

東京は暖かいですよ

この時期に毎年おこなう、対政府交渉で東京へ来ています。

 今日は事前の打ち合わせのみで、これから明日の準備にまた資料を読み込みます。

 東京に来て驚いたのは、暑い!(大げさですが)

 まだクールビズでいいんじゃないか、と北海道の私には感じられるほどなんですよ。

 何年か前の政府交渉で、灯油が値上がりし北海道は困っているとの要望を訴えたことがあります。

 その時も北海道はとっくに初雪・氷点下だったのに、東京ではタクシーに乗ったら暑くて窓を開けていたほどで、冷たい答弁をする経産省職員に「北海道は、もう冬なんだ!」と怒りながら訴えたことを思い出しました。

 季節の問題でなく、実際に生活する人の身になって想像力を働かせられるか、ということだと思うんです。

 机上の理屈だけではない、現場の声をもとにした交渉へ、明日は頑張ります!

 今日の句】 表明は 外国ばかりの 首相かな

2011年11月13日日曜日

宮城県議選で前進!

宮城県議選は、日本共産党は2→4議席で前進です!

 私の出生地・石巻市で三浦さん初議席に、塩釜市では天下さんが党議席奪還!

 本当に党へ期待の声が高まっているんだと、強く実感しました。

 県議会でのこれからの活躍、期待しています! 

 今日は民青同盟班代表者会議であいさうつ、昼にはTPP反対宣伝(青年の反応が良かった!)、午後には札幌白石区・東札幌後援会で「原発を考えるつどい」に参加。

 けっこう忙しかったけど、どこも集中して話を聞いてくれている様子がわかり、マイク握る手にも力がギュッとこもります。

 東札幌では、党地区委員会に後援会の方が寄付(!)してくださったという線量計がお目見え。

 もちろん驚くような数値は出ませんでしたが、日常的に測定して変化を確認しておくことって大事ですよね。

 こういう学習会も各地で開かれていけば、必ず原発撤退のうねりは広がるはず。

 「とめよう! なくそう! 原発 11.23道民集会」も迫ってきました(午前11時~札幌・大通西8丁目)。

 もちろん私も参加します。みなさんも誘い合ってぜひ!

 【今日の句】 寄せられた 期待の重さ 北の地も