都合がつかず応援に行けなかったので‥‥明日、投開票の釧路市長選は「明日の釧路をつくる会」から立候補している石川明美候補を!
石川候補は、日本共産党釧路市議4期・団長をつとめ、衆議院小選挙区候補・道議候補としても活躍した即戦力の候補です。
石川候補の人柄といえば、いつも穏やかで、誰にでも平等に接する優しさは誰もが認めるところ。
私も長くお付き合いさせていただいていますが、誰からも信頼されている石川さんなのです。
石川候補の掲げる釧路市政「3つのチェンジ」は--
1 市民無視のトップダウンから市民のくらし、福祉優先の市政へ
2 カジノ誘致、地元企業置き去りから水産・農業・石炭など基幹産業を立て直し活路を開く市政へ
3 滞納差押え乱発、市民に冷たい市政から市民の合意と納得で希望の持てる市政へ
です。
市政転換の象徴と言えるのが「図書館問題」。
市民や図書館関係者で議論を重ねてきた図書館建設を、現市長は家賃30年で51億円かかるビルへの間借りにしたいとのこと。
建設より安いというものの試算がなく、透明性に欠けると市民から批判の声もあがっています。
こちらから、石川明美候補の若干の訴えを知ることができますので、ぜひ!
釧路市にお住まいの方、知人・友人のいる方は、ぜひ最後の最後までお力添えを!
【今日の句】 冬控え 政治は春を 呼び込もう
2016年10月22日土曜日
2016年10月21日金曜日
TPP審議状況(10/21)
鳥取地震が心配ななか、合意なく議決され、野党が撤回を求めていた24日の地方公聴会は26日へと変更に。拙速な運営ではなく、求められているのは徹底審議!
今日おこなわれたTPP特別委員会(参考人質疑)ですが、昨夕に職権でたてられたものでした(昨日のブログを参照ください)。
翌日午前の質疑に、夜になってから公述人に連絡するのは常識的ではないでしょう。
さらに今日の「朝日」「読売」「赤旗」でも報じられたように、与野党協議のさなかで自民・竹下国対委員長が28日の採決がありうることを否定しない(!)ということもありました。
採決日程は審議の積み重ねで決めていくものですが、この間の「強行採決」発言とあわせて、採決先にありきとなれば参考人質疑も地方公聴会もセレモニー化してしまうではありませんか。
「ただ聞いただけ」にしないためには、参考人・公述人の質疑後に、その中身を受けた審議をするべきなのです。
それらをすっ飛ばして、採決日程を先に決めて強行開会しているのならば、とんでもない!
このような経過で開かれた参考人質疑ですから、始まる前の理事会で私からは「採決先にありきとなれば、参考人質疑がセレモニー化してしまうではないか」と主張。
与野党の合意のもとで進めるべき委員会を、連続して職権で決めていくこともおかしい。
結局、民進・共産が欠席し、自民・公明・維新の議員のみによる参考人質疑となりました。
報道各社にも、この運営のひどさを述べましたが、ぜひ多くの方にも知ってほしい。
正常な状態を戻すべく、さまざまなところで知恵と努力を費やし、午後に理事会が再開されて地方公聴会は26日へと変更になった、というのが今日の経過です。
それ以外の今後の日程については、今日は何も確定していません。
日本共産党は、徹底審議のうえで批准阻止をめざす立場です。
参考人質疑や地方公聴会などは、どんどんおこなって国民の声を国会へ反映させるべきだと考えています。
いくつかのテーマや、コメどころや中山間地の県での地方公聴会など、私からも要求しています。
分野も広く、影響も各地に及ぶのですから、いちど開いてオシマイなんてことをしてはならない。
参考人質疑も地方公聴会も何度もやろうと与党にも呼びかけているので、合意ができる余地があるのです。
それが「強行採決」発言や、先を急いで合意なく開会していくのですから、私たちは「採決先にありきでないか」と反対しているわけです。
ともかく24日の地方公聴会はなくなりましたが、来週の審議日程は来週に決めるため、今後については何とも言えません。
採決先にありきの日程で、しかも強行採決などは到底認められない。
ぜひ全国から「慎重審議を」「国民の声を聞け」などと、国会へ集中してください。
この週末に、地元の議員さんにお会いできる機会がある方はTPPについて聞くこともいいでしょう。
引き続き私も国会でがんばります。
【今日の句】 被災地の 安心こそが 最優先
今日おこなわれたTPP特別委員会(参考人質疑)ですが、昨夕に職権でたてられたものでした(昨日のブログを参照ください)。
翌日午前の質疑に、夜になってから公述人に連絡するのは常識的ではないでしょう。
さらに今日の「朝日」「読売」「赤旗」でも報じられたように、与野党協議のさなかで自民・竹下国対委員長が28日の採決がありうることを否定しない(!)ということもありました。
採決日程は審議の積み重ねで決めていくものですが、この間の「強行採決」発言とあわせて、採決先にありきとなれば参考人質疑も地方公聴会もセレモニー化してしまうではありませんか。
「ただ聞いただけ」にしないためには、参考人・公述人の質疑後に、その中身を受けた審議をするべきなのです。
それらをすっ飛ばして、採決日程を先に決めて強行開会しているのならば、とんでもない!
このような経過で開かれた参考人質疑ですから、始まる前の理事会で私からは「採決先にありきとなれば、参考人質疑がセレモニー化してしまうではないか」と主張。
与野党の合意のもとで進めるべき委員会を、連続して職権で決めていくこともおかしい。
結局、民進・共産が欠席し、自民・公明・維新の議員のみによる参考人質疑となりました。
報道各社にも、この運営のひどさを述べましたが、ぜひ多くの方にも知ってほしい。
正常な状態を戻すべく、さまざまなところで知恵と努力を費やし、午後に理事会が再開されて地方公聴会は26日へと変更になった、というのが今日の経過です。
それ以外の今後の日程については、今日は何も確定していません。
日本共産党は、徹底審議のうえで批准阻止をめざす立場です。
参考人質疑や地方公聴会などは、どんどんおこなって国民の声を国会へ反映させるべきだと考えています。
いくつかのテーマや、コメどころや中山間地の県での地方公聴会など、私からも要求しています。
分野も広く、影響も各地に及ぶのですから、いちど開いてオシマイなんてことをしてはならない。
参考人質疑も地方公聴会も何度もやろうと与党にも呼びかけているので、合意ができる余地があるのです。
それが「強行採決」発言や、先を急いで合意なく開会していくのですから、私たちは「採決先にありきでないか」と反対しているわけです。
ともかく24日の地方公聴会はなくなりましたが、来週の審議日程は来週に決めるため、今後については何とも言えません。
採決先にありきの日程で、しかも強行採決などは到底認められない。
ぜひ全国から「慎重審議を」「国民の声を聞け」などと、国会へ集中してください。
この週末に、地元の議員さんにお会いできる機会がある方はTPPについて聞くこともいいでしょう。
引き続き私も国会でがんばります。
【今日の句】 被災地の 安心こそが 最優先
2016年10月20日木曜日
TPP審議状況(10/20)
そもそも今日は委員会予定のない日。しかし、昨日の強行開会と地方公聴会の強行議決に対して、4野党国対委員長も開き以下のことを確認しました--。
①山本農水相の「強行採決」発言は、辞任に値するものであること。
②強行議決した地方公聴会については撤回すること。
地方公聴会というのは、議員運営委員会に委員派遣名簿を出して議決されるのですが、民進・共産は当然名前を入れていません。
議員運営委員会の理事会が開かれましたが、佐藤勉委員長から「一層の歩み寄りが見られるよう努めてほしい」と促され、まだ確定していません。
そこでさまざまなやりとりをしていたわけですが、夕刻、TPP特別委員会委員長の職権で、明日の理事会・委員会(参考人質疑)が立てられました。
やりとりしてきた「歩み寄りの努力」は、どうなるのでしょうか。
山本農水相の「強行採決」発言があった翌日に、与野党理事の合意なく委員会が開かれ、地方公聴会まで議決するなんて、まさに強行に強行を重ねる暴挙と昨日、このブログでも書きました。
私たちも徹底審議を求めており、慎重な審議については与野党とも一致しているはずです。
そのための環境づくりをしているなかで、昨日も、そして明日も職権での委員会。
採決の出口ありきで、審議や参考人質疑・公聴会などをおこなえば、それを普通は「セレモニー」と呼ぶようなものではないのでしょうか。とんでもない。
多くの国民が慎重審議を求めているなかで、出口ありきのように拙速に進めることは容認できない。
明日も緊迫の1日となりそうです。
【今日の句】 強行の 先には必ず 破たん待つ
①山本農水相の「強行採決」発言は、辞任に値するものであること。
②強行議決した地方公聴会については撤回すること。
地方公聴会というのは、議員運営委員会に委員派遣名簿を出して議決されるのですが、民進・共産は当然名前を入れていません。
議員運営委員会の理事会が開かれましたが、佐藤勉委員長から「一層の歩み寄りが見られるよう努めてほしい」と促され、まだ確定していません。
そこでさまざまなやりとりをしていたわけですが、夕刻、TPP特別委員会委員長の職権で、明日の理事会・委員会(参考人質疑)が立てられました。
やりとりしてきた「歩み寄りの努力」は、どうなるのでしょうか。
山本農水相の「強行採決」発言があった翌日に、与野党理事の合意なく委員会が開かれ、地方公聴会まで議決するなんて、まさに強行に強行を重ねる暴挙と昨日、このブログでも書きました。
私たちも徹底審議を求めており、慎重な審議については与野党とも一致しているはずです。
そのための環境づくりをしているなかで、昨日も、そして明日も職権での委員会。
採決の出口ありきで、審議や参考人質疑・公聴会などをおこなえば、それを普通は「セレモニー」と呼ぶようなものではないのでしょうか。とんでもない。
多くの国民が慎重審議を求めているなかで、出口ありきのように拙速に進めることは容認できない。
明日も緊迫の1日となりそうです。
【今日の句】 強行の 先には必ず 破たん待つ
2016年10月19日水曜日
TPP審議状況(10/19)
山本農水相の「強行採決するかどうかは、佐藤議運委員長が決めること」発言は言語道断! そのうえ委員会開会強行という二重の暴挙!
先ほどまで断続的な理事会と委員会の強行の現場にいた者として、今日の政府・与党の国会運営は到底認められない。
ことの始まりは昨晩、自民党・佐藤勉衆議院議員パーティー席上で、山本農水相が上記の発言をしたこと。
佐藤議員は、議員運営委員会の委員長でもあり、山本農水相はTPP理事会でも「国会のことは国会で決める、との意味」で申し上げたと言い訳しました。
それなら、そう言えばいいでしょう。
強行採決が日常的な話題になっていることを示したもの、と受け止めざるを得ません。
しかも、審議が始まる前に自民党理事からも強行採決発言があり、理事を辞任したばかり。
強行採決をしないとの約束が必要だ!と、理事会で私からも主張。
私も昨晩どころか連日、質問準備に夜中までかかっています。
質疑時間に限りがあるのですから、それはそれは何度も調べつつ質問をまとめていくのです。
そのような国会質疑をセレモニー化するような、強行採決前提の審議など、国会と国民を何だと思っているのでしょう。
安倍首相は、この間の質疑で「結党以来、強行採決をしようと考えたことはない」と答弁し、したがって先の理事は国対委員長から注意がされ、本人は辞職するに至りました。
今度は首相が任命した大臣ですから、首相としての任命責任だって問われています。
しかも、TPP答弁における重要閣僚の発言ですよ。
断続的な理事会で時間はすでに17時も超えて、普通に考えれば仕切り直すのも当然です。
しかし理事会で、委員長から「審議を前に進めるために」と職権による委員会開会が提案されました。
もちろん私は猛烈に反対。
山本農水相にしても、重要閣僚という位置づけからすれば謝罪1つで済む問題ではない。
委員会の運営も、強行採決はしない確約もなく、しかも与野党で委員会の開会は合意していないなかで職権開会とは到底認められない。
私から「強行採決の発言問題のうえに、委員会まで強行に進めるのか」と、くりかえし今日の開会はやめるよう主張しました。
しかし、職権開会を与党が認めて委員会が19時近くに開かれることとなり、共産・民進の委員で委員長に強行運営に強く抗議して委員会は出席しませんでした。
維新だけが質疑に応じ、その後に24日に地方公聴会をおこなうことを自民・公明・維新のみで議決。
「強行採決」発言のうえに、委員会の強行を重ねる暴挙で審議日程を決めていく運営は異常です。
官邸の意向によるものであれば、安倍政権の暴走ここに極まれり!と現場で痛感しました。
おりしも今日19日は、昨年9月に安保法案=戦争法案の採決がされた日。
このような政権、続けさせてはならない!
【今日の句】 暴走と 暴挙の政権 許すまじ
先ほどまで断続的な理事会と委員会の強行の現場にいた者として、今日の政府・与党の国会運営は到底認められない。
ことの始まりは昨晩、自民党・佐藤勉衆議院議員パーティー席上で、山本農水相が上記の発言をしたこと。
佐藤議員は、議員運営委員会の委員長でもあり、山本農水相はTPP理事会でも「国会のことは国会で決める、との意味」で申し上げたと言い訳しました。
それなら、そう言えばいいでしょう。
強行採決が日常的な話題になっていることを示したもの、と受け止めざるを得ません。
しかも、審議が始まる前に自民党理事からも強行採決発言があり、理事を辞任したばかり。
強行採決をしないとの約束が必要だ!と、理事会で私からも主張。
私も昨晩どころか連日、質問準備に夜中までかかっています。
質疑時間に限りがあるのですから、それはそれは何度も調べつつ質問をまとめていくのです。
そのような国会質疑をセレモニー化するような、強行採決前提の審議など、国会と国民を何だと思っているのでしょう。
安倍首相は、この間の質疑で「結党以来、強行採決をしようと考えたことはない」と答弁し、したがって先の理事は国対委員長から注意がされ、本人は辞職するに至りました。
今度は首相が任命した大臣ですから、首相としての任命責任だって問われています。
しかも、TPP答弁における重要閣僚の発言ですよ。
断続的な理事会で時間はすでに17時も超えて、普通に考えれば仕切り直すのも当然です。
しかし理事会で、委員長から「審議を前に進めるために」と職権による委員会開会が提案されました。
もちろん私は猛烈に反対。
山本農水相にしても、重要閣僚という位置づけからすれば謝罪1つで済む問題ではない。
委員会の運営も、強行採決はしない確約もなく、しかも与野党で委員会の開会は合意していないなかで職権開会とは到底認められない。
私から「強行採決の発言問題のうえに、委員会まで強行に進めるのか」と、くりかえし今日の開会はやめるよう主張しました。
しかし、職権開会を与党が認めて委員会が19時近くに開かれることとなり、共産・民進の委員で委員長に強行運営に強く抗議して委員会は出席しませんでした。
維新だけが質疑に応じ、その後に24日に地方公聴会をおこなうことを自民・公明・維新のみで議決。
「強行採決」発言のうえに、委員会の強行を重ねる暴挙で審議日程を決めていく運営は異常です。
官邸の意向によるものであれば、安倍政権の暴走ここに極まれり!と現場で痛感しました。
おりしも今日19日は、昨年9月に安保法案=戦争法案の採決がされた日。
このような政権、続けさせてはならない!
【今日の句】 暴走と 暴挙の政権 許すまじ
2016年10月18日火曜日
TPP審議状況(10/18)
TPP特別委・総括的質疑の2日目! 日本共産党からは斉藤和子議員が「食の安全」、私が国会決議違反などをただしました。
今日は民進・共産・維新で午前のみ、衆議院インターネット中継でご覧になれますので、ぜひ!
私のことのみ書いて恐縮ですが、私は①審議に向かう姿勢、②国会決議に対する態度(コメ、牛肉セーフガード)、③転換の方向、をテーマに質問しました。
①では、政府が300回も説明しながら、世論調査では慎重審議などが多数(「共同」7割超、「NHK」は5割以上が「よくわからない」)であることから、その受け止めを聞きました。
「国会での審議を」と答弁したのですが当たり前のことで、カナダやNZみたいにパブリックコメントをする気はなし。
私から新潟県で聞いた農業関係者の声を紹介し、審議前にも出ていた「強行採決」発言などにも釘をさしました。
②が本テーマで、総括的質疑であることから基本に立ち返って国会決議に反していないのかと問いました。
決議には米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物などの重要5項目は「除外または再協議」の対象とするよう求めています。
私からはコメを例に「日本政府から除外を求めたのか」と質問。
総理などは「交渉の経過はつまびらかにできない」をくりかえしましたが、それこそつまびらかにする必要などなく、除外と言ったのか言わなかったのか、のみを聞いたわけです。
「決議を渡した」と答弁も、それが何かを言わない外交交渉などないはずで、受け取る方も参考資料扱いにしか読めないのではないか。
平行線のままでしたが、初めから「除外」と交渉する気もなかったのではないのかと疑念が強まりました。
もう1つ、総理が「例外」を勝ち取ったとされるセーフガードについて、牛肉を例にすると16年目で発動されるときには、すでに牛肉自給率が10%程度になる計算。
それで首相が「勝ち取った」と言える内容なのか、との問いには「国会決議は国会で判断いただく」との答弁なので、私からは国会決議に反すると断じざるを得ないと指摘しました。
③は、TPPに警鐘を鳴らすがごとく2001年に農水省が「行き過ぎた貿易至上主義」からの転換を示していた「WTO農業交渉」をもとに、食料安全保障を基本にすべき道をと訴えました。
総理は変わらず農政改革全般が必要だとの主旨を述べるので、新潟で「頭ごなしに決めつけられる」ことへの批判の声を再度紹介し、委員会での徹底審議を求めました。
審議は始まったばかりですが、報道では月内に衆議院通過のような話が出ているともあり、到底認められない・必要なのは徹底審議だと理事会でも野党側は表明しています。
地方公聴会開催も提案されましたが、今日のところは議決せず。
いろんな日程は飛び交っていますが、やるべきは多くの国民が求めているように慎重審議・徹底審議です。
明日は一般質疑4時間で、日本共産党は私が15:55~16:33の予定です(ネット中継あり)。
主なテーマは非関税障壁の分野で、金融サービス章と「規制の整合性」です。
なじみのない方も多いと思いますが、TPPにおいて重要な章ですので、時間の限り質していきたいと思います。
【今日の句】 前のめり してるは官邸 ばかりなり?
今日は民進・共産・維新で午前のみ、衆議院インターネット中継でご覧になれますので、ぜひ!
私のことのみ書いて恐縮ですが、私は①審議に向かう姿勢、②国会決議に対する態度(コメ、牛肉セーフガード)、③転換の方向、をテーマに質問しました。
①では、政府が300回も説明しながら、世論調査では慎重審議などが多数(「共同」7割超、「NHK」は5割以上が「よくわからない」)であることから、その受け止めを聞きました。
「国会での審議を」と答弁したのですが当たり前のことで、カナダやNZみたいにパブリックコメントをする気はなし。
私から新潟県で聞いた農業関係者の声を紹介し、審議前にも出ていた「強行採決」発言などにも釘をさしました。
②が本テーマで、総括的質疑であることから基本に立ち返って国会決議に反していないのかと問いました。
決議には米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物などの重要5項目は「除外または再協議」の対象とするよう求めています。
私からはコメを例に「日本政府から除外を求めたのか」と質問。
総理などは「交渉の経過はつまびらかにできない」をくりかえしましたが、それこそつまびらかにする必要などなく、除外と言ったのか言わなかったのか、のみを聞いたわけです。
「決議を渡した」と答弁も、それが何かを言わない外交交渉などないはずで、受け取る方も参考資料扱いにしか読めないのではないか。
平行線のままでしたが、初めから「除外」と交渉する気もなかったのではないのかと疑念が強まりました。
もう1つ、総理が「例外」を勝ち取ったとされるセーフガードについて、牛肉を例にすると16年目で発動されるときには、すでに牛肉自給率が10%程度になる計算。
それで首相が「勝ち取った」と言える内容なのか、との問いには「国会決議は国会で判断いただく」との答弁なので、私からは国会決議に反すると断じざるを得ないと指摘しました。
③は、TPPに警鐘を鳴らすがごとく2001年に農水省が「行き過ぎた貿易至上主義」からの転換を示していた「WTO農業交渉」をもとに、食料安全保障を基本にすべき道をと訴えました。
総理は変わらず農政改革全般が必要だとの主旨を述べるので、新潟で「頭ごなしに決めつけられる」ことへの批判の声を再度紹介し、委員会での徹底審議を求めました。
審議は始まったばかりですが、報道では月内に衆議院通過のような話が出ているともあり、到底認められない・必要なのは徹底審議だと理事会でも野党側は表明しています。
地方公聴会開催も提案されましたが、今日のところは議決せず。
いろんな日程は飛び交っていますが、やるべきは多くの国民が求めているように慎重審議・徹底審議です。
明日は一般質疑4時間で、日本共産党は私が15:55~16:33の予定です(ネット中継あり)。
主なテーマは非関税障壁の分野で、金融サービス章と「規制の整合性」です。
なじみのない方も多いと思いますが、TPPにおいて重要な章ですので、時間の限り質していきたいと思います。
【今日の句】 前のめり してるは官邸 ばかりなり?
2016年10月17日月曜日
TPP審議状況(10/17)
今日は終日、総理入りの総括的質疑で自民・公明・民進の各議員が質問に。明日は民進・共産・維新で、斉藤和子衆議と私が質問に立ちます。
NHK中継で9:49~斉藤議員、10:29~私の予定ですので、ぜひ!
通常国会以来の本格的審議ということもあり、多くの方は農業とTPPの関係や情報公開、SBS輸入米問題についての質問となりました。
政府は従来の答弁をくりかえすのみ‥‥という印象でしたが、新潟県知事選の結果を受けてか、それに対しては「真摯に受け止めたい」と。
審議前にもかかわらず、理事(辞任)から強行採決の発言が出たことへの問いに「我が党において、強行採決をしようと考えたことはない」と答弁したのには、思わずのけぞりました。
いったい昨年の安保法案の結末を、何だと思っているのでしょう。
焦点となっているSBS輸入米は「流通した価格を調査しないと、安く出回ったかわからないでしょう」との問いに、弁当やコンビニなど多数の流通先があることで調査困難と農水相は答えましたが、それなら「価格へ影響なし」と、なぜ調査結果で出せるのか。
牛肉の成長促進肥育ホルモン剤で、コーデックス基準を超える日本基準があることも明らかにされ、TPPのもとでの不安は解消されないのでは、との指摘もありました。
日米のサイドレターをもとに、米国から過度な要求がされていたのではないかとの質問に、日本として(該当部分は)確認のために書いたものとの主旨で問題なし、との答弁でもありました。
衆議院インターネット中継から、今日の分(7時間!)も見ることができます。
かくいう私も明日の準備と、それ以降の準備もあり‥‥しっかり政府をただしていきたい。
【今日の句】 新潟の 結果がじわり 効いている
NHK中継で9:49~斉藤議員、10:29~私の予定ですので、ぜひ!
通常国会以来の本格的審議ということもあり、多くの方は農業とTPPの関係や情報公開、SBS輸入米問題についての質問となりました。
政府は従来の答弁をくりかえすのみ‥‥という印象でしたが、新潟県知事選の結果を受けてか、それに対しては「真摯に受け止めたい」と。
審議前にもかかわらず、理事(辞任)から強行採決の発言が出たことへの問いに「我が党において、強行採決をしようと考えたことはない」と答弁したのには、思わずのけぞりました。
いったい昨年の安保法案の結末を、何だと思っているのでしょう。
焦点となっているSBS輸入米は「流通した価格を調査しないと、安く出回ったかわからないでしょう」との問いに、弁当やコンビニなど多数の流通先があることで調査困難と農水相は答えましたが、それなら「価格へ影響なし」と、なぜ調査結果で出せるのか。
牛肉の成長促進肥育ホルモン剤で、コーデックス基準を超える日本基準があることも明らかにされ、TPPのもとでの不安は解消されないのでは、との指摘もありました。
日米のサイドレターをもとに、米国から過度な要求がされていたのではないかとの質問に、日本として(該当部分は)確認のために書いたものとの主旨で問題なし、との答弁でもありました。
衆議院インターネット中継から、今日の分(7時間!)も見ることができます。
かくいう私も明日の準備と、それ以降の準備もあり‥‥しっかり政府をただしていきたい。
【今日の句】 新潟の 結果がじわり 効いている
2016年10月16日日曜日
市民の勝利
新潟で米山知事候補が当選確実! 米山候補が記者会見で「市民の勝利」「現状で再稼働は認められない」との言葉が力強い!
私も農業団体を訪問し応援に駆けずり回りましたが、本当に本当にうれしい結果。
聞いてきた声にもとづけば、TPPと安倍農政に対しても厳しい審判であると確信です。
応援に行けませんでしたが、釧路市長選でもいい結果が出れば‥‥。
さて、明日・明後日は総理出席のTPP特別委員会(NHK中継あります!)。
日本共産党からは斉藤和子衆議と私が合わせて76分、18日に質問します。
継続審議とはいえ、原点に立ち返って安倍首相に質していきたい。
質問づくりのため缶詰め状態となっていますが、そう何度も首相を問う機会もありませんので、準備をしっかり・質問ガッチリ!でがんばります
【今日の句】 勝利者は 市民の力 さあ次も
私も農業団体を訪問し応援に駆けずり回りましたが、本当に本当にうれしい結果。
聞いてきた声にもとづけば、TPPと安倍農政に対しても厳しい審判であると確信です。
応援に行けませんでしたが、釧路市長選でもいい結果が出れば‥‥。
さて、明日・明後日は総理出席のTPP特別委員会(NHK中継あります!)。
日本共産党からは斉藤和子衆議と私が合わせて76分、18日に質問します。
継続審議とはいえ、原点に立ち返って安倍首相に質していきたい。
質問づくりのため缶詰め状態となっていますが、そう何度も首相を問う機会もありませんので、準備をしっかり・質問ガッチリ!でがんばります
【今日の句】 勝利者は 市民の力 さあ次も
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