そもそも今日は委員会予定のない日。しかし、昨日の強行開会と地方公聴会の強行議決に対して、4野党国対委員長も開き以下のことを確認しました--。
①山本農水相の「強行採決」発言は、辞任に値するものであること。
②強行議決した地方公聴会については撤回すること。
地方公聴会というのは、議員運営委員会に委員派遣名簿を出して議決されるのですが、民進・共産は当然名前を入れていません。
議員運営委員会の理事会が開かれましたが、佐藤勉委員長から「一層の歩み寄りが見られるよう努めてほしい」と促され、まだ確定していません。
そこでさまざまなやりとりをしていたわけですが、夕刻、TPP特別委員会委員長の職権で、明日の理事会・委員会(参考人質疑)が立てられました。
やりとりしてきた「歩み寄りの努力」は、どうなるのでしょうか。
山本農水相の「強行採決」発言があった翌日に、与野党理事の合意なく委員会が開かれ、地方公聴会まで議決するなんて、まさに強行に強行を重ねる暴挙と昨日、このブログでも書きました。
私たちも徹底審議を求めており、慎重な審議については与野党とも一致しているはずです。
そのための環境づくりをしているなかで、昨日も、そして明日も職権での委員会。
採決の出口ありきで、審議や参考人質疑・公聴会などをおこなえば、それを普通は「セレモニー」と呼ぶようなものではないのでしょうか。とんでもない。
多くの国民が慎重審議を求めているなかで、出口ありきのように拙速に進めることは容認できない。
明日も緊迫の1日となりそうです。
【今日の句】 強行の 先には必ず 破たん待つ
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