2010年11月6日土曜日

赤旗まつりの熱気が伝わってくる

 事務所スタッフが赤旗まつりの係を務めるため上京し、私は事務所で留守番です。まつりツイッターを見ながら「いいなぁ~」などと独り言。

 4年ぶりの開催だけに、会場もにぎわっているし、多くの方も待ち望んでいたんですよね。

 4年前には、前回の参院候補者として私も参加。

 会場の熱気、多彩なプログラム、参加者同士の交流‥‥本当に元気になるまつりでした。

 おっと仕事、仕事‥‥月曜日に学生との綱領学習会があるため、仕込みの勉強。

 どのように今の社会・政治を見ているか、たくさん学生の話を聞きたい。

 ただ「教える」という立場でなく、一緒に「考えあう」立場で、話し合いたいと考えています。

 【今日の句】 いいなぁと 5回言っても デスク前

2010年11月5日金曜日

TPP問題で道へ申し入れ

 尖閣諸島近辺での中国漁船衝突ビデオが、ユーチューブに流出‥‥こんなことが起きたのかということと、ありえないはずの「流出」が起きたことと、どちらも大きな驚きでした。

 誰が、何の目的で、映像を持ち出し、公表したのでしょうか。

 外交力だけでなく、管理能力も問われる事態。

 警視庁からは、国際テロに関する情報や、外事3課では過激派資料も流出・不明ということも明らかになって、まさか話題の打ち消しでは‥‥と勘ぐりたくもなりますが。

 何にせよ、事態の調査・解明は当然だと思います。

 そして、漁船衝突のような事態を繰り返さないために、尖閣諸島が日本領土である歴史的事実を明らかにする作業も、急がなければならないのではないでしょうか。

 さて、今日は道庁に足を運んでTPP問題で、知事が反対の態度を明確にするよう申し入れ。

 西野敏郭道委員長はじめ、花岡ユリ子・真下紀子の両道議、金倉まさとし道議予定候補(札幌東区)と、高原副知事に要請しました。

 高原副知事からは「農業の崩壊は、北海道の崩壊」「守る思いでは一緒」と話され、多大な影響が与えられることへの懸念が述べられました。

 以前の記者会見では、高橋知事はTPPへの態度を明確にしていません。

 道議会で8日に意見書を上げる予定で調整が進められていますが、その内容を見て知事も態度を表明する旨が、高原副知事からは話されました。

 それにしても次から次へと問題が浮上して、やるべき仕事がたくさんあり、さらに頑張らないとと思います。

 【今日の句】 だんだんと 場当たり政治に 見えてくる

朝から更新です

 更新せずに昨夜は就寝してしまいました。というわけで、朝からパソコンに向かっています。

 昨日は、終日会議の日。

 中座してTPPにまつわる懇談の下準備に顔を出し、その内容も含め私も会議で発言しました。

 どうやら自民党内も反対派がまとまったようで、もちろん「反対」の一致点では、国会でも地方でも、広がりがあっていいと思います。

 同時に、議論の入り口が「農業」「漁業」であっても、出口は「国や地域のかたち」となるのがTPP。

 食料の確保はどうあるべきか、そのために第一次産業をどう支援するか、その結果としての地域経済をどう持続的なものにするか--次なる議論も求められると思います。

 日本共産党は綱領で「国の産業政策のなかで、農業を基幹的な生産部門として位置づける」と明記している党です。

 食料確保と合わせ、繰り返し生産可能で経済安定の持続的基盤にもなります。

 道内でも農協はもちろん道経連もTPP反対を表明し、各地で反対集会が計画されています。

 ところで、日本共産党は明後日から第40回赤旗まつり

 事務所からも、まつりスタッフとして明日から現地入りです。

 つまり、私は留守番‥‥私も行きたいな~。

 【今日の句】 ニコニコと 渡る動画に 詰めはなし

2010年11月3日水曜日

上富良野町で日米共同訓練・反対集会

 JRとバスを乗り継ぎ上富良野町へ。昨日から始まった、自衛隊と米軍の共同訓練に対する反対集会に参加するためです。

 私は道安保破棄実行委員会などの、道団体を代表してあいさつ。

 紙智子参議院議員も駆けつけ、国会報告と連帯のあいさつ。

 今回の共同訓練は、2002年以来で通算12回目になります。

 アメリカのアフガン・イラク戦争を機に、北海道の部隊が常時出動可能な部隊に位置づけられ、共同訓練の度合いも強まっています。

 上富良野に来た米兵はミズーリ州の部隊ですが、そもそもは災害出動時の任務を持つ部隊が、いわば戦力が足りないからと駆り出されたとか。

 日本の防衛というより、アメリカの戦略に追随しているというのが、やはり本質ではないでしょうか。

 集会後、代表抗議団は駐屯地へ、参加者はデモ行進と分かれました(私は抗議団でした)。

 応対した広報担当の方を通じて、本部の方へと抗議・中止の要請を上げることになりましたが、何より積み重ねが大事。

 民主党政権のもとで、専守防衛から海外展開を自衛隊が主任務とされる、大転換が見込まれています。

 しかも、自衛隊が初の恒久的「基地」をジブチに建設する内容が明らかになりました(こちら)。

 憲法9条をないがしろにし、軍事力に前のめりになる姿勢では、自民党も危険でしたが民主党も同等ではないでしょうか。

 着弾地点が見える場所まで移動し、上がった白煙を見ながら、世論を強める活動に力を入れねばと強く思いました。

 【今日の句】 外交の 力のなさが 軍備呼ぶ

2010年11月2日火曜日

計画性なき開発は、人類に跳ね返る

 日本政府は、メドベージェフ大統領の国後島訪問への対抗措置として、駐ロ大使を一時帰国させるようです。

 日本共産党としても昨日、抗議の意思を示すとともに、民主党政権に「半世紀の領土交渉の総括を踏まえ、歴史的事実と国際的道理に立った本格的な領土交渉に踏み出すことを、強く要請する」ことを求めました(こちら)。

 政府は、いつものごとくアメリカに「支持」を求め、アメリカも応えてはいますが、日本政府として主体的な発信能力が問われているのではないでしょうか。

 原則に立って、かつ冷静に厳粛に、対応すべきと思います。

 さて今日は、党道議団と道自然保護協会を訪れて、ダム問題・森林保全などにかかわって話をうかがってきました。

 会長の佐藤謙さん(北海学園大学教授)から、「私たちはどの党とも是々非々で応対します。何でもお聞きください」とのお話があり、北海道から諸外国の実態まで、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

 種の希少性と合わせて、生物の多様性が守られてこそ、自然が保持されると言えると思います。

 北海道は国有林の面積が大きいだけに、本来はその条件も大きいはずです。

 しかし、乱伐もあり、生態系が崩れ、水源保持もできず、土砂流出も各地で見られます。

 計画性なき開発は、結局、人類に跳ね返ることを冷静に認識しておくべきだと思いました。

 その点で日本は、いい法律ができたとしても、政策の展開は大企業ベースになっており、これでは何も生かされません。

 千島問題にせよ、森林再生にせよ、北海道の党だからこそ深く知り、的確に発信しなければいけないことを、つくづく実感する毎日です。

 【今日の句】 羅針盤 持たず海行く 政府かな

2010年11月1日月曜日

ロ大統領の国後島訪問を、黙って見過ごすわけにいかない

 ロシアのメドベージェフ大統領が国後島を訪問しました。北海道に住む者として、このまま実効支配を進めようとすることを看過することはできません。

 千島問題の歴史的事実や、党としての解決に向けた政策はこちらに詳しくあるので、参照ください。

 元島民の方や漁師の方々、関係自治体の首長さんなどから、千島問題の未解決によって苦しんできた実態を、私も何度も話をうかがいました。

 住んでいた島に墓があったり、資産が残されていたり。

 ロシア海域に入って来たと主張され、漁師が銃撃される事件もありました。

 国政に訴え続けながら、運動を広げ次世代に引き継ぐための苦労も話を聞いてきました。

 領土問題の未解決で、もたらされている問題の大きさを政府も道民的にも、認識を新たにしてほしい。

 民主党政権が、尖閣諸島問題で弱腰と言われ続けてきましたが、千島問題では(もちろん民主党政権も)自民党政権の「負の遺産」が、あまりにも大きすぎます。

 歴史的事実にもとづけば、北千島までが日本の領土です。

 国際的道理にもとづいて、筋道だてた論立てが必要です。

 それらの中身を夕方に、札幌駅前で緊急の宣伝で訴えました。

 北海道の党として、この問題は力強く進めるためにがんばります。

 【今日の句】 筋もない 姿勢が問題 こじらせる