川原さんから共闘勝利とともに「畠山さんを国会へ戻そう」と呼びかけてくださったことが、本当にありがたいです。いろんな場面で応援してくださり、その期待に応えなければとの思いで全道もまわってきました。明日は稚内市へ行きますが、全道のすみずみに「政治は変えられる」という息吹を広げていきたい。
それに対抗する力はどこにあるのか。私が触れたのは、農家・農協のなかでも広がる不安や危機感とともに、北海道経済界のなかにもおおもとから社会を見直す必要があるとの動きについてです。「今だけ・金だけ・自分だけ」の風潮を乗り越えて、みんなが幸せになれる道をめざそうと、食料を全国民に安定供給する農家・農民連が口にすることに大きな意義があると思うのです。
安倍首相は施政方針演説で農産物の輸出を力強く後押しすると表明しましたが、下がり続ける食料自給率については何も触れませんでした。こんなことだから輸出額が増えようと、農家の戸数は増えていかないのです。家族農業を支えることを中心にした農業政策への転換がどうしても必要です。
命の源である食料の生産現場を、しっかり支える政治こそ。声を大にして言いたい課題です。
【今日の句】終結の力は きっと目の前に