2021年6月12日土曜日

業者の熱い心意気

 昨日までの暑さとは一転、強い雨にも襲われた西胆振管内。それでも党員・支持者のみなさんが傘を差して駆けつけてくださり、本当にありがたい。豊浦町から始まり洞爺湖町・伊達市・室蘭市・登別市を、松橋ちはる道9区予定候補とまわりました。

 昨日は洞爺湖温泉街に泊まったのですが、夜におこなう湖上花火大会は先月に続いて中止のまま。この花火は2000年の有珠山噴火からの復興を願い始められたもので、以前にも書きましたが、ホテルはじめ観光関係のみなさんが花火にかける思いは特別なものなのです。

 そして豊浦町も洞爺湖町も、噴火湾ホタテの生産・加工の町。輸出を含めた需要減少のため価格が下がり、漁業者や漁協、加工業者にとっては苦難の1年で、それは今も解消されていません。漁業者への「積み立てプラス」に国が支援額を引き上げることや、加工や卸売りも含めた業者への補償が、やっぱり必要です。伊達市では、洞爺湖温泉のホテルからクリーニングを受けている店もあるそうで、ここでも影響は甚大とうかがいました。きめ細かい支援をと、私も街頭から訴えました。

 室蘭市で、ずっと追っかけをしてまわってくれたのは業者後援会のみなさん。休業や時間短縮を求めながらじゅうぶんな補償がないのでは、経営どころか生活さえできません。消費を上向かせ地域経済をよくしたいのなら、今こそ政府は消費税減税の決断を。インボイスの導入期限も迫っており、総選挙では消費税も大争点にしていかなければなりません。

 登別市での最後の演説場所では、地元の商店主さんが「うちの前に車を止めていいですよ」とありがたい一言も。ちょうど閉店時間が重なったという事情もありますが、日本共産党への信頼もあわせて感じました。道9区管内をまわった3日間、このような温かい出会いもたくさんありました。今日も伊達市では、わざわざ車を止めて最後まで演説を聞いた方が「小選挙区は立憲でも共産党でも、とにかく一本化をして。比例は共産党にするよ」。

 ていねいに訴えれば聞いてくださる方が多くいることも、この3日間で実感することができました。コロナ禍の制約がありつつ1人でも多くの方にお会いして、党の勢いや私の思いを知ってもらいたいです。

 【今日の句】総理こそ 自助の辛さを 知るべきだ

2021年6月11日金曜日

テーマは「人として」

 今日は日高管内キャラバンでしたが、先立ち「ほっかい新報」対談企画のため平取アイヌ協会副会長・木村二三夫さん宅へ。昨年の党道委員会主催のシンポにもご参加いただき、あらためてアイヌ施策やそもそもの歴史、これからの課題などを語り合いました。

 対談を始める前に木村さんは「こちらにおいで」と、部屋に飾られていたお爺さん・お婆さんなどの遺影写真を見せてくださいました。今日の対談テーマの1つは「歴史に向き合うこと」。木村さん自身も「過去に目を閉じる者に未来はない」と、くりかえし各地で呼びかけています。思わず背筋が伸びました。

 この数日、あらためてアイヌ関連の文献に目を通す日々でした。収奪や屈辱に直面し続けてきたアイヌ民族の歴史を語りあうのに、私が不勉強では対談を引き受けてくださった木村さんに対して失礼です。学び直すなかで新たな気づきもあり、教育の必要性や、ネット上の匿名による無責任な発言などの害悪も、学ぶことを通して実感できました。

 「アイヌネノアンアイヌ」=「人である人として」。この言葉の重みを共有しあった対談になりました。木村さん自身もアイヌモシリをすべて返せという現実的なことを言うつもりはないと述べ、しかし収奪や屈辱の歴史に対して日本政府が謝罪し、まさに「人として」同じ立場で話し合うことを求められています。そんな時に差別や侮辱の発言などを、とりわけ国会・地方議員や報道からされることなど論外です。

 詳しくは掲載される「ほっかい新報」を、ぜひお読みください。道内の日本共産党事務所にご連絡ください。

 二風谷にも立ち寄り、アットゥシ織りで有名な貝沢雪子さんにお会いしてきました。写真でわかるようにオヒョウなどの木の内皮を削いで、煮詰める中で薄くなったものを染めていき、割いたものが糸として織りに使われていきます。室内に置かれている染められた糸の数々が、素朴な自然の色そのもので本当に美しい。

 実は5月31日付「しんぶん赤旗」の「若者BOX」というページで、お孫さんの関根摩耶さんがインタビューに答えてくれています。その掲載紙をお届けするために足を運んだのですが、突然の訪問にも柔らかい笑顔で迎えてくださった貝沢さん。「あら、私も写っているわ」と、集合写真のなかに確かにいらっしゃいました。俳優の宇梶剛士さんにも慕われる貝沢さんの温もりに、私もあたたかい気持ちになりました。

 松橋ちはる道9区予定候補との宣伝キャラバンは平取町から日高町、新冠町、新ひだか町とまわりましたが、平取町では木村二三夫さんやお連れ合いさんも駆けつけてくださり、本当にありがたく感激しました。飲食店の店主さんや「鈴木議長さんにもお世話になっています」という方まで次々と声をかけてもくださり、気が引き締まる思いでした。

 日高町の「集い」ではワクチン接種や東京五輪が話題になり、参加された方のリクエストで全員での記念撮影も。各地でトマト・トマトジュース・缶ジュースなどが次々と差し入れられて、ひしひしと期待も感じました。新冠町では風が強いなかでも支持者の方が日本共産党の旗を持ち続けてくださり、新ひだか町では選挙本番かと思うくらい演説箇所に足を運んでくださっていて、その勢いからか買い物途中の方も足を止めるなど注目が集まりました。

 せっかくだからと最後に予定していなかった団地で演説すると、窓を開けてベランダなどに出てくる方が次々に見えられたのにはビックリしました。今の政治に関心を向けて、そのうえで「どうしたらいいか」と考えられている方が、これだけ多いのです。道筋や展望を示すことの大切さを肌で感じました。

 明日は豊浦町から始まり、胆振西部を駆け抜けます。

 【今日の句】人として 向き合ってるか 菅総理

2021年6月10日木曜日

青年たちとも語り合い

 今日から道9区キャラバン、まず苫小牧市へ。街頭宣伝や青年との「集い」など、松橋ちはる小選挙区予定候補とまわりました。街頭宣伝は党苫小牧市議団(小野寺幸恵・富岡隆・原啓司)も、ずっと運転やアナウンスをしてくださいました。

 苫小牧も陽射しが強く気温もグングン上がるなか、党員・支持者のみなさんが駆けつけていただき本当にありがたかったです。松橋さんも私も、選挙本番並みに訴えに力が入ったのは、菅政権をどうしても変えたいという思いが自然と起きた拍手を通じて、ひしひしと伝わってきたからです。

 苫小牧は私が中学校教員として、お世話になった町。同じ学校で勤めた先輩先生や、教え子のお母さんなども宣伝には見えられて、あたたかい激励をいただいたことも嬉しい限り。隣町の白老町でも、党町議に「畠山先生に習ってました」と声をかけてくれた方がいたことも今日わかって、こういう結びつきを大事にしなければならないですね。

 感染予防をしながら少人数で語り合う地域の「集い」でも、「どうして、そこまでして五輪を開きたいの」「子どもたちにお金を使うため世界的にも軍縮をと、思いきり呼びかけてほしい」「立憲民主党を信用できない自分が悪いのかもしれないが、共闘はどう進めていくのか」など、話したいことが次々と出されて止まりません。国民不在のまま進んでいる今の政治への不満が、どんどん溜まっていることを肌で感じました。

 青年との「集い」でも同様で、五輪についても「私は反対。これだけ医療従事者が大変なのに」との話や、今月から介護施設で働き始めたという青年からは「仕事は楽しいけど賃金が低い。政治の力で上げられないのでしょうか」との要望も。介護職員を増やすために、専門学校も含めた授業料軽減や奨学金返済免除など、いろんなアイデアも出しあいました。

 「若い人に共産党も含めて野党を知らせていくのに、何が必要でしょうか」との質問も。私からは、①野党の本気度を伝える、②実現できる道筋を示す--ことに努力したいと答えました。SNSはじめ伝える手段はいろいろあるけど、見透かされるような発信では政治不信を広げるだけになってしまいます。その政党や政治家なりの本気さが、やっぱり基本姿勢になければならないです。

 実現の道筋についても、例えば日本共産党は「学費を半分に」と掲げてますが、本当にできるのと聞かれることがあります。まだまだ少ない枠の給付奨学金だって数年前まではなかったものだし、町によっては独自の奨学金を持っているところもあります。苫小牧では、市民と日本共産党が力を合わせてカジノを含むIR誘致も止めることができました。力を合わせる方法はいろいろあるし、小さな改善を積み重ねて目標に届きもするし、団結を崩さないことが大切なのです。納得してくれたならありがたい。

 こういう話し合いを積み重ねていきたい。明日は日高管内をまわります。

 【今日の句】マスク焼け 今年は早く 訪れそう

2021年6月9日水曜日

保健所からの励みの言葉

 今日は橋本みか道5区予定候補と、札幌市厚別区で街頭宣伝などにまわりました。お困りごとを街頭でも聞き、使える制度を紹介することにも心を砕きました。天気も良く窓を開けていたお宅も多かったので、少しでも聞こえればと願いも込めました。

 どこでも通り過ぎる方からの反応が。遠くから手を振ってくださる方、通りすがりの車から手を振る方、自転車を押しながら歩いていた方は私があいさつに行くと、深々と一礼。思わず私も恐縮です。橋本さんともども「国民の命とくらしを守ることに責任を負う政治へ」との訴えに耳を傾けてくださっていたのなら嬉しいです。支持者からは差し入れもいただきました。

 ワクチン接種の情報やコロナ対策の具体化、これからの日本など、多くの方は知りたいこと・考えなければいけないことが山盛り。菅政権への不満も、支持率の低さに現れています。「どうしたらいいか」の道筋が今こそ求められているからこそ、これだけの反応があったのだと思います。使うマイクを橋本さんと分けるなど感染防止対策もしっかりおこなって、明日からも取り組んでいきたい。

 村上仁札幌市議もいっしょに、介護事業所の役員さんから現状をうかがう懇談の場も。接触が避けられない職場だからこそ、早くワクチン接種をとの要望も切実です。職員が感染し、利用者に広げるとなれば、その職員にとってこんなに辛いこともありません。デイサービスを午前・午後に分けて人数制限をしてきたら、減収にもなりました。続く感染への不安と、予防するほど減収という実態に「職員にとって先が見えない状況です」との話がとても重い。

 「医師、病床、保健所が減らされてきた。そもそも厳しい現場にコロナが襲いました。今の医療崩壊などは誰が招いたのかと痛切に思う」とも語られました。あわせて、保健所職員からの言葉に励まされたといいます。「現場は大変でしょう。うまくいかないことは保健所の責任にしてください」。生まれる苦悩の責任を現場に負わせず引き受ける姿勢に、私も胸が熱くなりました。本当なら菅首相から、このような言葉が発せられるべきだと語り合いました。

 厚別区から道生活と健康を守る会へ移動し、生活相談の実態もうかがいました。札幌市での生活保護申請は微増だそうですが、生活苦が続いているのは間違いない。副会長の細川久美子さんは「申請が増えないのは生活保護へのスティグマです」とズバリ。三浦誠一会長の「給付金も必要ですが、国から『生活保護を使おう』と言ってもらえれば」という指摘も、確かにそうだと思いました。

 新潟県では生活保護についてのポスター、沖縄県でも就学援助を呼びかけるCMが流れていますと三浦さん。札幌市でもポスター作成の予定があるそうです。生活保護は「施し」ではなく「権利」なのだと、扶養照会も義務でないことなどあわせて、いっしょに広げていきたい。

 明日から道9区キャラバン。明日は松橋ちはる予定候補と、苫小牧市内をまわります。

 【今日の句】国会は 五輪の思い出 語る場か

2021年6月8日火曜日

大所高所から議論を

  好天続きで青々としてきた水田を横目に、今日は新篠津村・当別町へ。どこでも米価下落への心配が話題になり、豊作を喜べないというのは国政の根本的な問題だと実感しました。生産者の責任ではなく、国の責任こそ問われています。

 石塚隆・新篠津村長の名刺には、PRキャラクター「しんしのつのおこめちゃん」がプリントされています。コロナ禍の支援策の1つとして、村民へ新篠津産農産物などのセットを配布する計画もあるそうで、休業中の飲食店への給付、ひとり親世帯への支援なども具体化されています。ただ「過疎債指定の自治体から外れたので、経過措置があるとはいえ、これから考えなくてはなりません」と石塚村長さん。農家である藤永康夫・村議会議長さんは笑顔で迎えていただき、「東日本大震災後に石巻市も訪れましたよ」と復興の様子も気にかけてくださり、本当にありがたいです。

 JA新しのつ・早川仁史組合長さんは、今年分のコメだけでなく昨年・一昨年の在庫として残っているコメ対策も必要と指摘しつつ、あわせて「コロナ後の日本のあり方を、政治家は大所高所から議論してほしい」とキッパリ。ワクチン接種の進展とともに経済活動が進んできた国と、ずるずると感染拡大が続く日本とでは大きな経済的な開きが出ています。人口減少が続くもと、介護・福祉や地域社会を維持するうえでの課題も語られました。外国人労働者をどう考えるかも避けて通れません。

 商工会も訪れた後に元村議の高橋至さんとマイクを握って街頭宣伝。当面のコロナ対策強化とともに、もうけ最優先の政治のあり方を変えようと私から強調しました。自転車を止めて聞いてくれた方から「がんばってください。応援してます」と、ありがたい激励も。どう政治を変えるのか、しっかり道筋を訴えていきたい。

 当別町では鈴木岩夫町議などとJA北いしかりや水土里ネット(土地改良区)、町役場などに足を運びました。泥炭地の当別町は国営事業(「篠津泥炭地開発」)によって農地が整備され、農家も苦労を重ねながら一大産地となりました。その歴史を知らずして当別町は語れないと、党の先輩からも教えていただいたのです。

 JA北いしかりでは川村義宏組合長が応対してくださり、やっぱりコメ対策が話題に。あわせて、コロナ禍を経験して「農業も国民の命も、ここまではしっかり守るという国の役割が求められているのでは」との思いを込めた話は、早川組合長さんの指摘にも通じると思いました。これまで効率万能・利益第一・「弱肉強食」の農政が続けられ、農村が憤慨するぐらいの矛盾が積み重なってきたと言っていい。私が現職だった時も農水委員会では「産業政策と社会政策は両輪」と何度も議論されたはずなのに、現実は地域社会が維持できるかどうかの瀬戸際になっているのです。

 増輪肇・当別町副町長とは、町での終末期医療を実現したいとの話が心に残りました。コロナ禍で医療体制についての根本的議論も避けられなくなっているなか、「定期的な訪問診療と終末期医療を組み合わせた本州の事例を学び、胸が熱くなりました」との話が重く響きました。当たり前のことですが、政権交代とは国民のすべてに責任を負うこと。しっかり責任を負えるだけの力をつけなければならないです。

 【今日の句】地域から 変える力が 沸々と

2021年6月7日月曜日

障害者施策を前へ

 道議団・札幌市議団とともに、「手をつなぐ育成会」さんと懇談させていただきました。「障害基礎年金に関するアンケート調査」をおこなった結果が「しんぶん赤旗」でも紹介されて、コロナ禍での苦労も含めてうかがいたく取り組んだものです。道議団は宮川潤・菊地葉子の両道議、札幌市議団は小形香織・佐藤綾の両市議が参加しました。

 このアンケートは今年3月、全国の会員に答えてもらったもの。答えた98%の方が障害基礎年金を受給していますが、満額でも月7万円に届きません。給料や工賃も月1万円以下が58%、1~4万円が24%のため、親と同居するか生活保護を受給しないと生活できないというのが実態です。診断書も幼少のころから継続している場合と、成年となってから医師を探す場合との、困難の違いも浮き彫りになりました。

 「子どもより長生きしたい、というのが親の願いになっている」と佐藤春光会長。年金もじゅうぶんでないなか、障害を抱えた人が生活しにくい日本だと厳しい目を向けました。アンケートにかかわった長江静子副会長も「少ない年金に安い工賃では、家族からの補助なしに余暇など過ごせません」と、障害児・者が1人の人間として生活できる環境をと要望されました。

 佐藤会長は福祉施設なども運営していることもあり、職員の給与面など福祉従事者の少なさについても現状を説明されました。北海道は人口減少が進み、さらなる人手不足に直面しています。国の補助・交付なども十分でない福祉分野が、まさにその窮地に置かれているのです。佐藤会長は障害者への差別にも触れて「少数者であることや社会の偏見があることで、施策も遅れている」と強調されたことを、しっかり胸に刻みたい。

 特別支援学校の設置基準も話題になり、それ自体は歓迎すべきことですが、あとは自治体に実施させる運動が必要との話にも。この点では日本共産党もがんばってほしいと宿題もいただきました。育成会では、年金についてわかりやすく解説する勉強会用資料を作成するとのことで、このような広げる努力を、行政も私たちも学ばなければと実感しました。

 道労働局へ、伊藤りち子3区予定候補(比例重複)・橋本みか5区予定候補とで要請もおこないました。「両立支援等助成金『新型コロナ対応特例』等の上限撤廃等を求める要請」で、内容は①両立支援等一時金の「育児休業等支援コース・新型コロナウイルス感染症対応特例」の上限を撤廃すること、②両立支援等助成金の「母性健康管理措置による休暇取得支援コース」の上限を撤廃すること、③「小学校休業等対応助成金」の「個人申請」の趣旨が生かされるよう、「事業主の協力」や「事業主の同意」が得られない場合の対応策を講じること-ーです。

 札幌市では先月13日に「家庭保育のお願い」が出されて以降、これら助成金への問い合わせが「1日のうちに来る電話の8割」になるほど急激に増え、今月4日までに道労働局へ累計529件の相談があったとのこと。3番目の要望項目も含めて「企業へ説明しているところ」で、上限撤廃については本省へ報告するとの回答でした。「上限の撤廃というのは金額についてですが、人数についてですか」など、ていねいに対応いただき、大事な課題であると共有されたことは重要です。

 北海道全体でも児童・子どもの感染が増え、濃厚接触者との認定や学級閉鎖などのため、仕事を休まざるを得ない親-ー多くは女性・母親-ーも増えています。協力しない企業側の問題をただすとともに、しっかりと活用している企業へも上限を定めたのでは、せっかくの制度も生かされません。まだまだ感染収束が見込めないなか、安心して休みを保障できる環境をつくることは政治の責務です。

 他にも今日は朝の街頭宣伝、JRにかかわる会議、全国の比例予定候補者会議(オンライン)など盛りだくさんの1日に。各地でがんばる姿に、私も励まされました。明日は新篠津村と当別町をまわる予定です。

 【今日の句】利益だけ 求める社会は 息苦し

2021年6月6日日曜日

世界からも信頼されるか

 今日は休みをいただきました。夏を思わせるような天気でしたが、外出を控えた方も多かったのでは。早く感染収束をと願うばかりです。

 本来なら昨日、わが子が通う小学校での運動会でした。そもそも先月の予定だったのが緊急事態宣言のために1週間延期。ところが宣言の延長で来月に延期し、学年を分けての体育授業参観ということになりました。先生たちも悩まれての判断だったでしょう。残念がる子どもの顔を見る一方で、五輪の開催強行にひた走る菅首相の顔を見るたびに、矛盾や不公平感が募ります。

 それどころか分科会・尾身会長の発言に、菅首相が「黙らせろ」と怒っていると報じられました。専門家の意見を聞きながら、と言っていたのは誰だったのか。別の専門家を入れた会合があるとの理屈も、その専門家は分科会メンバーではなく、これで日本国民はもとより世界から見ても信頼されるのでしょうか。

 明日は参院決算委員会がNHK中継され、日本共産党は小池晃参議院議員(党書記局長)が質問に立ちます。午後4時35分ごろからなので、ぜひテレビやラジオでお聞きください。見逃しても参議院インターネット審議中継で見ることができます。

 【今日の句】黙らせて 総理は責任 語れるか