2011年4月16日土曜日

日本共産党候補者へご支援の輪を広げてください

 いよいよ明日から地方選後半戦。北海道の党候補者はこちらをご覧ください。

 私も候補演説や選対本部への援助に、今日は南空知管内の3市をまわりました。

 大震災後の選挙戦だけに、被災者支援と原発問題、防災のまちづくりにどう向かうかは、どの町でも共通の課題です。

 同時に、各自治体が持つ固有の課題も、大きく問われています。

 自治体病院をどうするか、議会に声が届かない住民の不満、高齢化するなかで町のコミュニティをどうつくっていくか‥‥1つ1つも重要課題。

 当たり前のことですが、どの候補者もきちんと政策を示して、住民の審判を仰ぐべきです。

 政策が薄く、もっぱら縁故や組織ばかりが頼みの選挙戦でいいのでしょうか。

 問われているのは政党・候補者。

 あなたの町はもちろん、全国・全道のお知り合いにも日本共産党候補者を広げてもらえるよう、お願いします。

2011年4月15日金曜日

復興は生活の再建こそ

 用があって石巻の両親に電話したら、昨日から水道が復旧したそう。ひとまず安心です。

 ほぼ1ヶ月、給水車から水を受けた生活でしたが、それでもマシな生活だと言います。

 依然として、避難所生活を強いられる方が多くいます。

 原発被害が重なった方は、毎日いたたまれない思いではないでしょうか。

 何とか生活が再建できるまで、国をはじめ公的な力が発揮されないと。

 有識者などの復興会議なるものが始まりましたが、明日の生活をも心配する方々に、まずは最善の支援を!と思うのは私だけでしょうか。

2011年4月14日木曜日

待ち遠しい春

 17日(日)から地方選後半戦ということで、各地のビラ作成や候補演説の援助に頭をめぐらしています。

 そもそも179市町村ある北海道。

 うち91市町村131人が、今のところ日本共産党から立候補を予定しています。

 もちろん91種類のビラを私1人だけで見ているわけでなく、チームをつくって分担していますが、あらためて考えるとものすごい数。

 そして、これだけ「住民の守り手」として議員がいれば、大きな力になれることも同時に確信しています。

 気がつけば春の気配が、チラホラと。

 被災地にも、北海道にも、安心できる「春」が来るように頑張らなければ。

2011年4月13日水曜日

チェルノブイリと比べたって

 原発事故の放射性物質が、始めはマイクロシーベルトだったものがテラベクレルなんてものにまで引きあがり、小数点でしかなかった単位も兆を超えて「京」にまで。

 よく「茹でガエル」の話が例えられますが、このように少しずつ慣らされていって、気がつけば深刻な事態になっていた--なんてことでは困ります。

 それを政治が引き起こすとなれば、さらに許されないことです。

 東京電力の発表では、これまでに放出された量は総量の100分の1だとか。

 チェルノブイリよりは軽いものと言いますが、そんな比較は何の役にも立ちません。

 苦しい避難生活を強いられ、農漁業も続けられず、もしかしたら被爆しているかも--と近隣住民の立場や、これからどれくらい広がるのかと心配する国民の立場に立てば、どのように収束に向かい、その際でも危険性は何で、国民にも何を協力してもらうか、などを明確にしていくのが大切なのではないでしょうか。

 政府の対応への、不信感が漂い始めているように思います。

2011年4月12日火曜日

首相の言葉が空虚に聞こえる

 東京電力・福島第一原発事故の暫定評価は「レベル7」--個人的には何を今さら、という気もしますが、さらに深刻な事態を想定しなければいけないことは事実だと思います。

 夕方の菅首相の会見を見ましたが、言葉ばかりが踊っている印象。

 被災地の方は、どのような思いで聞いたでしょうか。

 もちろん復興の道筋を語ることは、大事だと思います。

 一方で、現実に足りない薬や水、燃料などとともに、避難生活の苦難をどう取り除くかには、ほとんど言及がなかった。

 原発事故についても、要は「最後までがんばる」という当たり前のことを言ってるだけで、具体性がなかったように思います。

 「すぐ自衛隊に指示を出した」ことで責任を果たしているかのようにも聞こえました。

 指示を出す、新たな組織や会議をつくる--これで「責任を果たしている」と思っているのなら、ちょっと腹立たしい。

 くり返しになりますが、避難生活自体が明確な改善に進まないもと、どれだけ「希望ある復興」を説いても、国民の力の発揮にはつながらないと思います。

 まして「選挙後を見計らったのでは」とも言われる、この時期の「レベル7」発表で、評価をしたなら対策の方針を示すことが必要なのでは。

 あまりに腹が立ったので、こんなことばかり長々と書いてしまいましたが、もっと被災者に心を寄せた対策を願っているのは、きっと私だけではないと思います。

2011年4月11日月曜日

大震災1ヶ月

 新聞やテレビで、1ヶ月前の状況が報じられています。私でさえ、当時の状況を鮮明に思い出せるくらいだから、被災したみなさんの受けた当時のショックは、どれだけのものだったのでしょう。

 各地で押し寄せる津波、火災の大きさ、壊滅的な町‥‥生まれ故郷の石巻市がテレビに映った瞬間、生まれて始めて、サーッと血の気が引いていく感覚を覚えました。

 昼に札幌駅前で救援募金のお願いをしましたが、話しながら、あらためて被害の大きさと復興の大変さを感じました。

 夕方には、福島・茨城でまた大きな余震。

 土砂崩れもあったようで、本当に気になります。

 テレビでは、避難所の小さな男の子が地震後、「怖いよ。やだよ」と泣いている姿が映されていました。

 これだけくり返し大きな余震もあり、どれだけ心に負担がかかっているのだろう。

 しかも原発事故が、さらに見えない不安を大きくしている。

 政府は、ただ「安全」を繰り返すだけでなく、避難を指示するなら移動と生活手段を確保することなどこそ「安心」につながるのでは。

 まだまだ気持ちの重い、大震災1ヶ月、です。

 さて、地方選前半戦を終え、朝は知事候補だった宮内聡さんの朝宣伝へ。

 各地で、党議員候補もあいさつなどをおこないました。

 少し体制を整えなおして、後半戦に私も全力です。

激励に応えて、私もがんばる

 ほぼ地方選挙前半戦の、当落が明らかになりました。

 知事選挙では、宮内聡候補が届かず。残念です。

 道議選挙は、真下紀子候補(旭川市)が当選しましたが、他は届かず。2→1となりました。

 札幌市議選挙は、現職では村上仁候補(厚別区)が届きませんでしたが、小形香織候補(中央区)が返り咲き。改選時の議席数は確保でしたが、前回選挙で議席を獲得して南区は届きませんでした。

 結果としては悔しいばかりですが、冷厳な事実として受け止めなければなりません。

 同時に、多くの方からの激励やご支持をいただいたことには、何としても応えていかないと。

 そして、「救援・復興選挙」と位置づけた私たちです。

 引き続き、地方政治の活動とともに被災地救援への活動も!

 明日は震災1ヶ月、です。