2022年4月9日土曜日

あの時代と重なった

 本格的に全道へ、今日は旭川市へ! どこでもロシアのウクライナ侵略に怒りと「どうすれば止められるか」という思いが溢れだし、私の訴えも力が入ります。手を振って応えてくれる若い世代の姿を見て、ますます力が込もりました。

 JR旭川駅から出た途端に、新婦人のみなさんが気候危機ストップとの横断幕を持って宣伝していたので、私も参加しスタンディング。真下紀子道議、能登谷繁・石川厚子の両市議も加わりました。「戦争は最大の地球破壊」だと、ロシアの侵略をやめさせようとの呼びかけに、多くの方が注目していましたよ。

 一条買物公園での党の街頭演説には小松晃・真嶋隆英の両市議もそろい、たくさんの党員・後援会員さんが駆けつけてくれて心強い。フェイスブックでつながっている若い方も、わざわざ足を運んでくださいました。

 非軍事の民生支援・避難民への支援を進めること、日本共産党自身も外交的働きかけをおこなっていること、この機に乗じた「敵基地攻撃」「核共有」など「力には力」という悪循環でなく外交努力を尽くすことこそなど、私から訴えました。安倍元首相のように煽るばかりでなく、どのように対話の仕組み・枠組みをつくるのかを議論すべきではないのでしょうか。

 「つどい」でも、ロシアの侵略について話題が集中。「どうすれば止められるのか」「日ロ漁業交渉への影響は」「なぜマスコミは憲法9条のことを報じない」など、もどかしさや不安が次々と出されるなか、一人の方が「私は昭和20年の5月生まれ」と口を開きました。

 親から「戦争は絶対にダメだ」と言われながら育ち、「今のウクライナを見て、親の言っていたことが初めて身をもってわかった」とのこと。小さい子を連れて避難するウクライナの母親と、空襲警報のたびに自分を連れて壕に逃げたという母親が重なったというのです。ウソから戦争が始まり、反対と言えば警察に連れていかれる--今のロシアは昔の日本の姿と同じだと実感が込もった話に、私も聞き入りました。

 自然と「今度の選挙は大事だね」との雰囲気に。堂々と「侵略戦争反対」「憲法9条を守り生かす外交を」と言える日本共産党で良かったと、つくづく感じます。この党を何としても伸ばしてほしいと、重ねて訴えました。

 「元気が出るように、マスクを取った笑顔を見せて。目に焼き付けさせて」とのリクエストも。そういえばマスク生活が2年も続き、表情や感情がわかりにくい日々だったかもしれませんね。一瞬だけマスクを取ってニッコリ。そうだ、笑顔で全道をまわることにしよう。

 明日は士別市から。告示日を迎える市議選挙で立候補予定の、日本共産党・佐藤ただしさんを応援です!

 【今日の句】手を振った 思いは世界に つながって

2022年4月7日木曜日

さあ、参院選勝利へ

 今日は全国をオンラインで結んだ「参議院選挙勝利・全国総決起集会」。こちらで志位委員長の報告を見ることができます。戦争か平和かの情勢のもと、積極的平和外交と地域安全保障をつくる日本へ。弱肉強食の新自由主義から「やさしく強い経済」へ。北海道でも、持続的な地域づくりを進める日本共産党の議席をと訴えていきます。

 急いでポスターやチラシの準備をしていて、私も原稿書きなど今日はデスクワークの1日。週末から来週の日程が埋まりつつあり、本格的に各地をうかがいます。まずは明後日9日に旭川市へ。

 来週は地方選挙が目白押し。カッコ内は日本共産党の予定候補です。10日告示・17日投票で士別市議選(佐藤ただし)と帯広市議補選(はりま和宏)、12日告示・17日投票で新ひだか町議選(川合きよし)・安平町(三浦えみこ)にてたたかわれます。私も応援にまわります。ぜひ、知人・友人のいる方はお広げください。

 ところで、わが家の小学生は昨日から新学年。新しい担任はやさしい先生だと教えてくれました。期待を膨らませる時期ですが、なかなか収まらないコロナ禍に、登校できていない子どもたちもいます。北海道でも感染者数は下げ止まりで、増加傾向かとも心配になります。感染には気をつけあいつつ、子どもたちが安心して学べる環境づくりに心を砕きたいものです。

 【今日の句】全国とつながる 力も湧いてくる

2022年4月6日水曜日

これほどの虐殺を許せるか

 立候補を発表して、あいさつまわりとともにドッと押し寄せるのが原稿書き。しんぶん赤旗のコラム、国会議員・予定候補が交代で書くコラム「かけある記」、道委員会の「ほっかい新報」など、それぞれ違う切り口で自分の思いを綴るのです。

 他党にはない(あっても秘書が代書したり)、草の根の党としての独自活動と言えるかもしれません。合間を見ては、頭をひねって原稿書きも進めています。

 写真は今週号の「ほっかい新報」。お隣に載っている民青同盟の「戦争反対」連日行動の記事では、若い世代の率直な思いが紹介されています。せっかくの機会ですので、ぜひご購読ください(お申し込みは日本共産党の各事務所または、北海道委員会ホームページまで)。

 全道各地をまわるスケジュールも決まりつつあります。元気よく各地のあいさつまわりも続け、写真は白石区にて昨年の総選挙で同じく比例候補だった伊藤りち子さんと。党員のみなさんに「松橋さんの思いを継いで必ず参院選勝利を」と話すと、ウンウンうなづく姿も。こうやって心ひとつにがんばりあっていきたい。

 それにしてもウクライナ住民への虐殺のひどさに、言葉を失います。ここまで命に対する感覚がマヒし、残虐で暴力的になれるものかと暗澹たる気持ちになります。ロシアは否定していますが、グテレス国連事務総長が言うように独立した調査を受け入れるべきです。

 「国際人道法に反する犯罪行為は、その責任をきびしく追及されなければならない」(志位委員長)。そのとおりです。この虐殺が断罪されなければ、同じことが繰り返されてしまう。ロシアの侵略を早くやめさせ、責任を明らかにしていく必要があります。引き続き「戦争反対」と、いっしょに声をあげていきましょう。

 【今日の句】奪われた 命も未来が あったのに

2022年4月5日火曜日

花束からも平和の願い

 歩いて気持ちいい春の陽射しのもと、朝の街頭宣伝から団体まわり、党の会議でのあいさつなど、さっそく元気に訴えてまわりました。新しい職場や学校に向かうのかな、という方の姿もチラホラ。期待を膨らませている方もいるでしょうね。

 私からは、松橋ちはるさんと候補を交代することになった経過、松橋さん自身のがんばりを継いで議席を勝ち取る決意を述べました。昨日の記者会見でも触れた、①軍備強化でなく積極的な外交力を、②新自由主義からの転換(食料とエネルギーの自給、社会保障を最優先、大金持ち優遇の税金の仕組みを変えて消費税減税)、③ジェンダー平等・アイヌ民族の権利回復・気候危機打開を国際水準並みに-ーを実現したいと訴えました。

 選挙区はもちろん、比例5議席が目標です。プーチン=共産党という誤解や流布があるけど、まったく歴史も事実も違うこと、そもそも日本共産党は自由と民主主義を守るためにつくった政党であることも紹介しました。日本共産党そのものを、いろんな機会に、いろんな言葉で、いろんな角度で、知ってもらいたいです。

 団体などへのあいさつまわりで、どこでも「松橋さんは大丈夫ですか」と気遣う話があり、少し会話も沈み気味になるのは仕方なし。それだけ松橋さんが誠実に、真剣にがんばってきた証なのです。私から経過も説明しながら、松橋さんの思いを継いでがんばりますと話し続けました。発表されたばかりの今は、頭と心の整理が必要な時間です。

 写真は道民医連を訪れて、ちょうど会議前というところに1枚。ありがとうございました。コロナ禍が続くもと、今も献身的に命を守っている医療・介護の現場を支える政治にしようと呼びかけました。

 党員・支持者のみなさんも、報道を通じて初めて知った方がほとんどです。まわれる党の会議にも足を運んだのですが、どこでも事態を真剣に受け止めながら「松橋さんの思いを継いで私たちもがんばろう」と話されることがうれしい。写真は、昨年の総選挙で小選挙区5区候補だった橋本みかさんが、厚別区を代表して花束を渡してくださったもの。

 ウクライナに平和をの思いを込めて、青と黄色の花束に。ひまわりが6本入っていたのは「比例5議席と畠山勝利」を願ってのものと教えていただきました。ありがとうございます。もう選挙本番も見据えて、準備を同時並行で進めていく慌ただしさもありますが、元気に各地をまわりたい。

 【今日の句】地雷より 花の種をと 今にこそ

2022年4月4日月曜日

思いを継いで勝利をめざす

 報道のとおり、これまで大奮闘されてきた松橋ちはるさんに代わって参院選北海道選挙区に立候補することを発表しました。急きょではありますが、必ず議席を勝ち取り、比例でも全国5議席確保への役割を果たしたい。全道のみなさん、再びお世話になります。よろしくお願いします。

 松橋さんは先月、キャラバン活動中に交通事故に遭い、大けがを負いました。幸い命には別条なく手術も成功しましたが、参院選をたたかうのは難しく、党道委員会で松橋さんとの話し合いを重ねるなかで候補交代に至りました。要請を受けて、松橋さんの思いを継いで立候補を決意しました。今日の会見で青山慶二委員長が、このような経過を述べました。

 私からは以下のような決意表明をおこないました。少し長いですが、お読みください。

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 松橋ちはるさんは、国民の苦しみを受け止め代弁し、憲法を生かした政治への転換をと訴えてきました。多くの方が国会へ押し上げたいと期待していたなかで、今回の事故という事態に本人も残念な思いを持たれていると思います。経過は先ほど青山委員長が述べたとおりです。必ず議席を勝ち取って、松橋さんの思いを引き継ぎたい。

 同時に、党として比例5議席の絶対確保が目標です。岩渕友参議院議員はじめ誰1人として国会に欠かせない、その5議席確保に北海道で責任を果たしたい。 

 想定される公示日まで78日です。限られた時間で3つのことを訴えていきたいです。

 1つは、戦争と平和が問われる情勢のなかで参院選を迎え、軍備増強や核兵器共有ではなく、憲法9条をもつ日本として積極的な外交力の発揮をすべきと訴えていきます。ロシアとの領土交渉は私が現職だった時、安倍元首相に問いただした「2島返還」路線を厳しく反省・撤回して、戦後処理の不公正をただす道理ある立場の外交へ切り替えることを訴えたいです。

 ロシアのウクライナ侵略は到底許されません。同時に、国連の総会決議に140もの国が賛同して、ロシアは国際世論に包囲されているし、日本共産党も中央段階で他国へ要請もしている。日本として、軍備増強を進めるか積極的な外交力を発揮するかの岐路で、憲法9条を守り生かす立場での外交を、核共有ではなく核兵器禁止条約に参加をと訴えます。 

 2つは、新自由主義からの転換です。特に北海道のくらしと地域経済にとって、この点は重要です。党としては「やさしく強い経済」という方針ですが、これはくらしと地域経済応援、富裕層・大企業の優遇見直しなどが柱です。

 特に私は北海道で3つ、①食料とエネルギーの外国頼みを切り替えて自給を進める、②コロナ禍を経験した今、医療・介護・福祉・保健所など社会保障を最優先、③物価高に対する個別対策とともに消費税減税を、と訴えていきます。 

 3つに、ジェンダー平等、アイヌ民族との真の共生、地球規模の気候危機を食い止めるなど、北海道から人権と自然を守るトップランナーとしての議席をと訴えます。この3つの課題はどれも、日本は国際水準から大きく遅れています。嘆くだけでなく、若い世代はじめ多くの方が声をあげているなかで、いっしょに声をあげる議員としてがんばりたい。 

 北海道では、衆議院で小選挙区・比例あわせて20議席、参議院で北海道選挙区の6議席のなかに日本共産党の議席がありません。切実な道民の声を代弁し、敵基地攻撃や核兵器共有などの翼賛体制づくりを止めるために、北海道で日本共産党の議席が必要です。また、当選すれば市民と野党の共闘を進める力となって私は働きます。現職の時から、それは変わらぬ信条です。

 私の名前の「和也」の「和」は、平和の「和」です。はたやま動くところ平和が広がる、との意気込みでがんばります。よろしくお願いします。

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 このブログで、また政策や日々の活動、私も思いを発信していきます。いっしょに平和の声をあげていきましょう。力をあわせていきましょう。つながりあえば、大きな力になっていきます。よろしくお願いします。

 【今日の句】原点は 平和の未来 子どもらに