2025年4月16日水曜日

「はい、喜んで」とサイン

 今日は宮内しおり道選挙区予定候補と、小樽市で「春のつどい」。動画・画像も使いながら語り合い、終了後には快く入党された方も。小樽市は宮内さんのお父さんの故郷でもあり、たくさんの激励や地域密着の話も寄せられていましたよ。

 宮内さんと私から話した後に、参加者からの質問に応える形式でした。「どうして備蓄米が出ても米の値段が下がらないのですか」「不登校も先生の休職も増えているのを、どうしたら」「ラピダスについての考えは」など、時間が足りなくなるほどに。

 宮内さんにも「自殺対策推進員として経験してきたことは」との質問もあり、命に向き合う仕事をしてきたという話に感銘を受けた方も多かったのでは。生活苦が広がるなかで、宮内さんと日本共産党の躍進・勝利をと、あらためて私からも訴えました。

 丸山はるみ道議が、支援の輪を広げてほしいと閉会あいさつでも呼びかけ。小樽市・余市町・仁木町・倶知安町・岩内町の各地方議員も参加して、最後は決起集会のように意気上がる「つどい」になりました。

 入党された方は、お連れ合いを亡くされたときに地元の党員さんが寄り添ってくれたことも契機に、仲が深まったとのこと。党の演説集会などに、今日が初めての参加だったそうです。

 入党の呼びかけに「はい、喜んで」とサインしてくださり、その場の参加者で大きな拍手。やっぱり仲間が増えるのは嬉しいものです。

 地域や職場・学園に日本共産党のネットワークが広がれば、困難に寄り添う、あたたかな輪が広がっていきます。さらに呼びかけていきたい。

 【今日の句】新しい 社会づくりを 喜んで

2025年4月15日火曜日

ここにも失われた30年

 今日は栗山町と岩見沢市で、宮内しおり道選挙区予定候補と演説会。夜はサポーターのみなさんと気候危機についてのつどいで、世界から身のまわりまでのモヤモヤを語り合いました。

 栗山町と岩見沢市を含む空知管内は、農業を基幹産業とする自治体ばかり。演説でも米価高騰と農業支援については関心が高く、私からも価格保障・所得補償を充実するために農林水産予算の増額をと強調。「そうだ」の声と拍手に、実感が込もっているのです。

 他にも物価高対策に立ち向かう改革、ラピダスや新幹線延伸など北海道での課題、トランプ関税など日米関係について話ましたが、とにかく内容が盛りだくさん。総花的にならないようにしつつ、これだけの課題が山積しているのは自民党政治が行きづまったからだと再認識です。

 宮内さんからも、自殺対策支援員として働くなかで感じたこと、民青同盟の活動を通じてつかんだ青年の願い、ジェンダー平等・選択的夫婦別姓について訴えました。会場を後にする方々が何人も「よかったよ」「がんばるから」と声をかけていかれましたよ。

 サポーターのみなさんとのつどいは、関心があって設定したテーマだけに話が尽きません。「再エネは必要だけど、大型風車などの自然破壊にモヤモヤ」「地産地消で電力はまかなえないのでしょうか」などなど。

 利益優先や住民無視の再エネ開発などがないよう、欧州では20〜30年前から住民・企業・専門家や行政職員が議論を積み重ねてきました。気候変動問題でも日本は立ち遅れ、ここでも「失われた30年」だったわけです。

 課題は地球規模だけに、市民世論の高まりと政治決断は欠かせません。「もう資本主義ではダメだと思い、その話も聞きたくて来ました」という方も。じゅうぶん話しきれなかったかもしれませんので、またの機会をよろしくお願いしますね。

 【今日の句】あらためて 地域密着 貫こう

2025年4月14日月曜日

真理をゆがめる国にしていいのか

 朝の定例宣伝を終え、たまっていた実務や打ち合わせ、明日の演説準備などであっという間に時が過ぎました。想定される参院選公示日まで80日、急いで日本共産党の値打ちを広げねば。

 ところで国会では「学術会議解体法案」の審議入りが狙われています。新しい法案には、これまでの「日本学術会議法」を「廃止する」と明記されています。

 「学者の国会」と位置づけられ、政治権力からも独立した学術会議。真理を探究する学者としての科学的提言は、時の権力には不都合なものがあったかもしれません。しかし、そこにこそ学術会議の存在意義があります。

 新しい法案では、その独立規定が無くされ、政府へ科学的助言を与えるという地位を否定しています。新組織の会員選考は、現在の会員が推薦をできず、これまでの実績や役割が断絶されることにも。

 2020年・菅政権による6人の任命拒否は、いまだに理由・根拠が明らかにされないまま。時の権力や経済界が学問に介入し、真理をゆがめ、従わせるような国を民主主義国家とは呼べません。

 そもそも学問の自由が憲法に保障されているのは、かつての侵略戦争への反省から。学問を軍事・戦争に動員させてはならないのです。学術団体などが国会内で集会も開き、日本共産党はじめ野党からの参加もありました。

 新聞・テレビで報じられないため、問題の重大さを多くの方に伝えていかなければ。廃案へ私も力を尽くしたい。

 【今日の句】権力の 学問介入 止めないと

2025年4月13日日曜日

「派遣切り」を、また起こさないよう

 今日は苫小牧市へ、宮内しおり道選挙区予定候補と「政治に春を呼ぶつどい」。自民党政治をどう変えるか、たっぷり語る時間もいただきました。あたたかい激励も、本当にありがたかったです。

 会場には手作りポスターなどがいっぱい。「ミサイルよりケアを」「先生ふやして、子どもたちに豊かな成長を」との声のほか、「消費税 ゼロになったら 春爛漫」という川柳も。

 第1部で宮内さんと私が話した後に、第2部では質問を受けてのトーク形式。私には「東北・北関東をまわってのエピソード」「政党助成金を受け取らない理由」「まだ備蓄米が店頭に並ばないが」などの質問がありました。

 宮内さんには「入党の経過と候補を引き受けた思いを聞かせて」。宮内さんからは「はたやまさんからも入党を勧められたこともあったけど、4回くらい断りました」と話されました。

 初めて宮内さんに会う方ばかりでしたが、双方向の対話を通じて「応援したい」と思った方が多かったのでは。もちろん私もいっしょにがんばります。

 大手自動車メーカーの工場がある苫小牧市。「トランプ関税」を理由に労働者の解雇などないようにと、リーマンショック時の取り組みを思い出して訴えました。

 まだ夜も明けない時間に車で出勤する方へ、一時停止の際に運転席の窓を軽くノックして、「雇用を守ろう」とビラを渡すと取り組みを地区労連が行っていました。当時の衆院比例予定候補・宮内さとしさんや、私も駆けつけました。

 自分の責任ではないのに、職場を追われ、寮も出され、路頭に迷うという事態が起きました。その後「年越し派遣村」という支援を通じて、「派遣切り」の残酷さが可視化されたのです。

 同じことを繰り返させない世論と運動を。私も力を合わせてがんばりたい。

 【今日の句】トランプの身勝手 総理は許すのか