2014年11月27日木曜日

日本と北海道の針路を問う

 北海道新聞社主催の各党討論会に出席。ちょっと固かったかな‥‥他党は議員経験のある方ばかりですので、胸を借りるつもりで言いたいことを言わせていただきました。

 明日の道新で速報、明後日の紙面でほぼ大要が掲載されるとのことです。

 道新HP(こちら)から、Ustreamにて見ることもできますので、ご覧・ご意見ください。

 討論テーマは、ざっと次の9つ。

 ①最も訴えたいこと、②安倍政権の2年間とアベノミクス、③消費税増税と社会保障、④地域振興策、⑤TPPと農業振興策、⑥原発とエネルギー、⑦集団的自衛権と憲法、⑧北方領土問題、中国・韓国との外交、⑨定数削減と「一票の格差」問題、に会場からの質問で「女性活躍」について、が加わります。

 このテーマを見るだけでわかるように、どれも日本の未来を左右する重大問題ばかり。

 しかも多くは、国民多数が反対してるにもかかわらず、安倍政権が強引に進めようとしているものばかりです。

 私からは、安倍政権はこれまでの自民党政権のなかでも、2つの点で最も危険だと訴えました。

 1つは、沖縄知事選の結果を受けても態度を変えないように、国民の声を無視する姿勢であること。

 もう1つは、侵略戦争を肯定・美化する態度。

 そして、どの課題も含めて安倍政権全体を問う選挙戦にしたい、と述べました。

 合わせて大事にしたのは、どのような日本と北海道にするかの「対案」を示すことでした。

 詳しくは新聞や動画をご覧いただきたいのですが、消費税増税でなく2段階で財源確保と社会保障の維持・充実の道を開くことや、地域振興策でも第一次産業・観光・自然エネルギーを3本柱に据えること、アジアの緊張緩和にASEANから学ぶこと、などなどです。

 私の個人的な思いとしては、北海道こそ新しい日本の姿を示せる地域になるべきだし、なれると思うのです。

 国土開発や高度成長を否定するものではありませんが、自然条件と調和した新たな産業と人的交流で、社会の持続性も保っていく。

 自発的な取り組みも広がっているのですから、国が大きな方向を示すとともに、見合った支援を強めていく。

 他党のみなさんとも重なる政策もあるのですから、それは1つずつ実現していったらいい。

 問題は、国政の主要争点での違いがあるわけで、それは浮き彫りになった討論会だったのではないかと思います。

 昼には、TPP反対のデモ行進にも参加。

 先頭を行くトラクターには注目が集まってましたよ!

 一部輸出大企業を支援する経済政策を、地域と家族と中小企業に移す、というのがキーワード。

 特に第一次産業を、国の大黒柱に据えることこそ強く訴えたいのです。

 安倍首相は帯広や釧路などで遊説されたようですが、果たして道民のくらしの苦しみに応えた訴えをされたのでしょうか。

 【今日の句】 この寒さ 感じられたか 安倍首相

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