第4回定例道議会の開会に向けた朝宣伝、会議を経て農民後援会などへ挨拶にまわりました。農家は所得倍増どころか経営難に苦しんでいるぞ、安倍首相!
農民後援会の方の中には、農民運動北海道連合会の一員として道農政部と北農中央会へ、昼間に要請をおこなった方もいます。
特に、酪農畜産と稲作農家の実情が、切々と訴えられたと聞きました。
円安による飼料高騰に電気料金の値上げが追い打ちをかけ、稲作は直接支払いのカットによる米価半額という異常事態です。
農民後援会の集いで、私からは3点を述べました。
①農家の経営を支える緊急対策を求める。
直接支払いは昨年度までおこなっていたのだから、すぐにでも予算措置はできるはずだ。
資材高騰対策も、いろんなメニューがあると国は言うが、さらに実態に踏み込んで使いやすくしていくべきだ。
酪農、畑作など、それぞれに見合った緊急対策を。
②こんな時にTPP推進だなんて、とんでもない。交渉中止を。
もともと推進したのは民主党政権だが、2年前に反対のポスターまで貼っていた自民党は、どう説明するのか。
大地公認だった議員・候補が、民主や維新の公認になり、どう説明するのか。
いっかんして反対してきた日本共産党の議席実現で、きっぱり意思を示そう。
③「第一次産業は国を支える大黒柱」と、政府が旗を掲げるべきだ。
食料自給率の引き上げを、食料確保を国の責任で。
自国の子どもたちに、なぜ外国産米を食べさせなければいけないのか。
集団的自衛権行使で、若者に戦場で血を流させるより、農業で汗を流す国のほうがいいではないか。
最後のフレーズは、どうしても今日、言いたかったのです。
農業は命を守る産業だから、農家こそ平和の守り手でなければならない--この言葉を、私は矢臼別のたたかいから学びました。
この国の未来を、軍需産業が栄える国にするのか、それとも1つ1つの地域が栄える国にするのか。
農業に株式会社を参入させ営利化するのか、家族経営を基本に国が安定供給に責任を持つのか。
この問題でも、安倍政権の暴走を止めたいと心から思うのです!
【今日の句】 握手した ゴツゴツした手は あたたかい
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