2012年2月6日月曜日

米艦船の入港料は日本持ち

  先日の苫小牧に続き、今日は石狩湾新港に米ミサイル駆逐艦「マスティン」が入港しました。

 いつも外務省からは「核兵器搭載の能力がない以上、疑いは有しない」との回答ですが、直接米軍に問うたのか、それがいつも曖昧なままです。

 日本政府の主体性はどこに!

 平和を望む国民の声より、米国の意向や軍拡路線を優先する点では、沖縄防衛局の選挙介入問題と根っこは同じ。

 風も冷たく寒い朝でしたが、石狩・小樽のみなさんとも入港抗議の行動に取り組みました。

 入港には「入港料」がかかるのですが、米艦船は免除されていて、後に政府が代わりに納めるという仕組みになっています。

 つまり、国税の投入!

 「親善・友好」と言いながら、費用は日本持ちなんです。

 この事実1つだけでも、日本の置かれた現状がわかるし、もとをたどれば日米安保条約の不平等性が見えてきます。

 そして北海道での軍事訓練が既成事実化されていくのでは、やっぱり歯止めをかけないと。

 「親善・友好」が主たる目的の入港ではないことを、多くの方に知ってもらいたいと思うのです。

 【今日の句】 友好は 普通の船で 願いたい

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