衆院農林水産委員会の後、全国沿岸漁民連絡協議会(準備会)のみなさんから要望を受けました。各党にもお会いしたとのことで、たっぷりと今の水産行政の問題点を伺いました。
日本の漁業者の78%が沿岸漁業者であり、全国組織として声を上げようと話し合いを積み重ね、今日のような準備会まで進めてきたといいます。
要望と懇談の中心は、巻き網漁船との共存についてだったと思います。
共存といえば響きはいいですが、現実は巻き網漁船が大量に魚を獲り、沿岸漁業者が獲れなくなるばかりか水産資源の減少につながっているのではないか、ということ。
つまり、国が水産資源管理が必要だ、規制が必要だというのならば、このような巻き網漁船や大手水産会社にこそ必要ではないのかということです。
ある沿岸漁業者は、組合として昔から禁漁期間を決めて、今も守ってもいるんです。
資源が限られている漁業において公正と公平を考えたら、至極当然の要求と思いました。
沿岸漁業者がいるから、地域社会や地域経済も成り立っているんですよね。
他にも漁業法改定、漁業経営の魅力向上など、さまざまな要望も出されました。
紙智子参議院議員と、しっかり国政に反映していくことを約束しました。
さて今日は、いよいよ参議院での戦争法案の審議も進むなかで、廃案に向けた国会への要請なども波状的に続きました。
私は憲法改悪反対共同センターの院内集会と、夜は日弁連主催の集会とデモ行進の激励へ。
集会とデモは雨が心配されましたが、かすかな霧雨ほどで何とか良かったかな?
北海道から見えられた弁護士さんの姿や、北海道出身の方の姿も見えて、お互いにエールの交換も。
こうやってお互いにがんばりあう姿を見ることができるのって、うれしいですね。
隣の赤嶺政賢議員から「秘密保護法のときから、国会前の行動の雰囲気が変わった。特に若い人が増えてきた」との話を聞いて、この世論が広がれば廃案への道は開かれると、あらためて思いました。
法案審議は参議院に移っていますが、衆議院議員は国会内外の活動に汗を流す番です。
採決日をめぐって様々な報道がありますが、まだ審議時間は足りていないし、参考人質疑や地方公聴会などの日程も決まっていません。
日程が押されているのは、論戦と運動の成果によるものです。
明日も連帯の行動に参加します。
簡単に採決などさせないし、必ず廃案へ!
【今日の句】 廃案と この夏何回 言ったやら
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