2018年8月20日月曜日

地方議員の大きな力

 今日は全道の党地方議員による対道交渉の日で、合わせてJR北海道や道開発局への要請もおこなうのです。私はそちらに同席しました。

 札幌まで来るのに、北は稚内、東は根室、南は函館から何時間もかかります。それでも住民の切実な願いや地域の要求を実現するためにと、毎年この時期におこなっているのが対道交渉です。各地で振興局への交渉もしたうえで要求を精査して本庁交渉に臨むのが、日本共産党のしっかりした進め方。こういうところも、ぜひ多くの方に知っていただきたいですね。

 JR北海道へは大きく分けて2つ--①鉄路の維持・存続、②駅舎・ホームにかかわる維持・改修や充実、を要請しました。JR北海道は今までの方針をあらためるわけではありませんが、現場の声を届けることには大きな意義があります。「病院に通うことができなくなった」「高校生の通学で不安がある」「管内で首長なども声をあげた集会が開かれた」など、地方議員や予定候補の訴えを聞くにつれ、鉄路の維持・存続へJR北海道は責任を果たしてほしいと心から思います。

 同時に、国の責任も問われています。国交省による2年間の財政支援は「成果」を求めるものになっています。つまり5線区はバス転換をせよ、ということと受け止めました。今日のJR北海道の回答からも、その背景がにじんで見えるようでした。跳ね返さなければなりません。

 都市部だからといって満足があるわけでなく、エレベーターやホームドアの設置や利便性や安全性から重要ですし、駅の有人化を少しずつでも広げていくことも必要です。道民とともに歩むJR北海道であってほしい--その思いが根底にあっての要求であることを誠実に受け止めてほしいと思いました。

 道開発局では、各地の国道などにかかわる要求が中心となりました。1つ1つリアルに現地の状況を調べて要請するのですから、職員もメモをとったり「そのような話は初めて聞きました」という発言も。少しでも前進できれば、と願っています。

 札幌市で計画されている「アクセス道路」についても、国としての検討状況や建設根拠などについてただしました。どれだけ必要なのか今回の説明では不十分ですし、札幌市議団からも市民をミスリードすることにならないかとの指摘もありました。さらに問題を明確にしていきたいと思っています。

 個別課題で道森林管理局にも足を運び、今日の要請や交渉活動は終了。これだけを準備した事務所スタッフには感謝です。私も今日は朝から街頭宣伝で走りっぱなしでしたが、まだまだ解決すべき課題は山積です。がんばらなくては。

 明日から3日間、旭川市を除く上川管内をキャラバンでまわります!

 【今日の句】地に足が ついた党こそ いま出番

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