2011年6月24日金曜日

紙議員とJR北海道本社へ

 昼に消費税廃止各界連絡会の宣伝をおこない、紙智子参議院議員とJR北海道本社へ向かいました。

 国土交通省から事業改善命令が出され、原因究明と再発防止に向けた認識や施策などを、紙議員が質しました。

 これまでトンネル内であれ、車両火災であれ「起きていなかった」ことを理由に「想定外」だった、と。

 民営化を前後して新規採用を抑え、40代労働者が少なく技術・経験上での継承は、報道などでも明らかになっています。

 合わせて検査の外注化が進み、最終的な責任がどこにあるか、あいまいな状況もあるのではないか。

 トラブルが続いているだけに、問題も構造的にとらえ深めなければならないと思います。

 JR西日本・福知山線の事故では社員への日勤教育が問題となりましたが、関係社員への懲罰的な対応では許されるはずもありません。

 現場を預かる社員の声を、きちんと受け止める経営体制・企業風土をつくれるか。

 このことがJR北海道に問われているのでは、と私は思いました。

 また、軽量化・スピードアップが進み、燃料タンクや車両等の安全は大丈夫か、メーカー責任の角度も検討が必要なのではないでしょうか。

 安心・安全の公共交通へ、政治がとらえる課題は多くあるはずです。

 【今日の句】 優先は 効率よりも 安全と

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