2011年6月20日月曜日

JR北海道に事業改善命令

 JR北海道に、国土交通省から事業改善命令が出されました。

 大臣名の命令は2例目だそうで、JR北海道は問題を重く受け止める必要があります。

 報道などにもありますが、事故を生み出す背景の1つに、職員構成のあり方があるのではないでしょうか。

 一定年齢の職員が少なく、運転でも保守点検でも、経験の少ない若い人が多くいます。

 そういう事情もあり、エルダリースタッフ(退職後の再雇用)の力を借りてる部門もあると、関係者から聞きました。

 分割・民営化され、人員削減と外注化が進んだことも大きな背景。

 関連企業やメーカーとの、保守点検や機器・部品のチェックは正常だったのでしょうか。

 災害時のマニュアルが複数あったことなど、すぐに正せるものはあるかもしれません。

 同時に、構造的な問題は背景にないか、原因を掘り下げて検討すべきなのではないでしょうか。

 それだけ重みのある改善命令と、ぜひJR北海道は受け止めてほしいと、一道民としても心から思うのです。

 【今日の句】 政府にも 改善命令 出ているが

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