2012年8月21日火曜日

山を守り、命を守る

 宗谷管内2日目は、豊富町からスタート! 菅原まこと12区予定候補と中頓別町・枝幸町とまわりました。

 豊富町では工藤栄光・豊富町町さんや石川岳志・北宗谷農協組合長さんとの懇談、福祉事業所のサロベツ・マイハートさんなどを訪れ、町やくらし・農業の実態を伺いました。

 医師不足に悩む自治体は北海道に多くありますが、豊富町もその一つ。

 首長さんみずから医師確保へ奔走されているのですが、本来なら国が必要なシステムをつくり、世界から見れば少ない医師数も計画的に増やしていくことが必要です。

 しかし実際は「高齢化にともなう自然増1兆円をどう抑えるか」が、社会保障の前提であるかのように、抑制策ばかりが続けられています。

 日本共産党が消費税に頼らない財源策があることも紹介しつつ、国が医療や介護など生活を守ることを一番の仕事とするよう、日本共産党ががんばる決意も述べました。

 移動中の車からは、豊かな山林が目に入り、宗谷管内は自然を生かした生活と文化、産業が広がっていることを実感。

 広がる森林は貴重な資源でもありますが、円高により安い外国産材に押されて国産丸太が売れ残っているという深刻な事態が生まれています。

 北海道森林組合の総会が先日おこなわれ、新たに会長になられた南宗谷森林組合の村上守義組合長さんも訪れて現状を伺いました。

 「農業や水産業のように、林業にも詳しい政治家がもっと必要」「これから多くの山が伐期を迎えるだけに、円高対策や道産材の活用、価格保障などに政治が力を発揮してほしい」とのお話を重く受け止めました。

 道森林組合などが道議員連盟に要望書を出しており、超党派で林業支援策を進める動きも広がってはいます。

 しかし村上会長さんが指摘されたとおり、農林・水産とくらべて、流通も含めて対策が弱いのが林業の分野。

 丸太の関税がゼロになってから、道内では木材加工場も少なくなり「山を持っても赤字ばかり」という状況にもなりました。

 地元木材を使った公営住宅建設など自治体でも努力が強まるなか、少なくとも国がそれを後押しするだけの仕組みが必要だと思います。

 来週に政府交渉をおこなう予定ですが、この過剰在庫の問題も取り上げる予定でいます。

 夜には枝幸町の支持者のみなさんとも交流でき、英気も養うことができました。

 明日は終日、稚内市で懇談・宣伝です!

 【今日の句】 ぬくもりを 山の神から 伝えられ

2 件のコメント:

  1. こんにちはヾ ^_^♪ まゆゆこと、橋本と申します。
    日々の闘い、誠にお疲れ様です。
    昨日から急に猛暑になりましたね。
    皆様、お気を付けられているでしょうけど、水分、塩分、栄養と休養をしっかり摂って、この夏を乗り切って下さい。
    私も、札幌の片隅からyellを送っております(*^▽^*)

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  2.  まゆゆさん、コメントありがとうございます!
     豊富も枝幸も稚内も暑かったですよ! びっくりしました。
     23日になって少し暑さもやわらぎましたが、9月も高温との予報‥‥ヒエ~ッ。
     まゆゆさんも、お体にはお気をつけくださいね。

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