2011年5月3日火曜日

幻想の抑止力

 今日は憲法記念日。昨日の雨も上がって、大通公園でもホラ!うれしい気分になりました。

 毎年5月3日は、北海道憲法会議などが主催する道民集会に参加し、昼には街頭宣伝。

 今年の道民集会は、かもがわ出版東京オフィス所長の松竹伸幸さん(前・日本共産党政策委員会)を講師に招きました。

 題して「幻想の抑止力」。

 日米安保を肯定する立場であっても、今の日米関係や世界情勢の変化を見て、疑問を覚える政府関係者や識者などが多くいることを、実例をあげて話してくださいました。

 ハッとしたのは「抑止というのは、相手が攻めてくるのを期待していることになるので、大元から矛盾している」という指摘。

 そもそも安全保障を高めるというのは、危険性を除いていくことですから、時には相手の懐にも入って事実を知り、関係性も強めていくことではないか。

 それが「外交」というものであり、その「戦略」がない現状で、さらに「抑止力」に頼っていくことは危険だという松竹さんの話は、論旨明快でした。

 街頭宣伝は、紙智子参議院議員と大通公園で。

 立ち止まって最後まで聞いてくださる方、震災救援募金に協力してくださる方‥‥ありがとうございました。

 大震災を受けた憲法記念日。

 被災者の生活と権利を守り、被災者が主役となった復興を、と願う1日でもありました。

 【今日の句】 武器を捨て 支援のお金に 回るなら

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