2011年9月20日火曜日

北電が「道民の意見を聴く会」で推進工作

 真下道議と夕方に、記者会見をおこないました。内容は、2000年の「道民の意見を聴く会」全5会場で、北電が少なくとも43人(延べで47人)が推進工作に参加しているということです。

 今日の北海道新聞では4会場26人と、道新独自の取材で明らかにしていますが、道議団調査ではさらに多い。
 
 その参加者は、幹部社員、一般社員、OB、労組役員に及んでいます。
 
 旭川会場では、当時の旭川支店長も参加しています。
 
 2000年の「聴く会」は、前年に組織動員が発覚して社長が陳謝した後に、あらためて開かれたもの。
 
 まったく反省なしです。
 
 いま北電の「第三者委員会」は08年シンポのみが対象ですが、それだけでいいのか。
 
 2000年の「聴く会」は、泊3号機増設にかかわるものであり、3号機の正当性にまで及ぶ問題です。
 
 高橋知事は今でも「北電の調査を待つ」との姿勢ですが、それでいいのでしょうか。
 
 朝と昼にも宣伝をしましたが、多くの方が原発の先行きを注視しています。
 
 「なくしてほしい」という強い願いを持つ方も多いし、迷っている方も「情報の信憑性」では電力業界には信頼できない状況だと思います。
 
 政治で言えば「できるか、できないか」ではなく、原発を「やめる」という決断の問題です。
 
 何かと忙しい毎日ですが、未来をつくる活動として、引き続きがんばります。
 
 【今日の句】 道庁の 威信もかかると 自覚して

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