2014年9月2日火曜日

子ども不在の保育新制度になっていないか

 妻が保育園の用事のため、少し早目に帰宅しました。子どもたちとの夕飯って、しばらくぶりのような‥‥きちんと時々は、子どもたちに向き合わないといけないですね。

 3歳の息子は、いつでも妻に「ママ、ママ」「抱っこ、抱っこ」とせがむので、どうするかと思いきや私に「抱っこ、抱っこ」。

 「誰でもいいんかい」と思わず突っ込みましたが、ホントは妻がいなくて寂しそう。

 子どもの思いには応えたいと思いつつ、甘えさせ過ぎかな、甘えさせた方がいいのかな、と考えるのは2人目の子どもでも同じこと。

 多くの親御さんが、こうやって毎日考えながら過ごしているんですよね。

 ところで先日、市から封筒が届きました。

 保育所の申請書類。

 在職証明の提出と合わせ、今回は11時間保育か8時間保育かのチェック欄があります。

 新制度に基づくものですが、やっぱり違和感がありました。

 時間で区切って効率的にして、その人数分でしか保育士を配置しない仕組み=金をかけない仕組み作りが、透けて見えるのです。

 保育所はただ預かってもらうだけの場所でなく、子どもが集団のなかで学び成長する場でもあります。

 保育士さんも、そのやりがいと誇りを持って我が子に向き合ってくれています。

 子ども不在の新制度になっていないのか。

 国の問題ですが、各自治体の姿勢も問われる問題ではないでしょうか。

 札幌は札幌として、制度の拡充にこそ踏み込んでほしいと思います。
す。

 【今日の句】 初めから 期待などない 新大臣

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