新ひだか町では、みついし農協・しずない農協・ひだか漁協に商工会、新冠町でも商工会と町立国保診療所へ足を運びました。新ひだか町は谷園子町議、新冠町では前町議の武藤勝圀さんが同行してくださいました。雨があがった後に光が差した太平洋や、草を食む親子の馬を眺めながらの移動は日高管内の醍醐味ですが、現実の影響を思うと、風景もなかなか心から楽しめないものです。
しずない農協でも、軽種馬販売ができなければ大打撃になると心配の声が寄せられました。競り市とともに、牧場に足を運んでの庭先販売も今は難しくなっています。半年ほど競り市開催が延びて、半年分の飼育代が増えても、販売価格は変わらない相場なのだそうです。負担が増えては、家族経営での生産者が苦しくなります。全国有数の馬産地だけに、何らかの手立てが必要です。
新ひだか町商工会は、全道で6番目に会員数の多い商工会。一次産業従事者からも融資や給付金についての相談があったそうで、それだけ根ざした活動をされてきているのだと感じました。一方で高齢の会員も多いだけに、持続化給付金のオンライン申請は本当に大変だったとのこと。申請が簡素になっても、まだまだハードルが高い実態も残されています。やっぱり現場から聞かないとわからないものだ、と再認識です。
新冠国保診療所は特養ホームも併設し、診療所も休日・夜間でもできる限りの診療体制を取るなど、まさに地域に根ざした医療機関です。しかし、新型コロナウイルス対応で衛生資材の発注が増え、対応する人的体制も取ったことから支出は増し、一方で入院・外来とも減少したため、経営の苦しさが続いています。「赤字補てんと言われると、がんばって働いてるのに赤字なのかと言われるのもつらい」との話にはハッとしました。そもそも医療機関はもうけ優先ではないのですから、命と健康を守るための報酬が確保されることなどは当然なのだと学びました。
要望も含めた話のなかの1つに、文化や技術を学んだ後の、活かせる場づくりがありました。これまでも担い手育成事業などありましたが、全道的な規模で各地に場をつくるとなれば道としての取り組みも必要になります。若い人たちが You Tube はじめ様々な発信にも取り組んでいることや、日高山脈を含めたネイチャーセンターのような形で雇用にもつなげられないかなども話題になりました。
駆け足でまわった1日ですが、どの懇談も中身は濃密で、しっかり国政へ反映させなければなりません。新型コロナウイルス対策は途切れることがないよう、野党会派は共同して明日、衆議院議長へ会期延長を申し入れるようです。安倍首相が追及を逃れるがための閉会など、とても認められません。
【今日の句】足元を 大事にできる 政治こそ
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