2011年6月10日金曜日

観光振興へ、内需応援を

 今日は登別市に足を運んで、渡辺勉・佐々木久美子の両市議と観光協会を訪ねました。

 震災後の状況を、あらためて伺いに来たわけです。

 震災後、前年同時期比で約10万人(!)近くの観光客数が減っているとか。

 地元の雇用にも影響が出ているわけで、従業員の移動バスも空席が目立っているとの話でした。

 海外からの観光客も大事ではありますが、多くは国内観光客。

 「国家公務員の給与削減で、次は地方公務員の給与削減にもなるだろう。

 どんどん観光に来づらい状況がつくられている。

 こういう時に増税では、景気回復に逆行するんだから、復興の国債などで財源をつくるべきでは」

 このような話にもなったので、党として内部留保を抱えた大手企業に、復興国債を引き受けてもらうよう提案していることを、私から紹介しました。

 北海道でさえ、このような状況なのですから、原発に近い観光地ではもっと打撃が大きいでしょう。

 むやみに政府も「安全宣言」を出しにくいでしょうが、判断できるだけの情報を明らかにすることはできるはず。

 合わせて、北海道としても積極的に放射線量関係の情報を公開することは、道民の安全確保とともに間接的には産業振興・応援になるわけですから、さらに力を入れてはどうか。

 道民の苦労が軽減されるよう、力を尽くしたいとあらためて思います。

 【今日の句】 私には 権利がなかった 総選挙

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