細野豪志原発相が、新聞インタビューに「安全性が確保できたものについて再稼動は必要」と答えたようです。
同じくして野田首相は「自治体の理解を得るべく全力を尽くす」と、再稼動で関係自治体を説得する構え。
5月上旬に泊3号機が定期検査入りすると、全原発が停止することになります。
それ以前に再稼動を、とのことでしょう。
しかし、福島事故の全容も解明できないまま、安全性の確保は担保できるのか。
泊原発も、事故を起こした福島第一原発とは型が違ったとして、配管も多く複雑な構造ゆえの心配もあるのではないか。
そもそも地震動乱期に突入した日本で、安全と言える地域があるのか。
だから原子力安全・保安院も、泊原発については海底活断層と黒松内低地活断層の連動の恐れを指摘しているのではないか。
泊原発に限らず、どこの原発も同じような問題を抱えているはずです。
首相の仕事は、関係自治体の説得ではなく、危険な原発を推進しようとする人たちへの説得ではないでしょうか。
今日は国民大運動北海道実行委員会・原発問題全道連絡会で、取り組んできた知事宛署名の第一次分提出をおこないました。
泊原発の再稼動阻止など、賛同した署名数は53,536筆。
まだ署名していない人も多くいるなかで、道はその重みを認識してほしい。
何より国策として原発が進められた以上、運動とともに政治で決着をつけねば!
【今日の句】 もう事故が 起きない保障 どこにある
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