2012年6月10日日曜日

道教委の現場統制がひどすぎる

今日は恵庭市での演説会。小選挙区5区予定候補の鈴木龍次さんは、今日が初めての演説会だそうでしたが、さすが地区委員長さんらしく堂々として話に激励の拍手が送られていました。

 この5区は、北教組の政治資金問題で小林ちよみ前衆議院議員が辞任した、選挙区です。

 法律違反は、当該労働組合として自主的な反省と対策はもちろんです。

 しかし、この事件もきっかけに道教育委員会が進めてきた教育現場への統制は、あまりにも行き過ぎです。

 労働組合への加入・未加入を問わず、調査に答えなければ処分までちらつかせる。

 授業中に呼び出されて調査を受けた、という子ども無視のやり方まである、との話も聞きました。

 「情報提供制度」なるものを使えば、恣意的に教員を「密告」することもでき、教員や保護者同士の不信を増長しかねません。

 自主的で、有休などによる研修活動まで調査と疑問の目を向けるようでは、教員は道教委の言うことだけ聞いてればいいのか、と言いたくなります。

 何かと学校教員の事件なども報じられますが、まじめにがんばっている多くの教員が、さらに息苦しい思いをしていることはなかなか報道されません。

 大阪でも学校現場の強制に市民的な批判や懸念の声が上がっていますが、北海道でも教育現場を追い詰めるやり方を食い止める世論を、大きくしなくては。

 今日の演説会では、私からそのような話もしました。

 道教委は「保護者の信頼を得るため」に調査が必要と言いますが、本当に保護者から信頼を得ている教員というのは、研鑽を積んで幅もあり、子どもたちの自由な発想を大事にしながら授業も組み立て、正面から子どもたちに向き合っています。

 そのような教員になりたいと願う、多くの若い教員やその「卵」の学生も多くいます。

 道教委として、目を向ける先が違うのではないか。

 新婦人内後援会などにも足を運び、明日は南空知管内の宣伝キャラバンです!

 【今日の句】 学校は 誰かを見張る 場所じゃない

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