2012年6月13日水曜日

大間原発の建設中止へ、今だからこそ決断を

  昨日の原発再稼動反対デモの写真を提供してもらったので、1日遅れですがどうぞ!
 今日は道原発連の「大間原発見学ツアー」報告会もあったのですが、あらためて原発ゼロへの思いを強める毎日。

 大間原発は建設が止まっていますが、防潮壁の建設は着々と進められていました。

 活断層も火山活動も心配な下北半島で過酷事故が起きれば、直線距離で23kmの函館市と道南地方の被害ははかりしれません。

 まして大間原発は、フルMOX燃料使用となる初めての原発です。

 実際は段階的にMOX燃料を100%にしていくわけで、つまり大間原発は「実験原発」ということにもなるわけです。

 ツアー一行は東通原発の見える丘まで行き、右に建設済みの東北電力の原発・左に建設予定地の東京電力の原発と、「原発銀座」までならずとも「原発商店街」とも言える実態を見て、驚いたと言います。

 この丘というのは風車も立地していて、青森県は北海道を抜いて全国1位の風力発電量になっているとのこと。

 他にも原子力マネーの実態、土地を渡すまいとがんばる「あさこはうす」の様子など、リアルな報告がされました。

 まだ燃料棒も搬送されていない大間原発だからこそ、中止の決断をするなら今しかないんです。

 意見交換の時間では「宣伝をしていたら、30代くらいの女性からパンの差し入れがあった」などなど、野田首相が再稼動表明をした時から、また反対の世論が大きくなりつつあることも交流されました。

 そうですよ、こんなに国民の声も聞かず、科学的安全性も保障もされていないのに、再稼動に突き進むなんて怒りが広がるのも当然。

 今日は消費税増税反対の宣伝にも取り組みましたが、若い人が話を聞いてくれていて、手を振って応えてくれる姿があるのが嬉しいですね!

 【今日の句】 首相への 手を振る若者 どれくらい

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