過去最長の会期延長をした第189通常国会も、今日で事実上閉会。とはいえ戦争法廃止へ新たなスタートとも言うべく気持ちで、北海道へ戻ってきました。
質問、委員会などなど戸惑うことも多かった初国会でしたが、21人にまで増えた衆議院議員の力が(私も含めて)発揮された通常国会だったと思います。
私で言えば農林水産委員会が中心で、重要法案だった農協法等改定案への質問は毎日が必死でした。
最後は可決となりましたが、世論調査を見ると農業者の理解は得られていません。
農協法も、労働者派遣法も、当事者からは理解が得られないまま可決されたのです。
そして大きな焦点だった戦争法案。
記者会見で、まだ安倍首相は「戦争法案とはレッテル張りだ」と述べたようですが、他国の戦闘行為と一体化する内容で、どうして戦争に参加しないと言えるのか。
何より専門家や、過去の法制局長官や最高裁判事からも憲法違反が突きつけられ、これだけ反対の民意が高まっているなかで、参院特別委員会でのあの採決は何なのか。
平和主義も、立憲主義も、民主主義も壊してきた安倍政権の責任は重いどころか、このまま続けさせてはいけない。
議員団総会で志位和夫委員長は、現状は「非常事態」とも言えるなかで「戦争法廃止・立憲主義を取り戻す国民連合政府」を提起した意義を強調しました。
他党との協議も始まったばかりですが、国民の願いにこたえるため誠実に行動しようというのが志位委員長の基本的立場ですし、国会議員団も共有しています。
閉会中も各地で懇談や講演・国政報告会、調査などの予定がビッシリ入ってきているのですが、国会の様子はできるだけ多くの方にお伝えしていきたい。
安倍政権のもとで、さらに日本の政治がおかしな方向に行くことは、とにかくやめさせたいのです。
新たな気持ちで、明日からもがんばります。
【今日の句】 この秋は 政権打倒の 第2幕
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