衆院農林水産委員会の閉会中審査で、明日は私が質問に立ちます。16:25から40分、衆議院ネット中継で! 畜産・酪農とTPP問題を取り上げます。
通告を終えて、まだまだ問いただすことがあるな~と痛感しながら原稿や資料を再確認しています。
そもそも臨時国会を開いてないのですから、国会へのTPP「大筋合意」報告はされていないのです。
正文の日本語訳もないし、私もUSTRのHPから英文を印刷して読んでいますが、大臣などもきちんと読んだのでしょうか。
議員としてチェックをしようにも、その権利を封じ込めるようなことは到底許されません。
ともあれ手に入る材料だけでも、明日は厳しく質問に臨んでいきたい。
今日は合間に、国会内で開かれた「検証TPP--全国フォーラム」にも参加しました。
時間の都合で報告途中で会場を後にしたのですが、多国籍大企業のみが利益を得て、農業や食の安全はじめ国民生活上は不利益になるのではないか、との思いが会場にはあふれていました。
資料のなかにあった、アジア太平洋資料センター事務局長・内田聖子さんが引用した一節が目に留まりました。
他の国の犠牲の上に米国がいかに経済利益を上げるかという観点からでなく、これが世界的な経済的安定を保証するかどうかという観点から、TPPは精査されなければならない。‥‥貧困層や労働者あるいは特定のセクターを犠牲にしながら「豊かな者」が利するような協定は、批判的に評価されるべきである。
これは米国経済学者のジェフリー・サックスの言葉のようですが、文中の「米国」を「日本」と置き換えてもいいでしょう。
TPP批准は決まったわけでなく、文字どおりこれから。
明日の質問へ、もう少しがんばるとしましょう。
【今日の句】 緊張は 1年たっても 変わらずに
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