2016年7月21日木曜日

森林環境税と日本共産党

 あまり馴染みのないテーマかもしれませんが、水源やCO2吸収源としての森林の役割は人間が生きるのに欠かせないもの。岐阜・高山市での議員連盟総会でのあいさつに足を運びました。

 この議員連盟は、正式に「全国森林環境税創設促進議員連盟」と言います。

 前身は森林保全と山村振興のため国へ交付税措置を求める団体として始まったのですが、小泉内閣時の「三位一体の改革」で交付税改悪があり、独自財源の必要性を求めて今の団体となったわけです。

 住民税に上乗せする形で税負担を求めている県もありますが、根本的には国の森林・林業政策の見直しが求められているのです。

 先の国会で森林法等の改定がなされましたが、森林・林業の現状の解決には、国の政策の根幹に位置づけるまでしなければならないと思います。

 林業を産業の重要な部門に位置づける国の決意と方向性が問われていることと、議員連盟とは問題意識を共有しながら実態に見合った支援策を国に求めたい――という趣旨で、私からはあいさつ。

 森林の恵みの上に私たちは生きているのですから、森林の崩壊は私たちの生活が崩壊するのとイコールです。

 高山市に来る途中、迫力ある山々や森林の存在感を実感しつつ特急に乗ってきました。

 この地球に私たちは生かされているんだと、痛感した1日でした。


 【今日の句】 新しい 政策課題は 現場から

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