2016年10月13日木曜日

TPP審議状況(10/13)

 TPP特別委員会の審議入りをめぐり、断続的に理事懇談会などがおこなわれました。結論で言えば、明日はテレビなしで自民・公明のみの質疑となります。

 与党側は明日14日の審議入り、首相出席のもとでのテレビ中継も主張してきました。

 共産・民進は、SBS輸入米問題での資料提出など、審議の前提が必要だと慎重な審議入りを求めてきました。

 ほかにもTPP協定の誤訳問題の解明、甘利明TPP前大臣の参考人招致なども要求しています。

 私も出席している理事懇談会は、午前に開会後にいったん休憩し、夜まで続いた断続的協議の結果、14日は自民・公明の質疑のみで、首相出席のテレビ中継はおこなわれないこととなりました。

 17日・18日に、首相と関係閣僚が出席した質疑(テレビ中継あり)は、各党が質疑をおこなうことで合意しました。

 参考人質疑や地方公聴会についても出されましたが、具体的な日時や回数などは正式に決まっていません。

 この間の世論調査を見れば、慎重な審議を求める声が多数です。

 米大統領選で候補2氏が反対していることも、影響はあるでしょう。

 日本共産党は、経済主権・食料主権をおびやかすTPPには反対の立場ですが、しっかり審議をするという国会の役割を私も果たしたい。

 それにしても、与党がTPP審議を急ぐ以上に、パリ協定こそ急ぐ必要があったのではないでしょうか。

 国会の日程は、さまざまな意見や考えの違いがあることを当然に、いろんな要素がまじりあってパッと決まらないこともあるのですが、民主的な国会運営を貫くことが何より大事。

 私の手元にも国会法や関連規則を置いていますが、日々の経験が今は一番の勉強。

 先の通常国会のように、TPPの国会審議などの状況は、このブログでもお伝えしていきます。

 【今日の句】 更けた夜も 協定文書を めくりけり

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