自民・公明のみの質疑という、異例の状況で始まったTPP特別委員会。TPPバラ色論ばかりの3時間でしたが、週明けは野党も攻勢的に論戦していきます。
バラ色論の根拠となっている1つに、政府試算があります。
ジータップ(GTAP)モデルにもとづく試算なのですが、離職する人は新たに完全雇用されるなど、現実的でない前提を置いた試算です。
自民党議員のなかで、この試算の正当性をどう確認したらいいのか、という主旨の質問が実はありました。
答弁は、著名な国際経済学者3人にも見てもらったので正当性はあると言わんばかり。
しかし、米国タフツ大学でも日本試算とはまったく違う試算が出ており、いったい3人というのは、どのような学者なのかも問われなければいけません。
3人に見てもらったとの答弁だけで納得して、この議員の方も関連した質問をせずに引っ込めるわけで、あまりに現実離れしてる議論になっていないのか、と思うのです。
ましてや農家のみなさんは、収穫の秋を終えて(迎えて)いるところ。
しっかり国会の審議は注目されている、という前提で私も臨んでいきたい。
夜は日本共産党の番組「生放送!とことん共産党」に参加しました。
もともとは小池晃書記局長がMCを務めるはずだったのですが、新潟知事選挙が大激戦になっているとのことで、小池さんは演説会へ、そこでMCの代理は私へ、という格好になりました。
具体的にはこちらを見ていただければいいのですが、ライトのせいもあって汗がタラ~とも。
明日は東京・芝公園で1万人行動がありますので、ぜひ拡散のほどをよろしくお願いします!
【今日の句】 バラ色は きっと長くは 続かない
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