2019年11月12日火曜日

地域の声に寄り添う政治を

 今日は留萌市へ。中西俊司市長はじめ表敬にまわり、夜は市民のみなさんと「語るつどい」。どの地域でも安心してくらせるように、国の役割は大きいとあらためて痛感しています。

小沼清美市議と前市議の坂本茂さんといっしょに、中西市長さんとは昨年末にもお会いさせていただき、今回もJR留萌本線や市立病院など地域の課題についてお話をうかがいました。「国は(JR北海道が示した)赤線区のことを考えているのでしょうか」と中西市長さん。まったく同じ思いを、先日おこなった国交省とのレクチャーで私も感じました。国交省が出した改善命令と200億円の支援は、赤線区については廃線を前提にしたうえでのものではないのか。

 市立病院についても医師確保や、それがかなわない場合での財源確保などの意見もうかがいました。JRもそうですが、自治体に大きな負担や決断が迫られる状況は変えなければいけないと思っています。国や道の責任・役割にかかわるところまで自治体に負わせている状況こそ変えたいと、私からも応じました。

 余談ですが、中西市長と小沼市議は同級生。教員を務めていた小沼市議は、市役所はじめ各地に教え子やその親などなどの知り合いも多く、他の表敬先でも「清美ちゃん」など親しい間柄の関係も。地域に根付いているって大事なことなんだと、つくづく学びました。

NPO法人ほっとスペースHUGさんは、市議を務めていた松本衆司さんが理事長をされていて前市議・坂本さんからのつながりとか。就労継続支援B型事業所で、カフェと作業所が併設されている事業所にも足を運びました。手編みのマフラーなどが飾られていて、柔らかい空気が事業所内にあふれていました。

 せっかくなのでとカフェでコーヒーもいただきながら、松本さんから状況もお聞きしました。どの事業所でも同じように、悩みは運営的に行政の支援がどうしても必要であること。厚労省は「稼いでいる事業所」を好事例のように紹介するのですが、すべての事業所がそうなるものでもありません。そもそも福祉の理念にもなじまない。基本に立ち返ることが必要だと思いました。

 夜の「つどい」には、留萌市だけでなく増毛町からも。ご商売をされてる方からは「仕入れに10%はかかるし、とはいって価格に転嫁できない状況はつらい」。年金を受けている方は「不安です」とポツリと一言。私から「どこに住んでいても心配がないように、国が医療・子育て・交通に責任を負うべきです」と話したことを、真剣に聞いてくださる姿がありました。責任の重さを痛感します。

 明日は留萌市から羽幌町へ。いろんな出会いがあるのが楽しみで、明日も元気にうかがいます。

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