2019年12月5日木曜日

今日のテーマは「住まいは人権」

 朝の苫小牧市は震えるほどの寒さ! それでも元気に市役所やぷらっと市場前での宣伝からスタートです。今日から定例議会が始まることもあり、党市議団(小野寺幸恵・富岡隆・原啓司)と道議候補だった松橋ちはるさん・市議候補だった森本健太さん、市場には前市議の工藤良一さんも駆けつけてくださり、にぎやかな宣伝になりました。

 ぷらっと市場や卸売市場をあいさつでまわると「共産党にはお世話になっているよ」「応援してるからがんばってね」などのほか、IR誘致見送りの話題も出されました。「実はほっとしたよ」など、やっぱり苫小牧にとっては大きな問題だったんだと再認識です。

 その後の「党を語るつどい」は、お住いの方が多かった市営住宅についてに話題が集中。5年後から建て替えが始まる予定だそうで、その間はどうしたら? 引っ越しを2回することになるの? など疑問が次々と出されました。市議が議会のため不在でも、地域の党員さんが答えられるというのが日本共産党のすごいところ! こうやって信頼を広げてくださっているんだと感激しました。

 別の地域では訪問先で、入党を決意してくださる女性も。お連れ合いさんが党員なのですが、働いていた職場の条件がひどく労働組合を立ち上げ、その後は全道の労働争議への支援にまわっていたことを初めて知りました。その活動をそばで見ていて、きっと苦労もあったと思うのですが「党に入っていたと思っていたよ」との話に、お誘いに行った私たちも思わず苦笑。しっかり心がつながっていたんですね。

 安平町早来に足を運び、仮設住宅にお住まいの方も含めての「つどい」は、やっぱり震災からの復興が話題の中心となりました。「公営住宅が空いてなくて待たなきゃいけない」「仮設店舗の期間が終われば店をやめるかもしれないとの話を聞いた」など、見通しが見えないことへの不安が次々と語られました。しっかり町へ伝えたいと、三浦恵美子町議が熱心にメモを取っていました。

 苫小牧市での市営住宅の件もそうですが、やっぱり住まいのことを誰もが心配するもの。これまでUR住宅や雇用促進住宅での要求実現に私もかかわってきたことから、最も学んだのは「住まいは人権」ということでした。ヨーロッパでは安価な住宅の提供や、若い世代や低所得者への家賃補助制度もあります。日本は民業圧迫や自治体の管理費用が大きいことを理由に、住宅政策の充実は後景になっているように思います。

 どの地域に住んでいても、くらしの安心を。「桜を見る会」のような税金の私物化よりも、くらしに税金を使え! 今日もそのような声が聞かれました。私は今夜のうちに浦河町に到着し、明日は終日、日高管内をまわります。

 【今日の句】寒さにも 安倍政権にも 負けはしない

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