2020年5月20日水曜日

札幌市は国と、どのようなやりとりをしたのか

 定期的におこなっている、党道委員会の新型コロナウイルス対策本部の会議。昨日、党札幌市議団も申し入れた「茨戸アカシアハイツ」での感染拡大について、市からの発表・情報や国との関係なども議論しました。亡くなられている方も多く、市も現地対策本部を設置しましたが、次々と対策を打つべきです。

 そもそも国の通知によれば、感染者は「原則入院」となっています。しかし秋元市長は「介護を必要とする方を受け入れる病院が見つからない」ことを理由に、陽性者を施設内に留め置き続けました。その結果、利用者にも職員にも感染が広がり、利用者の11人が亡くなるにまで至ったのです。

 誰であれ等しい命を救うため、入院が困難という時に市は国などへ具体的な相談をしたのか。市は病床確保への努力や調整を、どれだけおこなってきたのか。国もクラスター対策班が入っていますが、どのような助言などをおこない、その実施や効果を確認しているのか。まずは病院へ、現場に残らざるを得ない方がいるのなら別途の体制を、そして今は陰性の利用者・職員の保護や支援を急ぐ必要があります。

 医療・検査体制など全般的な拡充や支援とともに、急いで支援を必要としている現場へ力を集中的に。こういう時なのに政府・与党からは、検察庁法改定案を見送ったばかりというのに国民投票法改正案の成立をはかろうとの動きがあります。維新は改憲議論もけしかけています。いま急ぐべきことが違う!

 【今日の句】現場へと 心と目線 向けてるか

0 件のコメント:

コメントを投稿