2020年11月30日月曜日

自己責任の押しつけはやめて

 今日は村上仁札幌市議団長と、札幌市への緊急要望。PCR検査の拡充、医療機関の支援、保健所体制の強化、そして国へ予備費活用を求めてほしい--町田隆敏副市長からも、しっかり対応していく旨が回答されました。

 医療機関でも高齢者施設でも、感染リスクの不安を抱えながら職員が献身的に働いています。クラスターが広がっている教育機関、接触が避けられない保育や福祉施設でも、検査が受けられやすいようにとの思いは切実です。市としての検討と具体化も進められていますが、私からはさらなる努力とともに、国へ全額負担を求めてほしいことも要請しました。町田副市長は「重大な課題と思っています」と述べられましたが、問題意識の共有にとどまりました。同時に、引き続き市医師会との連携については言及されました。

 どんなに注意と予防をしている医療機関でも、クラスターが発生するほど強い感染力です。だからこそ医療機関や高齢者施設への財政支援が必要だと誰でもわかることなのに、どうして国は予備費7兆円の支出を渋り続けるのか。国民の努力が足りないからだと、政府は言うのでしょうか。自助=自己責任の押しつけは、早くやめていただきたい。

 定例の朝の街頭宣伝では時差出勤が広がってきたのか、職場・学校に向かう人の姿は、いつもより少なくなってきました。国会が今週末で閉会を迎えるなかでも、粘り強く訴えを広げたい。通常国会のときもそうでしたが、国会を延長してコロナ対策の具体化を進めるべきです。「一人で抱え込まないで、気軽に日本共産党へ連絡・相談を」とも、呼びかけていきたいです。

 【今日の句】答弁を控えて 誰が納得し

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