
それゆえに「日本政府はアイヌ民族の集団的権利を保障する点で避けている」という指摘を、政府は正面から受け止めるべきではないのか。また、北海道アイヌだけでなく樺太アイヌ・千島アイヌの声も、どれだけ法制定の時に反映されたのでしょうか。さらにアイヌ女性は女性であるということも合わせた「複合差別」とも言うべき苦難を強いられてきたわけで、3年後の法改正に向けての取り組みを強めなければ。当事者の声を反映するプロセスづくりに、私も力を尽くしていきたい。
早苗さん自身もさまざまな場面で差別を受けただけに、「みんなが静かに(歴史を)学べるようにしてほしい」との言葉がとても重い。アイヌ子弟が差別を受けても口に出せず、その実態は隠れてきたともいいます。「それでも子どもたちを守ってきた大人がいました」との話を聞き、救われる思いがしました。しっかり歴史を直視する学校教育とともに、ヘイトスピーチなどにも事実をもって許さないとする世論づくりをしなければならないです。
「多民族共生社会」と表現してほしいこと、安心してモシリホッパ(この世を去る)できるアイヌ民族の高齢者施設などなどの要望も寄せられました。世界では、略奪や同化を強いた先住民族に対する補償措置がおこなわれている国もあります。サーミ議会のように、意思決定を尊重している仕組みもあります。国際水準に早く近づけていきたい。
【今日の句】民族の平等 今こそ問われてる
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