まずは幌加内町役場を訪れて、細川雅弘町長との懇談。大野克彦副町長・中河滋登総務課長さんらも同席くださいました。「話すと愚痴が多くなりそうで、何を話そうかと考えていたんですよ」と細川町長さんの苦笑から始まりましたが、それだけ多くの課題が山積ということ。ワクチン接種は明日で希望する高齢者が終わる見込みだそうで、「こういう時は小さい町で良かったと思いました」と、また苦笑。
南北63kmの同町ですから、インフラ整備はじめ行政コストが多くかかります。そのうえデジタル化推進による経費も、初期投資は国の支援があるものの、その後の維持・更新費用は自治体負担になります。「通常の公共事業なら町内の事業者にお金もまわりますが、こればかりは町外に出ていってしまう」との言葉にハッとしました。行政で一定の効率化は必要でも、実態に見合った進め方が必要です。
明るい話題もあります。ソバ生産の支援があることで後継者が生まれていること、地域おこし協力隊員が定住してくれたこと、町立高校へ「地域留学」として4人が来てくれたこと、などなど。このような努力も街頭宣伝で紹介し、地方自治体の自主性を尊重と財源確保こそ国が後押しをと訴えました。現場をまわれば、打開の道は見えてきます。
士別市では「つどい」に新聞記者さんも見えられ、私自身もさらに総選挙近しの勢いで訴えました。「若い人との接点づくりをどうしたらいいか」「野党連合政権は本当にできるのか」「新婦人として学校トイレに生理用品を置くよう要請したが、市教委は『養護教諭から受け取れます』。やっぱり実態を突きつけないとダメだと感じた」「イギリスが鉄道を再国有化するなか、日本ではどうしたらいいか」などの話も尽きません。嬉しいことに、以前から党を応援していた70代の方が入党を決意してくださいました。その後の街頭宣伝にも駆けつけてくださり、本当にありがたい。最後の街頭宣伝では急に激しい雨に襲われましたが、終わった後に立憲・北口雄幸道議があいさつにも見えられ、「がんばりましょう」とエール交換。「市民と野党の共闘」を誠実に、本格的に進めていけば、必ず政治は変えられます。
明日は名寄市からですが、1日では訴えきれないほど上川管内も広い。地方議員さんや支部のみなさんが本当に頼りです。心ひとつに明日もがんばりたい。
【今日の句】どの町も 住めば都だ 故郷だ
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