自民党の「表紙」は変われど、改憲はじめ安倍・菅政権の枠内での政治となるでしょう。市民と野党で力をあわせて政権交代を、との思いがいっそう強まります。それにしても報道は自民党総裁選一色で、菅首相への花束贈呈や候補せいぞろいのセレモニーまで報じる必要があるのかと疑問を感じました。
この後の臨時国会で本会議の代表質問とともに、予算委員会での一問一答を。岸田氏は「私の特技は聞くこと」と言い、民主主義の危機とまで言っている以上は、予算委員会の開会に応じてしかるべき。コロナ対策は依然として待ったなしの課題だし、安倍・菅政権をどう評価しているのか、数々の疑惑に国民への説明責任を果たすのかどうかもあいまいにできません。
私が現職だった時に、岸田外相(当時)とはロシア領土問題で質問したことがあります。当時は安倍首相が「2島返還」へ舵を切った時でしたので、その範囲での答弁となりましたが、今回はどのような方針でいるのか。衆議院議員の任期が迫っているもとでも、国民の審判を仰ぐうえで国会でじゅうぶんな議論が必要ではないでしょうか。
いよいよ総選挙まで1ヵ月を切ったという頃合いです。誰が新総裁・新総理になろうとも、自民・公明政治は行きづまっている。積み上げてきた野党共通政策の実現を、そして日本共産党の躍進を!
【今日の句】安倍・菅と 透けて見えてる 表紙かな
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