2022年5月1日日曜日

第93回メーデー万歳

 リアルに集まるのは3年ぶりとなる道労連のメーデー集会。紙智子参議院議員と参加しました。ひどく寒かったものの、集まれば広がる元気と熱気。集会では紙議員が党を代表して連帯あいさつ、宮川潤道議と札幌市議団も紹介されました。

 道警の「ヤジ排除」裁判に勝利した原告の札幌地域労組・桃井希生さんから、ナショナルセンターの違いを超えて「表現の自由を守りましょう」との連帯あいさつには大きな拍手が起きました。

 産別・地域・団体など、どのスピーチも切実で本当に熱い。クラスターが起きた介護職場では、自治体や保健所の支援も追いつかないため、陽性でも症状の軽い職員が陽性の利用者を介護する「陽陽介護」だったという実態は衝撃でした。「介護職場の人員不足の解消を」という訴えが説得力をもって響きました。まさに政治の責任です。

 最後は「団結がんばろう」の代わりに、声を出さずにサムズアップ。全体は道労連のホームページからYouTubeで見られます。「来年こそ大きな集会をしたいね」と話が出るのも、集まって元気が出たからこそ。リアルでもオンラインでも、やっぱり「団結こそ力」。メーデー万歳!

 毎週日曜日の、ロシアによるウクライナ侵略への抗議行動にも続けて参加しました。ロシアで育ったという方の「国外にいる私たちで反対の声をあげていきたい」というスピーチに、連帯の拍手が響きました。ロシアでも、複雑な思いや叫びたい思いを持っている方は必ずいるはず。各国・各地で広がる世論が届いてほしい。

 これまで何度か参加してきましたが、今日は私も初めてスピーチ。国境を超えて避難する子どもたちを見て、戦争は愛情ややさしさを断ち切るものと胸を痛めたことを述べました。命が奪われることもつらいけど、戦争で日常が壊されても生きていかねばならない現実も、本当につらい。早く侵略を終らせたいと強く願っています。

 なお、この行動は5月15日までとして、その後は各地で1人ひとりが声をあげていきましょうと呼びかけられました。このような場があったことで、多くの方が思いを1つにし、札幌でも平和を願う声の大きさが伝えられたと思います。毎週の行動を準備・実施し、また開催の安全を守ってこられたみなさんに感謝の思いです。

 中央区後援会の「花見散歩」にも足を運びました。例年なら円山公園でお弁当など持ち寄っての花見なのですが、2年前からとりやめて今年は「散歩」ということに。中島公園には実に多くの樹木があることを知りました。サクラ類だけでもエゾヤマザクラ・ソメイヨシノ・シダレザクラ、他にもハルニレ・ライラック・ネムノキ・プラタナス‥‥など全43樹種。まだ満開とはいきませんでしたが、また来てみたいものです。

 公園のなかにある児童会館も、実は公立として全国初なんだそうです。アメリカ進駐軍から払い下げられた兵舎を利用したのが、始まりなんだとか。札幌で最初の花火大会や北海道のラジオ放送が始まったのも中島公園で、けっこう知らなかった地域の歴史を学べて楽しい1日でもありました。小形香織市議とともに、みんなで記念撮影。

 【今日の句】がんばろう 元気も勇気も この場から

0 件のコメント:

コメントを投稿