2022年5月6日金曜日

くらしと地域に根づいて

 全道各地で気温が上がったようですが、苫小牧市は春の陽射しというくらい。語るつどいや街頭宣伝に駆けまわると、なんと「息子がお世話になりました」という方が! 中学校教諭として勤めていた苫小牧市で、嬉しくも恥ずかしくもなる出会いがありました。

 経験も少ないなかで、うまくいかなかったことばかりが思い出される教員時代。年をとっても満足できる実践はなかなかないよと励まされたりしましたが、理想と実践のギャップに悩む毎日だったように思います。今の若い先生たちは、当時の私よりも難しい教育環境かもしれないですね。

 苫小牧市は、候補交代となった松橋ちはるさんの地元でもあります。道議候補・小選挙区候補を務めて、今度は全道をかけまわって政治を変える先頭に立ってきただけに、残念な思いを持たれている地元の方もいます。しっかり松橋さんの思いを継いでがんばりたい。

 つどいの場では「共産党は自衛隊をなくすと言ってなかったか」「将来も侵略される恐れはないのか」「私のまわりの男性では、軍事力を高めなければという人が多い」など、平和と安全保障についての質問が次々。国民の命を守ることと憲法を守ることを両立させる、アジアに平和の環境をつくる-ーくりかえし党の政策を今日は紹介しました。

 物価高騰や年金削減の厳しさを訴える声も。「灯油の値上がりを耐えたら、今度は野菜や食料品の値上がり。生活が厳しい」「先月の年金は13円減らされていた。少しずつ生活費が削られていく」など、特に女性から多く出されました。生活困窮者支援とともに、全世帯に恩恵が行き渡る消費税減税などを急ぐべき。くらしの声を国会に反省させねば。

 市内をまわる合間に、平和憲法を生かす苫小牧連絡会のスタンディング行動にも参加しました。今日の場所では47回目、別の場所と合わせると100回を超えるそうです。交通量の多い交差点で、ちょうど小学生の下校時間とも重なり、注目を集めました。こういう大人の姿を、きっと子どもたちも覚えているに違いないはずです。

 今日は党苫小牧市議団(小野寺幸恵・富岡隆・原啓司)が、交代で市内をまわってくださいました。苫小牧市で人員不足による介護事業所の閉鎖が相次いでいる実態なども聞き、社会保障を最優先にした国へ急いで切り替えなければと痛感もしました。地域に根づいた政策を訴えられるのも日本共産党ならでは。明日もがんばります。

 【今日の句】あの頃の未熟さ 今なら言えるけど

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