
元島民代表の発言は、択捉島に住んでいた向田典子さん。8月28日に旧ソ連兵が上陸して自宅に入り込み「没収」の名で収奪され、その後に樺太へ追い出されていった屈辱を語られました。その間に多くの島民が亡くなり、故郷へ戻れない悔しさの言葉が、今のウクライナ侵略と重なって聞こえます。力にモノを言わせる覇権主義を、早く終わらせなければと痛感します。

しかし、この学生さんは「私だって尖閣諸島や竹島のことは、北方領土ほど熱を込めて話せません。めざすゴールを明確にすることや、知識量を増やせるような発信をいっしょに進めましょう」と呼びかけました。まずは北海道で誰もが領土問題を語れるようになってこそ、返還の世論も大きくなるはず。元島民の平均年齢も86.7歳(今年4月)です。北海道の政治家の1人として、私も力を尽くさねば。
札幌を基点に活動していると「根室に行く」という表現を使います。学生さんが言うように札幌では千島問題が自分事でなく、根室や道東地方の問題ともとらえられがちです。しかしウクライナ侵略でも明らかなように、領土を奪う・奪われるというのは国あげての大問題のはず。国境画定=平和条約に至っていないもとでも、漁業や墓参をはじめ数々の努力があったことを、どれだけの道民が知っていることでしょう。
しっかり北海道の政治課題として位置づけ伝えているかと、あらためて自問した大会でもありました。
【今日の句】不当だと 国際世論に 高めねば
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