依頼された原稿を急いで仕上げながら、今日は党の「即時原発ゼロ」提言を北海道仏教会連盟へ届けに伺いました。
全日本仏教会は昨年12月、宣言文「原子力発電によらない生き方を求めて」を発表しました。
一人ひとりの「いのち」が守られる社会へ--との願いを込めた宣言文です。
北海道の連盟事務局となっている、札幌市の浄土真宗本願寺派(西本願寺)札幌別院を訪れました。
被災地支援のチラシや募金の呼びかけが玄関にあり、その1枚には石巻市・門脇の称法寺の写真がありました。
私が子どものころに住んでいた山下町からも、自転車で行ける距離が門脇。
お聞きすると、津波を免れた2階に住職さんがいらっしゃるそうです。
拠り所として、地域のお寺があるんですよね。
その拠り所を守っている住職さんに、胸を打たれました。
福島県では、原発事故によりお寺にも戻れない状況だそうですが、住職さんや多くの宗教家のみなさんも、永く住んできた方々も、本当に悔しい思いではないのかと思います。
今日お話を伺って、あらためて東日本大震災で、多くの方の価値観は変わったのだと思いました。
宣言文にあるように「いのち」を大切にする意味を、深く考えるようになったと思います。
原発について、もちろん様々な意見があるでしょうが、目を背けることだけは決してないようにしませんか。
それが新しい日本につながる、最低限の第一歩だと強く思うのです。
【今日の句】 首相から まったく覇気が 見えてこない
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