自民・公明の安倍政権が発足しました。大臣を見ると、構造改革・新自由主義路線や右傾化が心配される顔ぶれのように思います。
先日の自民・公明の連立政権合意を見ても、その進路が見えてきます。
経済では、財政諮問会議が「司令塔」として復活されるようです。
小泉・構造改革の復活となれば、社会保障の切り捨ても再現されてしまいます。
「物価目標」2%とした金融緩和でも、物価高だけが先行し、賃金が上がらなければ意味を成しません。
原発「ゼロ」の表現は取らず、TPPでも参加へ前のめりです。
重大なのは、憲法論議の「促進」が政権合意となったこと。
安倍氏が最初の首相就任時、憲法改悪へ反対する世論が高まって、その世論が退陣への一つの大きな力となったことを、忘れたのか挑戦しているのか。
憲法を変える大義を、どれだけの自民・公明候補が有権者に訴えたのでしょうか。
そもそも自民党は、有権者全体から見たら比例代表で約16%の支持しかありません。
国民の声に反する政治は、必ず矛盾に突き当たるでしょう。
その時に、維新の会・みんなの党のような、さらに右寄り勢力が伸びるのか、それとも革新・民主の勢力が伸びるのか。
私も党内の仕事として宣伝物作成など、いろんな準備に取り掛かっています。
もちろん、そんな矛盾待ちにならずに、国民世論と国会論戦で悪政をストップしないと!
【今日の句】 吹雪く朝 政治の視界も 開きたい
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